差し入れを頂いた際に送るお礼状の書き方と例文
差し入れのお礼状を書く際にはシチュエーションに合わせる
差し入れのお礼状を書くときは、自分や家族、職場に対して何かの差し入れをもらった場合です。入学祝い、就職祝い、開店祝い、病気のお見舞いなどなど、様々なシチュエーションが考えられます。そのような差し入れに対しお礼状を書くのです。それぞれにふさわしい書き方があります。以下にそれぞれのシチュエーションにふさわしい例文をあげますので、参考になさって下さい。
差し入れのお礼状に出す例文のパターンは決まっている
差し入れのお礼状に出す例文には、ある程度パターンがありますので、例文の書き方の参考にして下さい。まずは「前文」です。時効の挨拶などを書きます。次に「相手へのお礼」です。これは当然ですね。そして「自分が受けた利益」です。差し入れが役立っていることを明記します。最後に「末文」です。締めの言葉にも例文があります。
差し入れのお礼状の書き出しは大切
まずは、差し入れのお礼状の書き出しについて見ていきましょう。一般的に使われる例文として「拝啓 時下益々ご健勝の事とお慶び申し上げます」などがあります。また、季節によって時候の挨拶を書いても良いです。この部分は、特に差し入れの種類に関わらず定型化された書き出しをすれば良いでしょう。そして、この次に相手へのお礼を書いていきます。
状況に合わせたお礼の例文
相手へのお礼の例文をシチュエーション別に見ていきましょう。
ビジネスであれば「拝啓 先日はご多忙中に関わらずありがとうございました」などとお礼状を書きましょう。
病気へのお見舞いの差し入れであれば「拝啓 先日はお見舞いにお越しいただきありがとうございました」などのお礼状が良いでしょうね。
プライベートな差し入れでも「先日はおいしい○○をいただきましてありがとうございました」などていねいにお礼状を書きましょう。
お礼状では自分がどれだけ利益を書くことが重要
続いて、差し入れによって自分が受けた利益の例文について見ていきましょう。ビジネスのお礼状では特に、自分の業務にその差し入れがどれだけ役に立ったかなどを具体的に書くことで今後の取引に有利になるでしょう。お見舞いの差し入れであれば、「(差し入れで)勇気づけられました」や「おかげさまで退院できました」などと書きましょう。プライベートな差し入れは書き方が難しいかもしれませんが、「心遣いが嬉しかったです」など感謝の意をお礼状に書けば良いでしょう。
「敬具」などのお礼状の締めの言葉はとても大切
画竜点睛を欠く、といわれるように、お礼状の最後の言葉がしまらないものになってはいけません。ですので、末文まで大事に書きましょう。差し入れをもらってとりあえずお礼を言いたいという例文は「取り急ぎ、まずはお礼を申し上げます」などです。ビジネスであれば「略儀ながら書中にてお礼申し上げます」の方が丁寧で良いでしょう。お礼状の最後は「敬具」でしめるのがマナーです。
差し入れのお礼状はシチュエーションに合わせた例文を参考に敬具などを使いマナーを守って書く
差し入れのお礼状を書くには、例文にあるように形式を大事にすることはマナー上大事ですが、それよりもお礼状を書くあなたの気持ちの方が大事です。ですので、形式もきにしながら心のこもったお礼状を書くようこころがけてみてください。そのための参考に、本文で述べた例文を参考にしながら、差し入れをもらってうれしかった気持ちを素直に書かれると良いでしょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません