他人任せにする人の特徴と適切な接し方
他人任せにする人の特徴①:仕事に責任感がない
他人任せにする人の特徴の一つ目は、何事にも責任感がない点です。何か仕事を頼まれたりしても、その仕事を自分の力で何とかしようという責任感が欠落しているため、すぐに他人に押し付けようという発想になります。
責任感の欠如から他人任せにしてしまう特徴を持った人に仕事を依頼してしまうと、中途半端に終わらせてしまうので接し方には注意が必要です。
やってほしい仕事の範囲を明確にしてお願いする
責任感がないために他人任せにする人への適切な接し方は、「どこまでが自分の仕事の範囲なのか」の線引きを明確にすることです。チームでやる仕事の場合は、責任が曖昧になるのを防ぎましょう。
他人任せにする人には「どの仕事」を「どこまでやるのか」をはっきりとお願いすれば、他人に投げられないために与えられた仕事をするはずです。
他人任せにする人の特徴②:モチベーションが低い
他人任せにばかりする人の特徴の二つ目は、モチベーションが低いという点。組織で働く以上は、必ずモチベーションが高い人と低い人が混在するのは避けられませんが、モチベーションが低い人は仕事を他人任せにする傾向があります。
モチベーションが低い人は仕事に対しての目標やビジョンを持っていない人がほとんど。モチベーションが低いなら、他人任せにしてしまう状態を変えるのは難しいでしょう。
「モチベーションを上げてやろう」とは思わない
モチベーションが低く、他人任せにする人への接し方は、「相手のモチベーションを上げてやろう」と思わないのが原則です。何とか相手のモチベーションを上げてやろうと接してしまうと、逆に反作用が起きてしまい、嫌がられてしまう可能性が高いのです。
一緒に成功体験を積み重ねる
モチベーションが低く、他人任せにする人との接し方は、相手を変えようとせずに一緒に仕事をやりあげようというスタンスが重要です。モチベーションが低い人はあまり達成感を味わった経験がないので、一緒に何かの仕事を完成させる成功体験を積んでいく接し方をしましょう。そうすることで、すこしずつ他人任せの体質から脱却していきます。
他人任せにする人の特徴③:失敗を極端に恐れる性格
他人任せにする人の特徴の三つ目は、失敗を極端に恐れてしまう性格です。本人が失敗に対して、無意識下で極端に恐怖心を抱いている場合は、失敗するを避けようとして他人任せにしてしまいます。人間は失敗することでしか学ぶことができませんので、他人任せにしてしまう特徴を持った人はなかなか成長できず、いつまでたっても他人任せの状態が続いてしまいます。
小さな失敗経験を積み重ねて免疫をつける
このような場合の接し方としては、まずは小さな失敗体験を積ませて失敗の免疫をつけます。自分には無理だと思えるような仕事を任されると、失敗への恐怖が強くなります。まずは少しずつ失敗にたいする経験値を上げていく必要があるのです。
だんだんと失敗に慣れてくると、失敗が怖くなくなってくるため、他人任せの体質から脱却できます。
責任感がない他人任せの人との接し方は依頼する仕事を明確にして一緒に成功経験を積むのが適切
他人任せにする人の特徴と適切な接し方について説明しました。
どんなコミュニティにいても、仕事を他人任せにしてしまう人は存在します。他人任せにしてしまう人にはその人なりの理由がありますので、その特徴をしっかりと理解したうえで接し方を変える必要があります。ご紹介した「他人任せばかりする人の特徴と接し方」を参考にうまく他人任せにする人と接してみてください。
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