異動する人に贈る”寄せ書き”に書くべき内容と例文

2016年12月9日2020年3月31日寄せ書き, 異動

寄せ書きは異動する方への贈り物にピッタリ！

異動する人に寄せ書きを贈るのは、珍しいことではありません。金銭的な負担も無く、異動する人も気負わずに受け取れますから、贈り物としてもピッタリですよ。

ただし、寄せ書きというのは何を書いてよいか迷ってしまうものでもあります。文面も書き方も思い浮かばず、頭を悩ませた経験はありませんか？

書き方に悩んだら例文を参考にしよう！手紙とは違うので短い文章でOK

寄せ書きに何を書いてよいのか悩んでしまう時は、例文を参考にするとよいでしょう。寄せ書きは手紙の書き方とは異なり、構成をしっかり決めなくても書けるという点がポイントです。

例文を下敷きにした書き方にすれば、誰でも簡単に文章が考えられますのでこれから紹介する例文を見て考えてみてください！

異動する方への寄せ書きの例文：感謝の言葉の場合

どんな相手にも使える例文を知っておけば、親しくない人に贈る異動の寄せ書きでも頭を悩ませることはなくなります。まずは感謝の言葉の定番な例文をご紹介します。

「◯○さん長い間お世話になりました」

「◯◯さんのおかげでいつも明るく楽しく働くことができました」

「いい思い出をたくさんありがとう」

といった感謝の言葉であれば、異動の寄せ書きの書き方として何ら不自然はありません。

異動する方への寄せ書きの例文：固めの言葉の場合

それほど親しくない相手であれば、ちょっと固めの言葉を使った文章がいいでしょう。固めの言葉の例文を紹介します。

「短い間でしたが、大変お世話になりました」

「もっと一緒に仕事をしたかったのにとても残念です」

「○○さんがいなくなると寂しくなってしまいますが、異動先でも頑張ってください」

当たり障りのない感謝の言葉を少し固めに書くと、社会人が書く寄せ書きとして恥ずかしくない内容でまとまるでしょう。

異動する方への寄せ書きの例文：エピソードを交える場合

異動するのが自分と親しくしてくれていた人だった場合、思い出やエピソードを盛り込んだ内容にすると印象に残る寄せ書きになります。

例文としては

「○○さんと一緒にプロジェクトを遂行できたのは一生の財産になる経験です。本当にお世話になりました。もう一緒に仕事ができないのが残念でなりません。いつかまた大きな仕事をやりましょう」

「悩んでいた時に○○さんがかけてくれた言葉は今も自分の胸に残っています。異動後もその言葉を忘れず頑張ります」

といったように異動する相手との思い出やエピソードを盛り込みつつ、感謝の言葉を盛り込むと短い文章でもきっちりとまとまります。

異動する方への寄せ書きの例文：お世話になった先輩や上司の場合

異動するのが先輩や上司だった場合は、もっと直接的に感謝する例文を用いましょう。

「今まで本当にありがとうございました。新天地でのご活躍をお祈り致します」

「右も左もわからない新人だった私をご指導いただき、本当にお世話になりました。異動してしまうのは寂しいですがが、○○さんの力を新天地でも十分に発揮できるようお祈りしています」

「教わる一方で恩返しができないまま異動してしまうのがとても残念です。○○さんから教わったことはしっかりと受け継いでいく所存です。本当にありがとうございました」

といったような例文で感謝の気持ちとお世話になったことに対するお礼を述べておけば、寄せ書きの文章としては十分です。親しい相手に贈る寄せ書きなのですから、あまり細かい部分にこだわらず率直な気持ちを込めてくださいね。

異動する人に寄せ書きを贈る場合は例文を参考にして相手に合った言い方に変えよう！

例文を生かすことで、異動の寄せ書きに頭を悩ませる必要はなくなります。例文を使うことを恥じる必要は全くありませんし、自分なりの思いや気持ちを盛り込めば素晴らしい文章に仕上げることができるでしょう。

寄せ書きは内容だけでなく、周囲とのバランスも重要です。自分一人が長々書き込むと、他の人の各スペースが無くなってしまいますので、短くまとまった印象に残る書き方を目指してください。