ゼンタングルアートの解説と分かりやすい書き方
ゼンタングルとは!
まずはゼンタングルとはどんなものなのか見ていきましょう。
ゼンタングルの作品だけを見て惹かれた方もいると思いますので、その成り立ちや効果を紹介します。
ゼンタングルはペンのみで描いた線だけのパターンアート
ゼンタングル(Zentangle)は「Zen(禅)」と「Tangle(絡まる)」を合わせた造語で、簡単なパターンを繰り返し描く書き方だけで緻密なアート作品を完成させられます。
リック・ロバーツとマリア・トーマスという人物が考案したアートで、紙とペンだけで作成できる手軽さも人気の要因のようです。
ゼンタングルはリラックスさせる方法として用いられている
ゼンタングルの書き方は、メンタルケアにも有効だとされており、ヨガや瞑想のように、リラックスさせる方法としても人気であり、今では世界でワークショップが開かれています。
ゼンタングルの書き方として、手が動くままに、思いついた形を繰り返し書いていく書き方なので、いつのまにか夢中になっており、頭の中の雑念が少しずつ消え、「無」の状態を味わえるそうです。
これが「Zen(禅)」をなぞらえられる理由であり、リラックスに繋がるというわけですね。
ゼンタングルの書き方をお教えします!
一見難しい書き方のゼンタングルですが、それでは、実際にはゼンタングルの書き方は、どのように書けばよいのでしょう?
ゼンタングルは、「始めてみると簡単に美しい絵が描ける」という感想を持つ人が多いようです。ゼンタングルは難しい書き方のように見えますが、手軽に始められて、楽しみながら書いていけるので趣味にするのも素敵だと思います。
ゼンタングル書き方:基本編 思いついた形やモチーフを小さく書いて並べていく
ゼンタングルの書き方・やり方はシンプルです。思いついた形や好きな形、モチーフを小さく書いてひたすら並べていくだけです。書き方にはとくに決まりはありませんので、思うように書いて行きましょう。紙のどこから書き始めても、どんな形になってもいいのです。
ゼンタングルの書き方で大事なのは「心のおもむくままに書く」こと
ゼンタングルの書き方にはとくに決まりはありません。ある意味決まりといえるのは、ゼンタングルには上下左右がない、正解がない、失敗もないということでしょうか。
ゼンタングルの書き方で大事なのは「心のおもむくままに書く」ことなのです。
ゼンタングルのルール:一度書いた線を消さない
ゼンタングルには書き方の決まりはあまりありませんが、ゼンタングルを作成する上でのルールはあります。それは「一度書いた線を消さない」という事です。
ゼンタングル(Zentangle)は「Zen(禅)」と「Tangle(絡まる)」を合わせた造語であるところからもわかるように、このルールはメンタル面に良い影響を与えるためのものです。
線を消さないというのは「どんな自分でも受け入れる」練習ができるのだそうで、ゼンタングルを何度も無心で書いていくうちに、柔軟で強い心になっていくそうです。
ゼンタングルは道具を使ってもアウトラインを作ってから書いてもいい
ゼンタングルの書き方には決まりはありません。綺麗な円を書きたいのであればコンパスを使ってもいいですし、アウトラインや外枠の形を先に書いてからゼンタングルを描くという書き方でもかまいません。
子供の頃に持っていたような、数字や○□△などの記号が書ける大きな定規などを、100円均一で買ってきて使うやり方でも、面白いゼンタングルが書けるかもしれませんね。
ゼンタングルの書き方:応用編 色を使ってカラフルに!
ゼンタングルの基本的な書き方は、白い紙に黒いペンで心がおもむくままに書いていきますが、白紙から色紙に変えたり、黒ペンを色マーカーや色鉛筆に変えて描くのもまた趣が変わるのでおすすめの書き方です。
さらに上級者になると、布に刺繍をしてゼンタングルを作ったり、布用絵の具でゼンタングルを描く方もいるようです。できた作品はフォトフレームなどに飾るのがおすすめです。
ゼンタングル作成におすすめのペンを紹介します!
ではゼンタングルを作るときにおすすめのペンを紹介します。
どんなペンでもゼンタングルを書いていくのにそう問題はおきませんが、実際に書いている方がおすすめしているペンですので、揃えてみてはいかがでしょうか。
ゲルボールペン ユニボールシグノ 極細0.38mm
誰もが1本は持っている三菱鉛筆のユニシリーズのボールペン。そのなかの「ゲルボールペン ユニボールシグノ 極細0.38mmボール UM-151 黒 24」という商品がゼンタングルを書くときにおすすめのようです。極細のペンですから、細い線や繊細な書き込みをしたい時に使うようです。
ゲルインキボールペン ノック式エナージェル 0.5mm
こちらも誰でが持っているであろう、ぺんてるのゲルインキボールペンです。ゼンタングルで使用するのは「ゲルインキボールペン ノック式エナージェル 0.5mm パールホワイトブラック軸 黒インキ BLN75AW」という商品だそうです。上記の極細ボールペンをメインにこちらも使っているようです。
どちらも定価で200円ほどのペンなので、用紙を買いに行くときに一緒に探してみて、あれば購入というのがよさそうですね。
ゼンタングルの画像まとめ!
では最後に、ゼンタングルの画像をいくつかまとめてみましたので見ていきましょう。みてわかるようにやり方や形は自由です。
ただ、綺麗で真似してみたいと思っても最初にゼンタングルを書く時は基本の描き方である、手が動くままに描いてみる、というところをしっかり押さえるのをおすすめします。
ゼンタングルとは心のおもむくまま描く書き方のパターンアート!
ゼンタングルとは何か、そしてその書き方・やり方をみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ゼンタングルの描き方に決まりはなく、心のおもむくままに書いていき、夢中になって雑念を忘れることで、メンタル面にも良い影響を与えるパターンアートでした。
実際のゼンタングルとおすすめのペンも紹介しましたし、ペンと紙だけでできるのもゼンタングルの良い点なので、興味を持った方は試しに1枚書いてみてはいかがでしょうか!
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