建退共から退職金を受け取るために必要な手帳の扱い方
建退共から退職金をもらうために必要な手帳は事業所を通じて発行される
建退共の退職金を計算するときは、個人で持つ手帳に貼られている証紙の金額を見ます。建設業に従事するようになった際は、まずはこの手帳の発行から始まります。
基本的には事業所を通じて発行手続をされるはずですので、事業所の人事の担当者に相談してみましょう。
手帳は仕事をした際にもらう証紙と一緒に保管しておく
建設業の仕事に従事したときは、元請事業所から手帳に貼る証紙を発行してもらいます。働いた日数などで交付される証紙の枚数は変わります。この証紙が将来、建退共からもらえる退職金の計算のベースとなるものです。
1枚1枚に記載された金額は大きくはないかもしれませんが、お金としての価値があるものと思って、手帳と一緒に大切に保管してください。
手帳に証紙を貼るスペースがなくなったら?
1冊の手帳に貼れる証紙の枚数には限度があります。当然ながら、長年建設業に従事していれば、手帳に証紙を貼るスペースがなくなることも考えられますね。手帳に証紙を貼るスペースがなくなった場合はどうするべきでしょう?
更新手続きをして新しい手帳をもらう
1冊目がいっぱいになったら、新しい手帳を交付してもらいましょう。過去に貼られた証紙の枚数を反映した、新しい手帳が交付してもらえるはずです。
長く勤めれば勤めるほど手帳の更新も繰り返すと思いますが、先ほども述べたように、これは建退共から支給される退職金に関わる書類ですので、面倒と思わず更新手続きを欠かさないでください。
紛失しないように保管には注意する
長年建設業に従事していれば、かなりの日数分の証紙が集まるでしょう。万が一、手帳を紛失した場合は再交付申請もできるようですが、大切な手帳ですのでなくさないようにきちんと保管しましょう。
特に貼られた証紙が多ければ多いほど、建退共からの退職金の金額も大きくなります。紛失には十分注意して、何度更新されても手帳は大切に管理してください。
退職金は手帳に貼られた証紙の金額をもとに請求する
建設業に従事してきたのちに職を退くことになった際は、手帳に貼られた証紙の金額をもとに退職金の請求します。建退共の退職金は、あくまでも建設業に従事してきた個人のもの。会社が「うちの会社にいたから証紙が貼られたのだから、半分渡しなさい」などと言ってきたとしても、個人の権利である以上は従う必要はありません。
手続きも基本的に本人または親族が行うので、わからないことがあれば建退共の事業本部に問い合わせてみましょう。
次の勤務先も建退共に加入しているなら手帳の移管が可能
退職した場合は建退共から退職金と思いますが、「まだ別で働くから今はいらない」「今もらうとパーっと使ってしまいそう」と考える人もいるでしょう。そのような場合は、次の勤務先も同じように建退共や中退共(中小企業退職金共済)などに加入していると、持ち越しや移管が可能です。
建設業退職金共済事業本部のホームページでも紹介されていますので、退職後も別のところで勤務する予定があるのであれば、先に加入状況を調べた上で、移管を検討してみてもいいかもしれません。
建退共から退職金を受け取るための手帳は証紙と一緒に保管してなくさないよう注意すること
建退共から退職金を受け取るために必要な手帳の扱い方について説明しました。
建退共はから出る退職金は、あくまでどれだけ証紙が貼られたかで決まります。逆に貼られた分は減らないとも言えます。通常の企業の退職金の額は支給されるまでわかりませんが、手帳に張られる証紙は実際に目で確認できます。こつこつ増えていくのを見るのは楽しいでしょうし、働く意欲もわいてくるでしょう。
とはいえ、自分で申請して初めて受け取れるものですから、手帳の管理はしっかりと行いましょう。
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