毎日の残業を減らす方法と残業が少ない人の行動
毎日残業ばかりの原因とは?
毎日残業ばかりの会社にいる人は、これからの人生仕事ばかりで終わっていくのだろうかと、悲観的な気分になっている人もいるのではないでしょうか?
残業ばかりの日々から解放されるには、まずは毎日残業ばかりになってしまう原因から見ていきましょう。
1人1人の業務量が多い
毎日残業ばかりになってしまう理由の1つとして、1人1人の業務量が多い点が挙げられます。
景気が回復すれば、多くの会社で仕事は増えてくるのですが、実際に社内の人員が増えるのはかなり時間が経ってからになりがちです。そうなれば、1人1人の業務量が増えるだけで、勤務時間内を越えて仕事をしなければならない状態になります。
重要でない仕事をダラダラやっている
毎日残業ばかりになってしまうもう1つの理由は、重要でない仕事までダラダラやってしまっていると考えられます。
重要でない仕事と重要な仕事をきちんと分けて、本当に重要な仕事のためにきちんと時間をとるようにしましょう。重要でない仕事のためにダラダラ時間を使うのはもったいないです。効率的に仕事をしていきましょう。
毎日の残業を減らす方法とは?
続いて毎日の残業を減らす方法について見ていきましょう。もうすでに頑張っているけど、どうしても残業が減らないという方も、もう一度考えてみて下さい。毎日の残業を減らす為には仕事量を把握する必要がまずあります。
仕事の重要度・かかる時間を一覧表にまとめる
自分がやっている仕事について、「何のためにやっているか」を考えながら一覧表を作り、重要度・かかる時間を書き込んでみましょう。
そうすると、重要度が高くないのにダラダラ時間を使ってしまっている仕事や、重要度が高いのにぎりぎりまで放置しがちな仕事が見つかるでしょう。
重要度に合わせて速度を気にしたり人に任せたりする
次に仕事の中でも、重要度の高くないものは速度を重視して片づけるようにします。また、他人に任せられるものは誰かに任せるようにするのも良い手段です。そもそも何のためにやっているかわからない仕事はすぐにやめてしまいましょう。
実際に毎日残業をしない人はどうしている?
残業ばかりの毎日を送っている人は、そもそも残業せずに帰れた日があまりないのではないでしょうか?むしろ、ここ数カ月定時で帰った記憶がないという人までいるかもしれません。
そこで、実際に毎日残業をせずに帰っている人は一体どうしているのか、何をする事で残業せずに帰れているのかを見ていきましょう。
上司や同僚に残業はしないと宣言
ここでは、実際に残業のない毎日を送っているというシステム会社の総務部に勤務しているFさん(27歳)の例を参考にしてみましょう。
Fさんは、もともと仕事とプライベートはきっちり分けて、華麗に仕事をしたいという考え方でした。そこで、周囲の上司や同僚に対して、「残業はしない、休日出勤もしない」という旨を宣言しました。それから、残業を全くしない生活を送っているようです。
彼のように、残業ばかりの毎日を終わらせたいと考えている人は、いっそのこと周囲に残業はしないと宣言してみるのがいいかもしれません。
上司から残業を頼まれても断る
Fさんは上司から残業を頼まれても断るようにまでなっていました。上司から「明日までに何とかやってほしい」と頼まれても、気持ちをしっかり持って断っているようです。
残業はしないと宣言していれば、仕事を頼まれても断りやすくなりますし、周囲の人も定時近くで余計な仕事を頼みづらくなるでしょう。
残業を一切しないスタンスを褒められる存在に!
Fさんのこの「残業しないスタンス」は10年前なら許されなかったかもしれません。しかし、現在は会社も残業することをよしとしない風土となりつつある為、今やFさんの行動を批判する人はゼロだといいます。
むしろ従業員としてあるべき姿を示しているとして、称えられることさえあったという話です。残業をすれば、会社も残業代を払わなければならないので、仕事を効率よくこなして残業しないというのは褒められるに値するのです。
残業ばかりの会社はマイナスイメージになる
近年では、職場の労働環境が従業員のメンタル不調につながり、うつ病・出社拒否・自殺などの原因になると社会的にかなり認識されてきています。
ここ数年間に出た判例から、経営者は労働問題による不祥事が企業にどれほどマイナスイメージをもたらすかを学んでいますし、残業を減らす方針の会社は増えてきています。特にメンタル不調の要因とされる過重労働の削減には、職場をあげて取り組む傾向にあります。
残業しない宣言をして貫くことで仕事ばかりの毎日から脱出!
毎日の残業を減らす方法と残業が少ない人の行動を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
残業時間を減らすには、仕事を効率的に行う必要があります。まずは、自分が取り掛かっている仕事の重要度やかかっている時間を計算し、果たしてそのかかっている時間が重要度に見合う時間かどうか見直しましょう。
また、毎日残業しない人の行動として、周囲の上司や同僚に「残業はしない」宣言をして、そのスタンスを貫き通すことも重要です。このような方法を参考にして残業ばかりの毎日から解放されましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません