【ビジネス用語集】日本語からカタカナ語までまとめて解説
ビジネス用語集【日本語編】
まずは、ビジネス用語集【日本語編】から。あくまで新人社員に向けてあるので、知っている用語もあるかもしれませんが、復習としてご覧ください。
ビジネス用語①「前株・後株」
社会人として常識とも言える「前株・後株」ですが、新入社員の中には、これを知らない人も案外います。お店で若いアルバイトに「領収書の宛名は前株で」と伝えたら、そのまま「前株」と書かれたというビジネスマンもいるぐらいです。
「まえかぶ・あとかぶ」と読み、株式会社という名称が頭につくか(前株)、語尾につくか(後株)を表しています。領収書に宛名を書いてもらうときに、よく使います。
ビジネス用語②「相見とっていて」
これは「あいみつ」と呼びます。確かに新入社員のときは、いきなり言われても理解できないかもしれません。仕事を発注する製品やサービスを購入する際に、複数の業者に見積書の提出を依頼することを意味します。
複数の業者の見積もりを比較して、もっとも条件の良い業者に依頼するために、行われます。また、業者への交渉のためのツールとしても使われます。
ビジネス用語③「ケツはどこ?」
「ケツ」というビジネス用語は、主に男性がよく使っているかもしれません。女性は正直あまり使いません。「ケツ」とは「締め切り」を意味します。「ケツはどこ?」の場合、「締切はいつ?」と翻訳しましょう。
ビジネス用語④「取り急ぎ」
これも、ビジネスシーンではしょうっちゅう飛び交っています。中には口ぐせのように使う人も。「取り急ぎ」とは、「ひとまず急いで」を指します。メールの文面でも「取り急ぎ、ご連絡まで(ひとまず、急いでご報告しました)」というように使われます。
ビジネス用語⑤「投げといて」
ビジネス用語として使われる「投げといて」は、本来の「投げる」の意味ではありません。まちがっても投げつけることがないように。よく使われるのは、「このFAX○○に投げといて」、「△△のメール○○に投げといて」など。要するに「送信しておいて」という意味です。
ビジネス用語集【カタカナ語編】
つづいては、日本語よりもさらにまちがえやすいカタカタ語。現代では、より多くのカタカナ語が使われるようになりました。誰も教えてはくれないのに、知っていて当たりまえのように使われます。この機会にしっかりと覚えてしまいましょう。
カタカナ語①アサイン
このカタカタ語聞いたことはありますか? 「アサイン」とは「割りあてる」任命する」を意味します。わりと近年よく聞かれるようになったビジネス用語です。
カタカナ語②アジェンダ
ミーティングのときなどに使われる「アジェンダ」は、「計画」「予定表」の意味。「本日のアジェンダは○○です」などと使ったりします。
カタカナ語③コミット
「結果にコミット」などと、テレビCMでも使われているこのビジネス用語は、「かかわること」「約束すること」という意味で使われます。「結果にコミットする」とは「結果を約束する」ということ。
カタカナ語④ユーザー
「ユーザー」とは、「利用者」「消費者」という意味。「ユーザーの動向を調査して…」などと使われたりします。
カタカナ語⑤フィックス
こちらもよく使われるビジネス用語ですが、「フィックス」とは「決定」です。「あの案件フィックスした?」は、「あの案件決定した?」ということ。日本語のほうが言いやすいですけどね。
カタカナ語⑥リスケ
このビジネス用語は、カタカナにされただけでなく省略されています。リ・スケジュールの略で「リスケ」。意味は「予定を組み直すこと」です。決まっていた予定を組み直す必要があるときに、よく使われます。
カタカナ語⑦ペンディング
ちょっと長いこのビジネス用語は、「保留」「中止」を指します。「この案件はペンディングで」と言われたら、いったん保留だと理解してください。カタカタ語で言うとカッコいいですが、やっぱり日本語のほうが言いやすいのは否めません。
カタカナ語⑧タイト
「タイト」は、「厳しい」「時間がない」の意味。主に、スケジュールが厳しいときに使われます。比較的使いやすいカタカナ語かもしれません。
ビジネス用語は知らないと恥!頭に入れておこう
ビジネス用語は、世間では「社会人は知っていて当たりまえ」という感覚で使われます。恥をかかないためにも、こういったビジネス用語は、しっかりと頭に入れておくことをオススメします。一度覚えたら、日常的に使って慣れておくといいでしょう。
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