残暑見舞いの内容に困った!内定先に出す際の参考例文
残暑見舞いの例文・内容のポイント
就職後の意気込みを書く
「残暑見舞い」は立秋(8月7・8日)を過ぎてから出すもので、それより前は「暑中見舞い」の形になります。うっかり7月中に「残暑見舞い」を出してしまわぬよう、気を付けましょう。
▼例文内容は以下のようにします。
①挨拶
②「暑さの厳しさ」に触れ、相手の健康を案じる
③自分の近況を述べる
④結び
というのが基本の内容となります。就職活動中、内定後などに会社の方と特別にお話する機会などがあった場合は、③の近況に「お礼の言葉」も付けるとよいでしょう。また、これらの内容に加え、手紙の結びには「就職後の意気込み」などを添えるとベストです。
近況内容に「就職準備」を書くと好印象
また、自分の近況については、「遊びに行った」「旅行に行った」などの内容よりは、「卒論の進捗」や「就職準備の状況」などを優先して述べるのが適切です。では、具体的な例文を見てみましょう。
就職先への残暑見舞いの例文
それでは、暑中見舞いの例文を見ていきましょう。
上記内容をもとに書いた例文
例文①
暑中お見舞い申し上げます
梅雨が明け、厳しい暑さが続いておりますが、人事部のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
私は、卒業に向けて卒論の準備に取り掛かっています。卒論の資料集めを兼ねて、××への旅行も考えています。
今年は、昨年にも増して厳しい暑さを感じますので、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
平成××年盛夏
残暑見舞いの例文「向上心を見せる」
例文
暑中お見舞い申し上げます
肌を刺すような日差し続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
就職活動中は大変お世話になりました。
今、私は○○様との面接で学ばせていただ自分に足りない部分を埋めるため、××の資格の勉強に励んでおります。
決して簡単なものではありませんが、次お会いするときには良い報告ができるよう、努めてまいります。
これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛下さい。
平成××年七月
残暑見舞いの例文「入社までの意気込みを見せる」
例文
暑中お見舞い申し上げます
梅雨が明け、猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
就職活動中は、人事部の皆さまに大変お世話になりました。
今、私は入社に向け、○○様から頂いたアドバイスをもとにWebの知識を深めているところです。
来年度、入社したときには拙い知識ではありますが、これをもとに仕事に励んでいきたいと思っております。 厳しい暑さはまだしばらく続きます。くれぐれも体調にはお気を付けくださいませ。
平成××年盛夏
会社に自分のやる気を見せてアピール
内容と例文を見ていただきました。残暑見舞いについての注意点は「時期を間違えないこと」「会社に対するものである意識をすること」の二点です。暑中見舞いの時期に残暑見舞いを出してしまっては、非常識と思われてしまいます。
また、例文のように「来年度から頑張る」という気持ちを伝え、会社の人から「一緒に頑張りたい」と思ってもらえる内容が好ましいと言えます。きちんとお礼が言えて、今から準備している姿勢を見せれば、礼儀正しさややる気がアピールできます。
就職活動でお世話になった方にも残暑見舞いを
内定先に残暑見舞いを出すとき、就職活動のお世話をしてくれた方にも一緒に出しておくとよいでしょう。その場合も基本の内容や例文を参考にしつつ、相手への感謝の気持ちを述べるようにしましょう。
残暑見舞いの例文を参考に「意気込み」の内容をアピール
例文のように、会社に対する「気遣い・感謝・やる気」を見せるのが残暑見舞いの内容のポイントです。上記の例文・内容を参考に作成すれば、間違いはないでしょう。また、残暑見舞いを出すことで、社会人としてのマナーを知っていることも示すことができます。夏前に内定をいただいた方は是非、例文を参考に書いてみてください。そして早めに準備して、きちんと投函しましょう。
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