復職時に菓子折りを持参すべきかどうかのポイント

2016年12月6日復職

復職の際に菓子折りは持参すべきか

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最初に、多くの人が一番知りたいであろう問題、「菓子折りは持参すべきかどうか」について、答えを出しておきましょう。サイトなどで確認しようとしても、さまざまな意見が掲載されていますから、「だからこそ悩んでいる」という人が少なくないはず。「持参すべきなのか、すべきでないのか、必要あるのかないのか」どちらなのでしょうか。結論を言うと、「その会社やセクションの習慣に倣う」ということになります。

菓子折りの持参は会社の「習慣や前例に倣う」のが正解

もし、「求職後に復職するときは、お詫びやお礼の気持ちを込めて、菓子折りなどを持ってくるのが慣例」というのであれば、それに従わなくてはいけません。そのため、復職が決まった段階で、上司に習慣や前例を聞いてみてもいいでしょう。ただ、菓子折りを持参して悪いということはないので、復職時には持参するほうがよいといえます。

復職時に持参した菓子折りの渡し方

菓子折り持参が習慣になっている職場のケースで、復職初日に菓子折りを職場に持っていく場合、誰にどういう形で渡せばいいのでしょうか。人によっては「セクション内の迷惑をかけたスタッフそれぞれに、菓子折りを渡すべき」という意見もあります。しかし、職場の人員が2~3人という場合をのぞけば、全員に個別に用意する必要はありません。たとえ数人の部署でも、菓子折りは1つだけ用意して「皆さんで」と渡せばそれでいいのです。

最年長スタッフもしくは上司に渡す

渡す相手はセクション内の最年長スタッフ、もしくは上司です。よほど大きなセクションでない限り、2~3千円の日持ちのする菓子(ゼリーや缶詰、個別包装の焼き菓子など)を用意すればじゅうぶん。部署内で渡すのですから、特に熨斗紙も必要ないでしょう。

忘れがちな「社外関係者」にも復職時に挨拶を

ここまでは社内、部署内に関する話をしてきました。もう1つ、意外に忘れがちですが、「社外関係者への挨拶」があります。復職すれば社外関係者に挨拶することになりますが、その際、月単位で休職をしたのであれば、手土産として菓子折り持参で挨拶に行くほうがいいでしょう。

特に顧客や大切な取引先には菓子折り持参で挨拶を

特に営業職などで、社外に大切な顧客や取引先がある場合は、挨拶で訪問する際の菓子折りは常識と言っていいでしょう。たとえ短期の休職であっても、手土産持参で訪問すべきです。この場合は、無地もしくは「ご挨拶」とした熨斗紙をかけたほうがていねいです。

復職する際は菓子折りを会社内だけでなく社外関係者にも持参して挨拶を

菓子折りはつまり、上手に再スタートを切るための、いわば「復職アイテム」ということになります。そのポイントは「持参すべきかどうかは職場の慣例、習慣に従うこと」「菓子折りは職場に1つでじゅうぶん。最年長の人か上司に渡すこと」「社外関係者には菓子折り持参での挨拶が基本」の3点です。職場には復職初日に渡すのがふつうですが、それ以前に必要があって出社する場合は、その時に渡してもかまいません。

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2016年12月6日ビジネス

Posted by BiZPARK