ホントに頭がいい人・頭が切れる人が持つ各7つの特徴と違い
頭のいい人の特徴とは?
仕事がデキる、何でも知っている、判断力や行動力に優れている…。
世の中にはそういった「頭がいい人」たちがいます。一方で、「頭が切れる、切れ者」と呼ばれる人たちもいます。この頭がいい人と頭が切れる人、切れ者の違いとはどこにあるのでしょうか。
まずは頭のいい人の特徴を見て行きましょう。
頭のいい人の7つの特徴
頭がいい人の特徴と条件として、おおよそ次の7つの要素があると言われています。
その特徴は詳細に分けて「理解力」「発想力」「直感力」「整理力」「記憶力」「想像力」「国語力」です。そのうちのどれか一点でも秀でていれば「頭がいい人」と言われることが多くなるようです。
①理解力
頭のいい人の最初の特徴は理解力です。理解力とは、簡単にいうと物事の道理や内容を正しく飲み込めることです。ただ、頭がいい人の特徴のひとつである理解力は、生まれ持った能力というわけではありません。「理解」するには、これまでに得た経験や知識をもって、その物事を正しく認識する必要があるからです。
②発想力
頭のいい人の特徴として発想力が挙げられます。発想とは、簡単に言えば思いつくこと。そしてその思いつきをどう形にしていくのかという意味も含まれます。
③直感力
頭のいい人の特徴として直感力が挙げられます。頭のいい人というと論理を重視しそうなイメージですが、頭のいい人は直感力も優れているようです。仕事では小さな決断や大きな決断を日々しなければいけません。そんなとき直感力があることも大きな意味を持つようです。
④整理力
頭のいい人の特徴のひとつに整理力が挙げられます。物事を整理して考えられると、仕事の効率もあがりますよね。頭のいい人は物事を的確に整理する基準や枠組みをもっているために、整理力が高いようです。
⑤記憶力
頭のいい人の特徴として記憶力の良さもよくあげられます。人が物事を記憶しようとするとき、高い集中力をもって取り組むと記憶に残りやすいようです。頭のいい人の特徴である記憶力の高さは、集中力の高さも証明する意味合いもあります。
⑥想像力
頭のいい人の特徴のひとつに想像力も挙げられます。想像力はイメージする力です。話の飲み込みが早かったり、蛇行した文章でも的確に内容を捉えられるのは、話の結末をイメージできるからなのです。結末がわかれば話の理解も早くなりますよね。
⑦国語力
頭のいい人の特徴として国語力も見逃せません。国語力とは物事を正確に理解した上で、的確に相手に内容を伝えられるということです。教科としての「国語」という意味ではなく、物事をしっかり読み解き、相手を説得できるだけの能力。これが頭のいい人が身につけている国語力の特徴です。
頭が切れる人の特徴とは
次に「頭が切れる人、切れ者」と言われているタイプの特徴について見ていきましょう。
頭が切れる人の特徴を知るためには、持っているスキルを考察して自分と照らし合わせてみる事です。
頭が切れる人と頭がいい人の違いと特徴についてまとめています。
①情報を鵜呑みにしない
頭が切れる人は決して情報を鵜呑みにしません。不測の事態に備えたり、自分の経験を基に検証します。
②例外処理が得意
頭が切れるは例外処理が得意です。というのは、不測の事態にちゃんと備えているからです。
③自分の意見を持っている
頭が切れる自分で考え、自分なりの意見を持っており、中途半端な意見には左右されません。
④本質を突ける
本質を付くため、無駄なことを嫌がり、人には無礼に見られることもあります。
⑤抽象化が上手
自分の経験と概念を繋ぐ作業が得意です。それゆえ、説明も上手です。
⑥自分で解決できる
到達すべき点を自分で見定め、自分で方法を見つけられます。
⑦スピード感がある
圧倒的なメリハリとスピード感があります。間違っていてもすぐに修正し、正しい方向に進めます。
周囲からの頭が切れる人のイメージとは
頭が切れる人、切れ者というのは、周囲からのイメージでおおよそ言われることは決まってきます。一般的にうまく表現できないことを的確な言葉であらわすことができていたり、ツッコミや言い回しがうまかったり。
それに対して頭がいい人は、”ボキャブラリーが豊富”というイメージを持たれるようです。普通知らないような知識を持っている、知識人というわけですね。
「頭が切れる人」は生まれ持った能力じゃない
頭が切れる人というのは、生まれた時から切れ者だった……というわけではありません。実は、子どもの頃からの経験によって鍛錬していけるのです。
子どもの頃からパズルやらプラモ作り、機械いじり、料理など、頭のなかで完成をイメージしたり創作したりすると頭が切れる人間になると言われています。頭が切れる人というのは、鍛錬次第でなれるのです。
逆に、読書やゲームなどを完成や終わりまで一本道で学んでいても、知識は得ることはできるがそれを柔和に使うことができなくなる、という話も耳にします。
頭のいい人と頭が切れる人の意味と違いとは
頭がいいというイメージはどちらも同じですが、「頭がいい人」と「頭が切れる人、切れ者」という印象を受ける人には違いがありますよね。その意味と違いについて確認していきましょう。
頭がいい人【アカデミックスマート】
始めに紹介するのは「アカデミックスマート」と称される人たちです。一言で言うと、学歴が高い、与えられた勉強ができる「頭のいい人」のことを指します。すでに答えがあるような問題を解決するのを得意としています。
頭がいい人の概念として、「イコール学歴の高い人」というのが一般的です。
頭が切れる人【ストリートスマート】
もうひとつは「ストリートスマート」と称される人たちです。彼らはアカデミックスマートとは対になる存在であり、誰も行ったことがない、未踏のフロンティアを開拓する能力があります。映画などで「仕事はできないけれど何かスゴイ奴」が登場しますが、彼らがそれにあたります。
俗にいう「頭が切れる人、切れ者」がこういったタイプにあてはまります。
頭のいい人と頭の切れる人の違いはアカデミックスマートとストリートスマートの差
頭がいい人の7つの特徴と頭が切れる人の意味と違いを見てきましたがいかがでしたでしょうか。その意味の違いはアカデミックスマートとストリートスマートの差でした。ただ、頭が切れる人というのは大きく括ってしまえば頭のいい人です。
また、頭のいい人も頭の切れる人も、生まれ持った特性ではなく、学習や訓練、練習の積み重ねで習得する事が可能なのです。頭のいい奴、頭が切れる人になるには、これらの特徴をちょっとずつでいいので習得していけばいいのです。
仕事で大切なのは頭がいいかどうか、頭が切れるかどうか、ではなく更に大切なことがある
世の中にはたくさんの仕事があります。それぞれに必要な知識は異なるでしょうし、身につく力もそれぞれかもしれません。ただ仕事で大切なことはたった一つ、「愚直にやりきること」です。現在はVUCAの時代、と言われています。非常に不確実性が高く、変化のスピードも非常に高いです。そんな環境ではちょっとやそこらの知識差は優位性にはなりません。決めたことをいかにあきらめずにやり切れるか。学びはやり切れば必ずついてきます。でもやりきらないとうまくいかなかったときに「そもそも目標に向かってやれることをすべてやっていなかったから失敗したかもしれない」という振り返りになってしまいます。 いたずらな精神論ではなく、実行なくして成功なし、は先輩からのアドバイスだと思って信じてみてください。
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