大学生が絶対に読むべきおすすめ小説10選!
大学生が読むべき本・読むべき小説とは
今回は大学生が読むべき本・読むべき小説オススメ10選を紹介します。充実した学生生活をさらに豊かにするために、さまざまなジャンルの本や小説を読んでみましょう。本や小説は読んだ事のない本嫌いな人もいらっしゃると思いますが、あなたの人生に大きな影響を与えてくれる一冊と出会えるかもしれません。本や小説は自分の知らない世界や知識を教えてくれる、素晴らしいツールです。
面接の話題や将来について考えさせる題材の本
大学生が読むべき本・読むべき小説は、面接の話題や将来について考えさせる題材がオススメです。もしかしたら、生活の役に立たないかもしれません。しかし、ある小説がきっかけですべてが変わるかもしれません。恋愛小説でも推理小説でも、純文学でも構いません。想像力は無限大です。大学生のうちにどんどん読書しましょう。
大学生活をテーマにした小説
大学生のうちに読むべき本・読むべき小説は親近感があったほうがいいでしょう。大学が舞台、もしくは大学生が登場人物の小説なら、手に取りやすくオススメです。大学生が主人公の本は探してみると、爽やかな青春物語や、ちょっと不思議なファンタジーまで、たくさんの物語があります。初めに、読書して大学生活が楽しくなりそうで、共感できそうなオススメ本をピックアップ!
京都が舞台の恋愛小説 『夜は短し歩けよ乙女』:森見登美彦
大学を舞台にした小説では定番の作品です。黒髪の乙女に恋をした先輩の話しで、犯罪じゃないかと思うくらいのギリギリの話しです。むりやり偶然を起こして、接近しようと頑張っています。小説の舞台の京都と、作者の独特な文章があいまって、癖になる幻想的な世界観を感じるでしょう。
工科大学のサークルで巻き起こる事件とは? 『キケン』:有川浩
「図書館戦争」シリーズで知られる有川浩。この小説では工科大学のサークル「機械制御研究部」で巻き起こる事件や危険を楽しめます。理系男子学生の独特の世界観は、文系女子が読んでも共感できるかもしれません。タイトルの「キケン」はサークルの略称です。男ばかりの大学生活に憧れるかも。
大学生が犯罪に巻き込まれる 『砂漠』:伊坂幸太郎
「重力ピエロ」、「ゴールデンスランバー」など杜の都・仙台が舞台で作品を描く伊坂幸太郎。今作品も舞台は仙台。個性豊かでもキャラが被らない友人との何気ない学生生活から、いつのまにか犯罪に巻き込まれた非日常的なストーリーに。自分の大学生活をもっと楽しくしたいと思うに違いない1冊です。楽しい学生生活に憧れている人も、サクサク読み進められるんじゃないでしょうか。
「一生懸命生きる」を考えさせる小説
まだまだ続く、大学生におススメの小説!就活をしていくと、面接官に「あなたが影響を受けた本は何ですか?」とか「あなたが好きな本は何ですか?」なんて質問をされますが、そのとき、この本のどういうところが好きで、こんな影響を受けました、と答える助けとなれば幸いです。
商社マンが前人未到の偉業に挑む 『不毛地帯』:山崎豊子
「白い巨塔」、「大地の子」、「沈まぬ太陽」など社会的メッセージが強い作品を世に送り出した山崎豊子。「不毛地帯」は面白い小説としての役割だけでなく、戦争と商社についても学べます。小説を読んで勉強になる小説のため大学生にオススメです。実際に存在する商社がモデルなので、まさしく大学生のうちに読むべき本・読むべき小説でしょう。読書しましょう。
80分しか記憶が持たない数学博士を描いた 『博士が愛した数式』:小川洋子
第一回本屋大賞を受賞した小川洋子の「博士が愛した数式」。映画化された小説のため話を知っている人も多いのではないでしょうか。80分しか記憶が持たない元・数学博士とその博士の家に家政婦としてやってきた「私」との日常を描く。数学が好きな人も嫌いな人も関係なく、心が温まるストーリーです。少しやる気が出ない日や、雨の日なんかに読むのにオススメの1冊です。
高校生と猟奇殺人事件が一つに交わる 『GOTH』:乙一
大学生のうちに読むべき本・読むべき小説の中にはホラー作品も必要です。乙一の「GOTH」シリーズは人の裏の顔が上手に描かれています。読んでて怖い反面、せつなさや楽しさも感じる不思議な1冊です。刺激やスリリングさを求めている人にオススメの小説です。ただ、怖いものが大っ嫌い!という方は読書を控えた方がいいかも、面白いのは間違いありません。
谷崎文学の頂点 『春琴抄』:谷崎潤一郎
文豪、谷崎潤一郎の作品も大学生のうちに読むべき本・読むべき小説でしょう。そのなかでも『春琴抄』は谷崎潤一郎の名作です。綺麗な文章で結構な内容を書いています。愛と献身を描いた物語ですが、谷崎独特の世界観で後から気づく異常さもあって、読書後はボーっとしてしまうのではないでしょうか。
時代・場所を越えて色々な青春を描いた小説
大学生のうちに読むべき本・読むべき小説で欠かせないのが青春を描いた作品です。青春といっても時代や場所が違えば、すべてが異なります。恋愛だけが青春ではありません。読書を終えて、空を見上げると普段の空がより青く見えるかもしれません。では、大学生のうちに読むべき本・読むべき小説の青春作品3つをみていきましょう。
港町に響く不器用な8ビート『ティーンズ・エッジ・ロックンロール』:熊谷 達也
「邂逅の森」で山本周五郎賞と直木賞のダブル受賞を果たした宮城県在住の作家・熊谷達也。本作品は宮城県のある架空の港町・仙河海市が舞台の高校生の青春群像劇。主人公の高校生・匠はギター一筋。バンド解散を機に、高校の軽音部への入部を決める。そこには運命の人となる美少女が。
2011年3月のあの日を前に、ティーンエイジたちが追いかける希望の場所とは。すべてを流されても、あのころの記憶は残っている。そして今日も港町にギターのひずむ音が鳴り響く。
語りつくせない約束「永遠の0」:百田尚樹
テレビ番組の構成作家でもありながら、『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞した百田尚樹。物語は祖父の歴史を調べる現在に生きる孫の視点から、「海軍一の臆病者」と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながら描く。戦後70年を迎える日本にとって、過去から考えさせる日本の未来が見えてきます。これこそ大学生のうちに読むべき本・読むべき小説でしょう。
読書後すべてがインチキに見えた『ライ麦畑でつかまえて』:J・D・サリンジャー
「ナインストーリーズ」や「フラニーとゾーイ」などグラース家を描いたグラース・サーガでお馴染みのJ・D・サリンジャー。戦後間もないアメリカを舞台に、自身の落ちこぼれ意識や疎外感にさいなまれる主人公の3日間を描く。文章中にしきりに出てくる「インチキ」という言葉は、主人公が放つのではなく、読書している本人が放っている言葉を錯覚しそうになる作品です。
時間を作って大学生のうちに読むべき本・読むべき小説を読書するのがオススメ
世の中に面白い小説は多々ありますが、今回は大学生が読むべき本・読むべき小説おすすめ10選紹介しました。どれも読書しがいがあります。大学生は自由に本を読む時間があると思います。本や小説は大学のうちに読書すべきです。大学生が本や小説を読むべきだというのは時間の問題だけではありません。
大学生だからこそ共感できる小説や、大学生のうちに読むべき本というのが、この世にはたくさんあります。大学生が本や小説を読むべきなのは、今しか味わえない感情や共感があるからです。本は感情や知識をたくさん与えてくれ、本で人生が変わったという人もいるくらいです。人生を変える後々の就活で、人生に影響を与えた本についての質問をされたときなども、堂々と答えることができるはず。大学生のうちに、たくさんの本を読んで人生を豊かにしてくださいね。
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