採用されたら?知っておきたい内定から入社までに必要な準備
採用されたら?①:内定通知に対して折り返し連絡をする
採用の連絡を受けた際に不在の場合には、必ず折り返し電話をしておくことが重要です。また、内定通知を郵送やメールで受けた際も、必ず返信をしましょう。内定を受けたら入社まで何もしなくて良いというわけではありません。採用に対して連絡をしないと、「入社の意思がない」と思われて、採用内定を取り消されてしまうケースもあるのです。
返信メールはなるべく早く丁寧に【例文】
採用の電話に対する折り返しの場合は、もちろん電話でするのがマナーです。では、内定通知が郵送やメールだった場合はどうなるのでしょうか。この場合は、書面やメールで返信するのが一般的となっています。返信はなるべく早く出し、お礼や抱負などを加えて文書を、丁寧に作成しましょう。下記が例文となっています。
「株式会社○○○○
××部 □□様
大変お世話になっております。
本日、貴社より内定通知をいただきました、○○と申します。
この度は、内定のご連絡をいただきまして大変うれしく思っております。
誠にありがとうございます。
入社までの期間、さらなる努力を積み、
一日も早く貴社の戦力として貢献できるよう、努力して参ります。
まだまだ至らない点もあるかと存じますが、今後共ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
署名」
採用されたら?②:内定後の打ち合わせ日程を確認しておく
採用が内定すると入社の意思を確認するために、一度打ち合わせをする企業が一般的です。 まだ退職前の場合、昼間は都合がつけにくいものですが、なるべく早く内定先の企業に出向くようにしましょう。この段階でどこまでスムーズに対応できるかで、入社前の印象がかなり良くなります。また、採用内定通知を貰ったら、入社日の相談も必要になります。在職中の場合には退職届の提出や引き継ぎなど色々考えると、すぐに辞めることが出来ない場合もありますよね。きちんと相談をしましょう。
入社までに用意すべき書類を確認しておく
採用内定の際の打ち合わせでは、入社する際に必要な書類一式を貰うことになります。雇用契約書の他に、保証人の印鑑や住民票が必要となる企業も多くあるでしょう。すぐには用意できない書類もあるので早めに貰っておき、入社日までに全て揃えておくことが大切です。身上書などは記載に時間がかかる場合もあるので、必ず内容を確認しておきましょう。
採用されたら?③:現職の退職のことを考える
転職先への採用が内定したのだから、今の会社には用がないと急に退職届を出して辞めてしまう人もいます。 しかし社会人である以上、退職する会社へのマナーも大切になります。自分だけよければいいという考えは捨てましょう。自分の責任は、決して途中で放棄してはいけません。
現職に迷惑をかけないために引継ぎは退職の際の大事な作業
新しい会社への入社が決まったからといって、現職に迷惑をかけてはいけません。急にやめてしまうと、次に業務をする人に迷惑をかけてしまいます。そのため、引き継ぎは、最大でも法律で定められている退職までの期間の2週間を目安に責任を持っておこないましょう。また、きちんとした退職手続きを踏まないと、人員の確保など企業がしなくてはならないことも多いため、マナーを守った退職を心がけましょう。
入社日当日のスケジュールを確認する連絡を入れるのも大事
転職先はいちいち入社日前に連絡はしてこないものです。 入社日前に一度自分から連絡を入れておきましょう。 中途採用の場合、入社日から直接現場に配属される場合もあります。 当日のスケジュールと必要な持ち物があれば確認をしておきましょう。緊張感も少なくなり、スムーズに入社することができますよ。
採用されたら内定通知への返信・入社日程の打ち合わせ・現職の退職手続きをしておこう
採用内定の段階では、スムーズに動かないとコミュニケーションが上手く取れずに取り消しになってしまうケースも多くありますので、注意が必要です。 一番重要なのは、今の会社には「いつ退職するのか」内定先の企業には「いつ入社できるのか」をはっきりとさせることです。 採用されたら転職活動は終わりではありません、むしろ採用されてからどこまで自主的に行動できるかで転職が成功するか決まるのです。
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