【スピーチ例を紹介】みんなの心に残る納会の挨拶をするポイント
納会でのスピーチは2種類
納会でのスピーチというのは、挨拶という形の場合と、乾杯の発声という場合との2種類があります。位置づけは違いますが、内容は、基本的にはあまり変わりがないと思ってよいでしょう。
一般的な納会の流れ
納会のスピーチの位置づけを理解するためにも、納会の一般的な流れを見ておきましょう。
まずは、開会のあいさつとなります。これは、司会進行からされる事が多いものです。そして、そこから、役員、社長、部長などのあいさつとなります。ここで、スピーチを頼まれる場合というのが、1つです。
そして、その後が、乾杯の発声です。この乾杯の発声として、スピーチを頼まれることもあります。そしてその後が酒宴となります。余興などがある場合は、その後に続くようになります。
挨拶としての納会のスピーチ
まずは、挨拶として、スピーチをする場合を考えてみたいと思います。ポイントとしては、その一年間を振り返る内容であること、そして社員をねぎらう言葉をかけることです。もし、あなたのスピーチの順番が、誰かのあとであるようであれば、前の人と重複しないよう注意することも必要です。
具体的に、何を皆が頑張ったかを、伝えることが心に残るスピーチのこつとなります。
挨拶としての納会のスピーチ例
「皆さん、この1年、本当にお疲れさまでした。今年は、みなさんのがんばりに支えられた一年だったと思います。特に4,5月というのは、皆さんにとって、厳しい時だったと思います。前期からどれだけ業績が落ちるか、正直心配をした時もありました。
しかし、社員みんなの日頃のがんばりがそういった不安を払拭してくれたのが、下期でした。そして、先ほどお伝えしたように、良い業績を上げることができました。来年も皆で力をあわせて、頑張っていきましょう。今日はどうか、仕事を忘れて、楽しんでください。」
乾杯の発声のスピーチ
今度は乾杯の発声としてスピーチを頼まれた場合の例をみてみましょう。この場合には、あまり長くならないよう手短に挨拶をすることが大切です。乾杯を前にして喉を渇いている人も多いことでしょうから、配慮しましょう。短いながらも、具体的に社員をねぎらう言葉をいれることがおすすめです。
乾杯の発声でのスピーチ例
「本日仕事納めとなりました。皆さん、この1年間、本当にお疲れさまでした。この1年、夏には大変なトラブルもありましたが、皆で力をあわせて乗り越えられたことを、本当に感謝しています。年明けも、今年同様頑張っていきたいものです。では、乾杯!」
納会のスピーチ例を参考に、手短かつ具体性のある挨拶をしましょう!
納会のスピーチは、決して長いものがいいわけではありません。社員の方々に「早く終わらないかな~」なんて思われないように気を付けましょう。できるだけシンプルに、まとめる方が好感がもたれるものです。
ただ、そこに具体的なエピソードや労いの言葉をいれることで、心に残るスピーチとなります。ぜひ、例を参考にしてみてください。
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