上司が特定の部下だけえこひいきする場合の対処法
特定の部下を「えこひいき」する上司
どの職場にも特定の人をえこひいきする上司がいます。
そういう上司は、自分を理解してくれて慕ってくれているという態度をとる人しか寄せ付けず、ちょっとでもその上司に逆らうような態度をとると、目を付けられて嫌な目に合わせるような困った特徴があります。
上司のえこひいきする部下の対象は価値観次第
上司はえこひいきする部下の対象は自分を慕っているか、自分と価値観が合うかで決めます。なので、部下の仕事ができるかどうかは極端に言うと関係なく、部下の人員を配置したりする傾向があります。もちろん優秀な上司は価値観が違う部下を上手に使いこなすので、えこひいきをしている時点で優秀な上司とは言えないでしょう。
部下としてどう対処すればいいのか?
えこひいきする上司には、目を付けられないように気を付けることが大切です。えこひいきをするような上司の事を部下として尊敬できないのは当然ですが、事を荒立てる必要はありません。合わない上司は必ず会社員人生を送るうちに何人か出てきます。苦手な上司を上手にあしらう方法をみつける訓練だと思うようにしましょう。
上司からえこひいきされている同僚を観察
部下がえこひいきする上司にゴマをすって、寵愛されるように努力することは感心できません。部下として上司と価値観が合わない限り傘下に入っても活躍することは無理ですし、そもそも好き嫌いだけで仕事の割り振りをするような上司について行っても先が知れています。なので、えこひいきする上司から気に入られている同僚を観察し、形だけでも真似できるところは真似をして、少なくとも非難の対象にはならないようにしましょう
長期的視点から同じ上司といる期間を考える
長い目で見ると、部下が同じ上司の元で働く時期はそんなに長くはありません。そして、自分に合わない上司がいる一方で、自分と合う、尊敬できる上司と巡り合う事もあるでしょう。その時に備えて力を蓄えるくらいの気持ちで仕事をするといいと思います。
部下としてミスをしないことが最善
そもそも会社は仕事をして給与を得る場所で、部下としての自分のすべてを捧げる場所ではありません。あたなの上にはこれからもいろいろな上司が来ると思いますが、心を開いて仕事をする必要もありません。ミスをしないように仕事には力を尽くすべきですが、心は会社に渡さずに、いつまでも「あなたのもの」であるべきです。ちょっとクールに一歩引いて、上司や仕事と向き合う事が肝要だと思います。
えこひいきする上司に部下として合わせる必要はない
えこひいきをする上司の特徴は「自分の価値観にあう部下」「自分を慕う部下」だけに、いい仕事を与えたり、いい評価をする人です。そのような人は優秀な上司とは言えず、その傘下に入っても先が知れているでしょう。なので、次の上司が現れるまでは力を蓄えるように地道に仕事をして、事を荒立てないのが得策だと思います。あなたの力を認めてくれる上司を待ちつつ、一方で会社にはすべてを捧げないクールさも、生きていくためには必要です。
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