新入社員の中で仕事量が同じなのに残業が多い人の特徴
新人・新入社員の中で残業が多い人の特徴①仕事の要領が悪い
新人・新入社員に限ったことではありませんが、残業の多い人の要因として仕事の要領が悪いといった傾向があるようです。
全く考える必要のない単純作業に時間を費やしたり、一つの仕事をしているとそれに掛かりっきりになって、無駄な待ち時間が発生したりと、仕事量はそんなに多いわけではないのに効率が悪いため残業が多くなるのでしょう。
新人なら初めのうちは仕方がありませんが、慣れてきたら決められた仕事量を効率よくこなす工夫をしていくのも、デキるビジネスマンとして大切なビジネススキルですよ。
長時間考え込んでしまうと残業時間が多くなる
与えられた仕事量に対して、新人だからこそ自分で考えて実行しようとするのは大切な心がけです。しかし、分からないものを長時間考え込むのは意味がありません。新人のうちはわからないことがあって当然です。自分なりに考えて答えが導き出せなかったら、先輩の力を借りましょう。そうやってデキる社員の知恵を借りながら要領よく仕事を進めていくのも立派なスキルです。
新人のときの仕事量は、ブラック企業でなければ定時で終わるよう設定されていますから、慢性的に残業が多い状況になる前に、要領よく業務を進めるスキルを身につけましょう。
決断力の欠如も残業が多い要因となる
要領が悪く残業が多い新人に見られる特徴として、決断力の欠如も挙げられます。進め方が2つある場合、どちらの方法を使うか迷う、新人だと不明な点があっても誰に聞けばいいのか分からないなど、決断力に欠け、瞬発力がありません。
そして、いろいろ考えているうちに目的を見失ってしまうなどという状況に陥ってしまうのです。デキる要領を得るためには、そのときの状況に応じた行動を取れるような決断力が必要でしょう。
新人・新入社員の中で残業が多い人の特徴②周りの目を気にする
入社直後の新入社員は、先輩や上司が定時になっても残っていると、新人という下っ端の立場上、周りの目が気になって帰るに帰れず、残業が多い…という傾向があるようです。
しかし、業務が終わっているのに残業しても無意味ですし、残業が多いと逆に印象を悪くしてしまう可能性もありますよ。
業務を終えたのであれば新入社員でも定時に帰宅すべき
その日やるべき仕事量をきちんと終えたのであれば、新入社員だからと誰に遠慮する必要もありません。むしろ上司も、定時で帰れる仕事量として計算し、依頼しているはずなので、新人のうちは定時で帰るべきです。
もし、終わっていない場合でも、定時になったら一度上司に報告し、残業してでも対応すべきかどうか確認した方が良いでしょう。
先に帰るのが気になるなら残業の必要性を確認しよう
上司や先輩より先に帰るのに抵抗があるなら、直接声をかけて残業が必要かどうか確認してみましょう。定時になった段階で、自分がこなした仕事量を報告し、さらに残業が必要かを口頭で尋ねます。
「今日はもう帰っていいよ。お疲れ様。」と言われれば、新人だって帰宅しやすいですよね。ただ、この場合、残業を要求される可能性もあるので、覚悟して聞く必要があるでしょう。
新人・新入社員の中で残業が多い人の特徴③断りきれない性格
新入社員の場合、上司や先輩から頼まれた業務を断るのはなかなか勇気がいります。嫌とは言えず、泣く泣く引き受けてしまい残業が多い新人も多いようです。
また、断れない新人に限って、真面目で一生懸命な方が多いため、残業してでも頑張ってしまうといった行動に至るのでしょう。
仕事を頼まれた時点で相談してみよう
業務の指示を受けた時点で、自分の今の状況と照らし合わせて、残業になる可能性もある旨を伝えましょう。皆があなたの仕事量を把握しているわけではありません。「残業させてまでさせる必要はない」となる可能性もあるでしょう。
また、頼まれた業務もどれほど重要なものか分かりませんから「手が空いた時にやってくれればいい」程度なら残業してまでやる必要はないのです。
威圧感があって断れないなら他の先輩に相談する
もし、残業を頼んできた相手が、威圧感があって恐く、断ろうものなら苛められる、なんて場合は、我慢して一人で抱え込まずに他のデキる先輩や上司に相談するようにしましょう。
そういった人の場合、社内でも既に要注意人物として名前が上がっている可能性があるので、何かしら対策をしてくれるはずです。
これは新人であるほど相談しやすいと思います。ずるずると指示を受け続けてしまうと、常に残業が多い状態になり、抜け出しにくくなってしまいますよ。
残業が多い新入社員(新人)は仕事量に関わらず、要領が悪い・定時帰りが気まずいなどの特徴がある
以上、残業が多い新人・新入社員に見られがちな特徴でしたが、いかがでしたでしょうか。
初めから効率よく仕事をこなせる新人なんていません。周りを観察して盗めるスキルは盗んでいく技術も必要です。仕事を要領よく片付け、仕事量はそう多くないはずですが、自分ができない仕事に関しては先輩や上司に相談し、なるべく無駄な残業が多くならないよう心がけましょう。そうすれば、いずれ仕事量が増えても、残業が多い状況はなくなりデキるビジネスマンに近づけますよ。
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