業績評価シートの目標設定の書き方と見られるポイント
目標設定シートの書き方とは
目標設定といっても、年間で考えた際の具体的な目標は設定が難しく、書き方に迷う人もいるでしょう。しかし、書き方といってもそれほど難しいものではありません。
業務をリストアップし重要度が高いものを「目標」に設定
まず業務の棚卸をするため、自分が行っている業務を細かく全てリストアップします。
次に、重要な業務の順番に並び変えましょう。そして、業務リストのトップを、あなたの目標設定とするのが一番シンプルな書き方といえます。
目標設定では「全てを数字で表す」書き方が大切
目標設定では、評価の判断基準として必ず数字を立てます。
営業はもちろんのこと、あなたがバックヤードの業務担当だとしても数字で立てます。そもそも会社とは利益を追求する集団であり、利益の追求を突き詰めれば売上向上と経費削減になります。
つまり、部署に限らず「○○をして売り上げが向上した」「○○で経費削減を行った」という具体的な目標数字と結果の予想を立てるのが、現実的であり無難ともいえる目標設定の書き方になるのです。
業績評価シートは書き方より「資料添付」が重要
目標設定、業績評価は専用のシートがあり、そこに自分で書き込んでいくのが通常の書き方です。
ですが、あなたの報告内容をより詳細に報告して評価を上げたいと考えるのであれば、業績評価シートには結果を表す数字の裏付けとなる資料を添付するようにしましょう。
添付資料の説得力が業績評価の裏付けに
業績評価をより詳細に証明するために資料を添付することについては、どこの企業も資料を添付してはいけないという規則はないはず。あなたの業績評価を通常業務で、関わりのない上層部の人間に評価してもらうためには、人とは違うやり方をする必要があります。
業績評価の書き方としては、シートそのものよりも、添付資料に説得力があるかどうかが重要です。是非、その点に注力して資料作成を進めてください。
目標設定をクリアできなかった場合の業績評価の書き方
年度初めに目標設定をしたが、年度末にその目標の達成見込みが立たなくなりました。業績評価もひどいものです。きっと、気持ちがどんよりとするでしょうが、あきらめてはいけません。
会社は実績を残した人はもちろん評価しますが、実績に向かって様々な施策を行っていた人も評価します。なぜなら成功は失敗の積み重ねだからです。
目標達成のために行った施策の「実績と経緯」を記入
目標達成できなかったとしても達成に向かって、行った施策は報告するようにしましょう。それぞれの施策に対し、実績と経緯を出来る限り報告し、自分が行ってきた業務評価してもらうようにしましょう。
目標設定シートは「全てを数字で表す」書き方に! 業績評価は資料添付が大事
今回は、業績評価と目標設定シートの書き方について見てきました。
おさらいしますと、まず目標は数字で立てましょう。そして業績評価は未達成の場合は実績と経緯を。達成したのであれば業績評価を証明するための資料は必ず添付するようにしましょう。
目標設定も業績評価も何となく立てて、何となく評価を記入すればよいものではありません。仕事に対する意識は日頃から現れてくるものです。目標はしっかり立て、業績達成するように頑張りましょう。
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