新人教育の基本!使えない新入社員をやり手に変える方法
「使えない」を「使える」に!新入社員は教育次第!
今の時代を歩みだしたばかりの新入社員には、相応の教育方法・成長過程があるのです。
新入社員側としても、”使えない新人”というレッテルを貼られることだけは避けたいはず。新入社員に見合った教育方法がきっとあります。新入社員は教育次第で大きく変わります。新入社員をきっちり教育して、仕事上でも人としても、できる大人にしましょう。
自分の新入社員の頃を思い出して教育方法を考える
どれだけ新人教育に時間をかけても、肝心の新入社員が伝えたことを理解してくれない……。
なんてお悩みをお持ちではないでしょうか?そんな時は、あなたの方から歩み寄ることが大事です。自分が新入社員だった頃に立ち返ってみましょう。新人教育のスタートは、自分の新入社員時代を思い出すところからです。
新人教育をする際は「初心忘るべからず」
新人教育する際、思い出してほしい事は自分が新入社員だった時です。
自分はもっと厳しく教育された、とかではなく新入社員の時どんな気持ちだったのか、上手くいかなかったことや、分からなかった事は何かを思い返してみましょう。
新入社員と良い関係を気づきつつ教育していくのには、新入社員を理解する事が大事です。初心を忘れてしまっては、適切な新人教育ができません。
”使えない新人”の特徴とは?
新人教育で行き詰まるのは、新入社員が"使えない新人"であるとき。
使えない新入社員に多い特徴とはどういうものでしょうか。新入社員を教育するには、新入社員の特徴を知る必要があります。はじめに、使えない教育しがいのある新入社員の特徴を知っておきましょう。
また、そういった特徴を知っておく事で、新入社員を上手に育てる教育方法のポイントも見えてくるはずです。
”使えない新人”の特徴①:応用がきかない
できない新入社員の特徴として、応用がきかないというものがあります。教えられた事をいつすればいいのか、どう活用すればいいのかが分からず、必要な時に動けないという新入社員です。
しっかりメモをとって覚えても行動にうつせない、という新入社員にならないように、しっかり教育しましょう。
”使えない新人”の特徴②:指示待ち型の新入社員
言われた事はするが、言われたことしかしない新入社員がいます。
・「メモして」と言わないとメモをしない、
・「電話とって」と指示しないと電話に出ない、
など指示がないと何もしないのは新入社員として問題です。仕事は自分で見つけてするものでもあります。1から10まで指示をしないと何もできないようではロボットと同じです。
うまく新人教育するには部下(新入社員含む)の見方を変える
まずは、新入社員に対する認識を改めましょう。できない新入社員だと諦めるのではなく、誰でも最初はできないもの、分からないものだと、大きな気持ちで受け入れましょう。
「使えない新人」ではなく「大器晩成型の未来のエース」だと考えるのが◎
新入社員を教育する際、短期計画で挑んではいけません。
新入社員への負担とプレッシャーが増しますし、期待通りにいかないと教育する側も疲れてしまいます。1年後、2年後を見据えて、長期的なプランで優しくゆったりとした気持ちで見守りましょう。
新入社員を教育するのは簡単なことではありません。覚えが悪いのではなく、大器晩成型なんだな、とポジティブに考えましょう。
新人教育の方法&コツとは?
新入社員を教育する際のコツについて見ていきましょう。
人を教育する際はただ知識を伝えればいいという訳ではありません。上手に新入社員を教育するためのコツを確認しましょう。
新人教育の方法&コツ①:感謝を伝える
新入社員を育てるにあたって、育て方の根本から意識を変えましょう。最近の新人は、「競争意欲」よりも「感謝されること」にやりがいを感じる傾向にあるようです。
社員同士を比較に出し合いアオりあう育て方は、もう古いものと考えるべきでしょう。「感謝されること」つまり貢献することに意義を感じるのが。今の新入社員です。
社内で行う「ミニ表彰」や、感謝の気持ちを投票する「サンクスキャンペーン」…など、貢献心に訴える企画を催してあげることです。新入社員を教育する際は、仕事を通して誰かのためになっている、という事を気づかせるのが大事です。
新人教育の方法&コツ②:飴と鞭を使い分ける
新入社員にとっても仕事は厳しいものです。新入社員だからといって甘やかす必要はなく、真面目に厳しく指導しましょう。
ただ、いつも厳しくしてはいけません。仕事中は厳しくても、休憩時間やプライベートの時間は優しく接し、仕事だけでない人間関係を築きましょう。相談にのりやすい関係になれるように、飴と鞭を使い分けましょう。
新人教育の方法は、自分の新入社員時代を思い出しながら焦らず育てるのがベスト
新入社員を上手に育てる、教育方法のポイントについて紹介しました。新人教育の際は焦ってはいけません。焦ってつめこんでも、新入社員のスキルが上がるわけではありません。まず新入社員に教育するべき事は、仕事を通して社会がどう良くなっているか、という点です。
また、使えない新人にイライラするのではなく、見方を変えるのも非常に大切。自分の新入社員時代を思い出すとヒントが見つかります。誰かに感謝されている事に気づけば、新入社員のモチベーションが上がり、教育以上の成果を出してくれるのではないでしょうか。育成担当者の方は、焦らずじっくり新人教育にあたってください。
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