革靴の底や内側に滑り止めをつけた方が良い場合とその方法
革靴の底に滑り止めがついているか確認しよう
革靴の底は、ラバーソールというゴム素材の底と、革で出来た革底があります。ラバーソールならば、最初から滑り止めが彫り込んである場合があるので雨の日もある程度安心です。しかし革底の革靴は滑り止めが無いので、修理屋さんに持ち込んで滑り止めを付ける依頼をしなくてはいけない場合があります。ところが、革底の靴を買ってすぐに修理屋さんには持ち込むのは良くないとされています。
革底の革靴は底を削って歩きやすくしてから滑り止めをつけよう
革底の革靴に滑り止めを付ける場合、革を削ってからゴムの滑り止めを付けます。が、これではせっかくの革底が台無しです。革底の革靴でも数日間アスファルトの上を歩けば荒れてきて歩きやすくなります。革底を楽しみたい人の場合、革底の靴は数日間アスファルトの上を歩き、わざと底を少し削ります。その後修理屋さんに持ち込んで滑り止めを付けてもらう、という人が多いようです。
すぐに革底に滑り止めを付けると見た目は少し悪いが長持ちする
革底の革靴を買ったけれど、危ないので滑り止めを早く付けたい、という方の場合はどうしたら良いでしょうか。滑り止めとソールの長持ちのため、あえて革底の革靴にラバーソールを張り付ける、という人もいます。革底は手入れをしなくてはいけない事と、靴を長持ちさせるという目的で修理屋さんに持ち込んでゴムの滑り止めを張り付けてもらうのです。見た目は多少悪くなるかもしれませんが、滑って転んでしまうよりも良いという考え方もあります。
応急処置的に靴底の補修材を使えば滑り止めの代わりになる
革靴の底が革底で滑り止めがついていないのに、雨で滑り易くなり、不安になった時はどのような対策があるでしょうか。有効な方法として、靴底の補修材を滑り止め代わりに使うという技があります。靴底の補修材を、靴の裏面にちょこちょこと付けると、滑り止め替わりになります。しばらく歩いていれば補修材もはがれてきますので、応急処置的に使える裏技です。
革靴の内側にも滑り止めを使うと快適に
さて、革靴の内側も滑りやすい、という場合の対策です。靴の大きさが自分の足にぴったりフィットしていないと、靴の中で足が滑り、たいへん危険です。内側からも靴の中で自分の足が動かないように滑り止めを使った方が、快適に歩く事ができます。革靴の内側に使う滑り止め、どのようなタイプがあるのかを見ていきましょう。
内側の滑り止めにはつま先に貼るものから踵まで多数ある
革靴の内側に使える滑り止めは、安いものならば100円ショップでも求める事ができます。つま先に敷くタイプのものや、踵に貼りつけて踵がずれないようにするタイプのものがあります。また色や材質も数多くの滑り止めが販売されています。歩き方や革靴と自分の足との相性もありますので、いくつかのタイプの滑り止めを買ってどれが良いか試してみると良いでしょう。
革靴の底や内側に滑り止めを付けて快適に履こう
せっかくの革底の革靴に滑り止めを付けたくない、という人は晴れた日にアスファルトの上を歩き回ってわざと靴底を荒らすという手段を取ると良いでしょう。しかし滑るリスクを極力減らして、革靴も革底も長持ちさせたい、と考えるのであれば修理屋さんで滑り止めを張り付けてもらいましょう。靴の内側に滑り止めを利用する事も、快適に靴を履いて歩くためには有効です。みなさんも、ぜひこの記事を参考に、革靴の底や内側の滑り止めの種類を把握して、快適に革靴を履きましょう。
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