転職回数が多いのに成功する人の特徴と自己PRの書き方
転職回数の多い人が面接時に気をつけるポイントとは
ネガティブ表現はNG!現職の批判は避けるべき
転職回数が多いだけでもネガティブに捕らわれがちです。したがって「前職の社長の方針についていけないと感じた」といったネガティブな発言はNGです。あくまでも自分のキャリア形成の上で転職が必要だったので転職回数が多くなってしまった、という点をしっかりと説明するようにしましょう。
退職理由や志望動機はポジティブな言葉に言い換えると◎
転職が多い人の特徴として、実は「向上心がある」というのも挙げられます。後ろ向きな用語はなるべく使わず「自分は将来○○を目指している、△△をしていきたい。そういった理由で転職を考えました。」と、ネガティブをポジティブに反転させて自己PRをしましょう。
転職回数が多いのに成功する人には3つの特徴がある
転職回数が多いと、次の就職活動に不利に働いてしまうと考えがちです。実際に、企業側としても20~40代の志望者について3回以上の転職歴のある人に対してはやや不安に思う傾向があるようです。
その反面、転職回数が多くても「年収をアップさせた!」なんて転職を成功している人がいるのも事実です。つまり、転職多い人=絶対不採用ではないのです。転職回数が多いのに成功する"転職成功者"に見られる特徴とは何でしょうか?
特徴①:強い意志を持つポジティブな人
転職回数の多い人に見られるひとつの特徴ですが、『好奇心の強さ』は見方によって強い武器になるでしょう。
「前向きに取り組んでいく」「洞察力を磨く」「強い意志を持つ」
この3つの面には、魅力を感じるようです。その魅力を面接時にアピールするのが重要でしょう。
特徴②:複数のキャリアに一貫性がある人
キャリアに一貫性がある人も転職に成功する人の特徴です。
趣味・嗜好によって選んできた仕事には、一貫性があるはずです。今までのキャリアに共通している点があるのではないでしょうか?
その「一貫性」を見つけ出しましょう!それを見つけられれば、志望企業の人事担当への信用も得られるでしょう。
後付けではありますが、「目的を持って転職を続けてきました」とアピールが可能となり、就職活動をする上で有効な武器となるでしょう。
特徴③:複数の職歴で確実にキャリアを積んできた人
確実にキャリアを積んできた人も、転職活動を成功させている人の特徴と言えるでしょう。
高い専門スキルと、ノウハウを活かして転職回数を重ねてきたのであれば、企業としても決してマイナスに受け取ることはしません。むしろ、スペシャリストとして欲しがる場合の方が圧倒的に多いです。
理由としては、幅広い知識と高い経験値というものは、そう簡単に身につけられないものなのです。職歴を重ねたら重ねた分だけ、スペシャリストとしての期待が大きくなるでしょう。
転職回数の多さを不利にしない!自己PRの例文
転職が多い人の自己PR・志望動機例文
私の強みはPDCAサイクルを速く回すことができることです。どんな職場・仕事においても最初に仮説を置き、やってみて改善していく、という検証を繰り返してきました。 これまで7年間で3社経験してきましたが、各社で与えられたテーマに対しPDCAを回してきたため、20を超えるプロジェクトを担当し、それぞれにおいて今後の継続か否かの判断をすることができてきました。
結果として新たなテーマを求め、経験者数は多く見えるかと思いますが、途中で投げ出したものがあるわけではなく、一つ一つの案件をやり切った結果だと考えています。
転職回数が多い人の自己PRでは確実にキャリアを積んで来た事をアピール
本ページでは、転職回数が多いのに成功する人の特徴と自己PRの書き方を、例文付きでご紹介しました。
自己PRや志望動機を書く時には、確実にキャリアを積んで来た事をアピールしてください。転職が多い人の特徴として「定着率が低いから……」と、自分の評価を自ら下げてしまいがちな部分があります。確かに、「転職多い人」というだけでマイナスとして見る企業もあるでしょう。しかし、諦めてしまわずに見方を反転させてみましょう。
今まで不利だと思っていた”経験の多さ”は、志望動機をポジティブなものにするだけで、貴重な”経験”に変えることができます。前職の不平不満などのネガティブな要素は面接で言わないようにし、前向きな気持ちで新たな会社への転職と臨みましょう。
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