在職中の転職活動が上司や同僚にバレた時のリスク
在職中に転職活動がバレるとどんなリスクが?
在職中に転職活動をしていたのが上司や同僚にバレると、どういった弊害があるのか。まずは、バレるリスクから知っておかなければ、正しい転職活動の進め方はできません。
バレると発生するリスクについて、いくつかのエピソードとあわせて紹介しますので、しっかりと見ておきましょう。
在職中の転職活動がバレると発生するリスク①:嫌味を言われる
嫌味を言われた
前職に退職の旨を伝えた後、会議で、
「この企画はもう少し本質的な方向に直すべきだと思います」
というような意見を伝えたところ、
「自分はいなくなるからって面倒な意見いうのやめてよ」
と当時の上司に言われた。別に自分がいなくならない場合でも同じ意見を言うつもりだったけど、それを言われたときに退職を決意してよかったと思った。
在職中の転職活動がバレると発生するリスク②:ことあるごとに上司が詰めてくる
延々詰められた
会社を辞めることを決めたときに、自分の中では、
「最後まで手を抜かずにやり通す」
と心に誓った。自分が辞めるからといっていい加減な仕事をしていた先輩を見て、自分はそうなりたくないと思ってたので。
だから、辞めることを決める前以上に熱意もって仕事と向き合っていたら、これまでなら興味をもたなかった細かいことまで、上司が逐一フィードバックしてくるようになった。最初は、
「自分がいなくなったら上司が担当しないといけないから積極的になっているんだな」
と思ってた。ところが、そのフィードバックに対して返信を続けてても、フィードバックが延々続いてきた。しかも本質的な部分ではなく、ちょっとした表現方法や仕事の仕方について。辞めることで迷惑をかけるので、自分が悪いと思って黙っていたけど、内心では決意とは逆に、とにかく早く辞めたいと思うようになった。
在職中の転職活動を邪魔される場合もある?
転職活動を在職中から始める際に、上司や同僚にバレた場合で最も注意が必要な点として、活動の妨害があります。
転職活動をしていると会社にバレてしまうと、わざと面接時に必要な休みが取れなくするなど、転職活動に大きな支障をきたすケースがあるのです。
転職活動がバレたときの妨害エピソード
本当にあった転職妨害エピソード
私の職場に、転職活動が上司にバレた人がいるのですが、重要な仕事から外され、挙句は休暇が許可されずに、転職活動は失敗に終わったみたいです。でも、一度バレてしまった以上、職場に居ても元の仕事には戻れなくなって、私達同僚も腫れ物に触れるように対応してます。
上司に転職活動がバレると、このような最悪なケースも起こりえるので、十分に注意が必要です。
転職活動をバレないようにするための最適な対処法とは?
在職中に転職活動を行う場合は、バレない工夫をするしかありません。バレてからでは、上司の性格によっては、いくら言い訳をしても手の打ちようがないからです。
転職活動をしていることをバレないようにするためには、まず、面接の時間をどのように準備するかが問題です。できれば土曜日など、現職の休みの日に面接をできればいいのですが、平日しか面接が出来ない転職先もあります。そういった企業の場合は、有給休暇を利用して平日日中に行ったり、面接の開始時間を終業後の時間帯にしてもらって退社後に行ったりしましょう。有給休暇を取って転職活動をする際は、よほど信用している同僚でなければ、転職活動をしているとは言わずに伏せておくのが賢明です。
他にも、以下のようなことに気を付けましょう。
転職活動をバレないようにする方法
- 面接をできるだけ休日や終業後の時間帯にしてもらう
- 有給休暇を使って面接に行く場合はその理由を明かさない(違う理由を使う)
- 今の仕事の手を抜かない
- 突然明るくなったり前向きになったり、感情の変化を見せない
- 休みの日に何をした、新しい趣味を始めた、など、違う変化について話す
在職中の転職活動が上司や同僚にバレると思わぬ妨害を受けてしまうリスクあり!
在職中の転職活動が上司や同僚にバレた時のリスクについて、対処法をあわせてご紹介しました。
転職活動を在職中から始めたら、バレた場合の対処法はありません。バレると大きなリスクが発生します。バレないようにするしか対処法はないと思っておきましょう。
もし、今の会社に不満があって転職活動をするのであれば、在職中は上司から受けるリスクを考えて。同僚にもできれば言わずに粛々と進めましょう。もしバレてしまったら、居心地が悪い中、誠意をみせて最後まで職務を全うするしかありません。
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