懇親会や親睦会で乾杯の挨拶をする時のやり方とマナー
懇親会や親睦会では必ず乾杯の挨拶をしよう
会社の親睦会は友人同士での飲み会と違い、乾杯の挨拶を行うことが一般的です。
上司や同僚や部下を交えているお酒の席なので、最低限のマナーとして必ず乾杯の挨拶をしましょう。乾杯の挨拶は親睦会の最初に行うので、挨拶が終わるまでは誰も食事に手を付けられません。本来の目的は親睦を深めることなので、乾杯の挨拶はできるだけ簡潔に済ませましょう。
懇親会の乾杯挨拶は1分以内で済ますのが鉄則
飲み放題のコースを注文している場合、乾杯の挨拶が長引いてしまうとそれだけ楽しめる時間が減ってしまいます。
飲み放題のコースでなくても、家庭の事情や終電の影響で早くに退席する人もいるので、乾杯の挨拶は1分以内で済ませることが大切です。
乾杯の挨拶には多少のユーモアを取り入れる
親睦会は会社のメンバーで行われますが、親睦を深めることが目的です。
乾杯の挨拶には多少のユーモアを取り入れるのも大切です。場の雰囲気を和ませられれば、乾杯の挨拶を任された人としては成功したことになります。親睦会を始める際の挨拶は、その後の盛り上がりにも関わる重要な事柄です。
懇親会の趣旨もあわせて伝えられると◎
飲み会にはそれぞれ趣旨があります。親睦会であれば、社員同士の親睦を深めるために行うので、そのことを乾杯の挨拶の際に伝えましょう。気軽に上下関係を気にせずに、お互いに楽しむことを伝えて、部下の気持ちをほぐしてあげましょう。
懇親会における乾杯マナーとは?
懇親会や親睦会で「いざ乾杯!」というときに、マナーを守れていないと上司や先輩の機嫌を損ねてしまうかもしれません。懇親会などの飲み会は、乾杯の後にも続きますから、しっかりとマナーを守った乾杯を行い、参加者が気分よく飲めるようにしましょう!
乾杯の際にはグラス同士を当てることはマナー違反
親睦会というお酒が入っている飲み会でも、社会人として最低限のマナーを守る必要があります。
まず、乾杯の際にはグラス同士をカチンと当てることはマナー違反です。お酒が入ったグラスに両手を添えて、天に掲げる様にして乾杯をしましょう。また、軽くグラス同士を当てる場合には、目上の人のグラスが上になるように、下から当てましょう。
個別に乾杯をしに行くのが懇親会での基本マナー
全体で乾杯をした後は、個別に乾杯をしに行きましょう。この乾杯をする順番が非常に大切です。自分の直属の上司よりも上の立場の上司がいる場合には、その上司から直属の上司へと順番に乾杯をしましょう。そして、先輩社員から同僚で最後に部下と乾杯をします。一番上の立場の人は、上座に座って他の人は真っ先に乾杯をしに行くことが大切です。
乾杯の挨拶は例文を参考にして行おう
乾杯の挨拶のやり方を確認してきました。やり方のコツやマナーは理解出来ましたか?最後に、短い例文を二つご紹介します。何を言えば良いか分からない方は、例文を参考にしてください。
例文①:ややフランク
【例文①】
皆様、本日はお忙しい中お集りいただきまして、ありがとうございます!おかげさまで、今月も「○○○会(懇親会の名称)」を無事に終えることができ、心よりお礼申し上げます。
それでは乾杯の音頭を取らせていただます。皆様ご唱和お願いします。「○○○会」の更なる発展と、本日お集りの皆様のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、乾杯!
こちらの例文は少し砕けた感じなので、社内の懇親会にぴったりでしょう。気心知れた仲間同士で開催する懇親会なら、この例文のフレーズを参考に、フランクな口調で乾杯の音頭を取ってみてください。
例文②:やや堅め
【例文②】
本日は、○○株式会社の親睦会にご参加くださり、誠にありがとうございます。日頃の仕事の疲れを癒して発散できる場と考えて、存分に楽しんで頂ければ幸いでございます。それでは、乾杯の音頭を取らせていただきます。
皆様のご活躍とご健勝を記念しまして、乾杯。
こちらの例文は、少し堅い雰囲気の語り口になっています。社内上層部や取引先が参加する懇親会では、ある程度きりっとした雰囲気を演出しましょう。ただし、重苦しい空気は好まれませんので、声のトーンはなるべく明るくしてください。
懇親会や親睦会での乾杯音頭はマナー厳守で、例文を参考にした挨拶を心がけよう!
懇親会や親睦会で乾杯の挨拶をする時のやり方とマナーについて、例文と合わせてご紹介しましたが、いかがでしたか?親睦会はあくまでも会社の人同士での飲み会なので、最低限のマナーを守らなければ会社での評価に関わります。
最低限のマナーさえ守っていれば、多少ハメを外してしまっても大目に見てもらえます。乾杯の挨拶の際には、マナーができているかどうかが知られてしまうので、親睦会の前にしっかりとポイントを整理しておきましょう。
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