取引先の紹介に対するお礼メールの書き方【例文あり】
取引先を紹介してもらったときのお礼のテクニック
取引先を紹介してもらったときは、紹介者にお礼状やお礼メールを送るのが最低限のマナー。商談の結果がわかり次第、速やかに感謝の気持ちを伝えましょう。
まずは電話やメールで一報を!3日以内にお礼状を郵送
取引先を紹介してもらったら、その取引先との商談結果が出たところで、紹介してくれた人に、素早く結果とお礼を伝えることを忘れてはいけません。紹介者側は、結果がどうなったか気にかけていてくれるはず。まずは電話かメールで一報を入れましょう。結果とお礼の気持ちが伝われば十分です。
そして、3日以内に改めてお礼状を出すことで、紹介者への感謝の気持ちがより伝わることでしょう。現代のビジネスシーンでは、お礼状を贈る風習自体が失われつつありますが、あえて時間やお金をかけて、丁寧にお礼状を出すことで、メールや電話だけでは伝わりきらない感謝が伝わりやすくなるはず。
お礼の気持ちを上手に伝えるための言葉選び
取引先を紹介してもらったというのはビジネスチャンスをいただいたということ。紹介してくれた人へ心からのお礼の気持ちが伝われば、新たなビジネスチャンスにつながる可能性も大いに考えられます。そんな紹介者へ感謝を伝えるための言葉選びのテクニックをご紹介します。
お礼を述べるときにこのような常套句を使うと、相手により一層気持ちが伝わりやすくなるでしょう。
「無理なお願いにも関わらず」
「ご厚意に背かぬよう」
「おかげさまで」
「格別のお計らいをいただきましたおかげで」
続いて、具体的なお礼状やお礼メールの例文を見てみましょう。
取引先を紹介してもらった際のお礼状・お礼メールの例文
取引先を紹介してもらったお礼状・お礼メールの例文を早速ご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
◆例文1◆
拝啓
向暑の候、貴社におかれましてはいっそうご隆盛のことと心よりお慶び申し上げます。
日頃はなにかとご高配にあずかり、心よりお礼申し上げます。
さて、このたびは無理なお願いにも関わらず、○○株式会社の○○様をご紹介いただき、誠にありがとうございました。
早速○○様をお訪ねしたところ、丁寧なもてなしを頂戴し、おかげさまで、その場で商談に応じていただくことができました。
これもひとえに、貴社の長年築いてこられた信頼関係があってのことと心より感謝する次第でございます。
後日あらためてお伺いする所存ではございますが、取り急ぎご報告かたがた御礼申し上げます。
今後ともよろしくご指導くださいますよう、お願い申し上げます。略儀ながら書面にて御礼申し上げます。
敬具
◆例文2◆
拝啓
初夏の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素一方ならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたびは○○様のご厚意により、○○株式会社の○○社長をご紹介いただき、誠にありがとうございました。
格別のお計らいをいただきましたおかげで、ご商談は前向きに進み、○月からお取引を開始させていただく運びとなりました。
これもひとえに○○様の格別のお力添えの賜物と存じております。
このご縁を大切に、ご厚意に背かぬようさらに全力を尽くして努めてまいる所存です。
本来であればお伺いして御礼を申し上げるべきところですが、まずは略儀ながら御礼申し上げます。
敬具
こちらは、丁寧な言い回しを使ったお礼状・お礼メールの例文ですが、あくまで型にはめた定型文になりますので、自分の言葉を加えてアレンジできると、よりお礼の気持ちが伝わりやすくなるはずです。
取引先を紹介してもらったらお礼メールとともにお礼状を贈ろう
取引先を紹介してもらったら、紹介してくれた人に速やかにお礼の気持ちを伝えるのがマナー。電話・メールで一報を入れたあとに、お礼状を贈るのが丁寧なお礼の仕方ですね。
お礼状やお礼メールでは、より感謝の気持ちが相手に伝わりやすい言葉を選びましょう。オリジナルの文章にアレンジができると尚良いですが、難しいという人は定型文を使うだけでも丁寧な印象を与えることは十分できるはず。例文を有効に使ってみてくださいね。
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