離婚が及ぼすローンを組む際の影響
離婚歴は小さなローンなら関係ない
離婚歴は、基本的には小さなローンであれば、あまり関係ないと言えます。たとえばショッピングローンなどの10万円程度の簡単なローンであれば、離婚した経験があろうがなかろうが、払えるという人も多いですし、負担は大して問題にもならないでしょう。そのため、離婚歴は関係なくなります。
むしろ独身の方が有利になるケースもある
むしろそういう小さな金額のローンであれば、離婚歴があっても独身の方の方が有利になる場合もあります。離婚している状態は独身であるわけですから、家族がいる人に比べてはるかに自由に使える金額が多いことになります。家族がいると、どうしてもそこにお金がかかります。したがって、少額のローンなら、離婚歴はあまり問題ないでしょう。
大きなローンの場合は離婚歴が影響する
ただし、それはあくまでも小さなローンの話です。これが住宅ローンなどの大きなローンの話になってきたら話は別です。住宅ローン等の大きなローンにおいては、残念ながら離婚した経験がある方は、マイナスに作用してしまいます。審査は厳しくなると思って間違いないでしょう。しかしなぜ、離婚が大きなローンで問題となるのでしょうか?
離婚がローンに影響する理由は2つ
離婚がローンに影響する理由は2つです。1つは、家族がいないので最悪払えなくなった場合に逃げてしまうのではないかと思われる点です。その点でまずポイントが下がります。
そしてもう1つ。離婚している人は、また離婚するかもしれません。そうなると、すぐに住居を手放す可能性も完全に否定はできませんよね。そんな状態だと、ローンを組めないという金融機関もあるのです。
男性の方が離婚の影響は大きい
そんな、大きめのローンでは影響してしまうという離婚の経験ですが、男性の方が大きく受けると言えます。男性は、基本的に離婚をしたら養育費などを払うものと考えられています。ですから、どうしてもその分経済状態に難があると思われてしまうのです。それは間違いなく、ローンなどの際には大きな影響になるものです。
女性の場合はあまり問題にならない
女性の場合は離婚歴があってもあまり問題にならないケースも多いです。それくらいに、男性と女性で離婚歴のローンへの影響には差があると言えるでしょう。女性の場合はあまりローンのことは考えずに離婚できます。しかし、男性の場合はこういうローンなどへの影響も考慮しながら離婚を考えていかないといけません。残念ながら、これが現実なのです。
離婚していても少額なら問題ないが男性で大きなローンを組むのは難しい
離婚歴は大きなローンには影響がある、というのがここでのまとめです。特に、男性には非がなくても影響してしまうので、弱い立場だと言えるでしょう。しかし、それが今の社会なので、理解して行動せざるを得ません。離婚のメリットと、こうしたデメリットを良く照らし合わせて考える必要があると言えるでしょう。
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