【よいお年を】の敬語表現や使うときのマナーは?
年末の挨拶によく使われる「よいお年を」。敬語表現にするときはどうしたらいいのでしょうか。丁寧な表現や使うときのマナーなどについて、まとめて解説します。
「よいお年を」の敬語表現は?
「よいお年を」は、次回会うのは年明け以降である方と交わす年末の別れ際の挨拶です。ややくだけた表現に感じられるため、ビジネスシーンや目上の人に対して使ってもいいのかと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
取引先の方や上司に対しては、「よいお年を」を敬語表現にして挨拶するといいでしょう。ただその際は、「よいお年をお過ごしください」と言うのはNGです。
その理由は、「よいお年を」という挨拶は、「よいお年をお迎えください」という挨拶の省略形だからです。丁寧に年末の挨拶をしたいときは、「よいお年をお迎えください」、メールなど文面では「よいお年をお迎えくださいますことをお祈り申し上げます」などとするといいでしょう。
大晦日に「よいお年を」はダメ?
大晦日は新年を迎える準備が整っているはずの日であるため、「よいお年を」という挨拶は使ってはいけないという説もあります。
また、喪中の方に対して「よいお年を」を使ってはいけないわけではありませんが、とはいえ「よいお年を」とあいさつをしてもいいのかどうか迷う方もいらっしゃるでしょう。
「よいお年を」を使ってもいいかどうか迷った場合は、「今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします」などと挨拶をするのがベターです。
まとめ
「よいお年を」は、「よいお年をお迎えください」の略です。丁寧に表現したいとき、誤って「よいお年をお過ごしください」と言わないように注意しましょう。
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