営業月報の書き方の重要なポイントと見やすいテンプレート作成例【デキる営業マン】
営業月報の意図とは
まずは、営業月報の意図とはについて紹介していきますが、こういった業務の意図をしっかりと把握しておくことはとても重要なものですので、この機会に営業月報の意図について理解しておきましょう。つまり仕事であっても一つ一つ意味があります。まずはその意味をきちんと理解しなければ、いい結果にはつながりません。営業月報を書く意味を正しく理解しましょう。
月間の営業活動を検討し、効率的な営業につなげる意図がある
営業月報は報告だけを書くものではなく、1ヶ月が始まる前に、行動計画を立てる必要があります。顧客別にその月の目標訪問回数を決め、訪問可能な日を割り振って予定を立てましょう。月末には、計画と実際の行動を照らし合わせ、達成したこと、できなかったことを洗い出してみてください。毎週末にこの洗い出しを行い次週の予定を組み立て直すなど、こまめなチェックができれば尚いいです。
達成できなかったときは、それなりの理由があるはずです。その理由を考え常に修正し、効率的な営業活動につなげていくのが、1つ目の営業月報の役割です。
営業月報は有益な情報やノウハウとなる
営業月報は、自分自身の目標達成だけでなく、社内で共有することで、有益な情報やノウハウとなります。営業会議で活動方針を決定するときなども「誰がどの得意先に対して、どのように活動してきたか」という情報があれば、検討する際の判断材料になるからです。
また月報を共有することで、優秀な営業マンの行動から、効果的な営業方法を学ぶこともできます。月報を元にメンバー同士でお互い切磋琢磨できる環境を作ることができれば、部署全体のモチベーションアップに役立つことでしょう。
月報の書き方で気を付けるポイント
営業月報は、ただ計画と結果を書けばいいというものではありません。優秀な営業マンは、報告書の書き方一つをとっても評価が高いものです。
具体的な営業月報の書き方のポイントを学んでいきましょう。
月報の書き方で気を付けるポイントは結果・理由・改善・方法
評価の高い営業月報の書き方のポイントとして、以下の4点が挙げられます。
①:結果
あなたが立てた目標に対する結果が分かりやすく書かれていること
②:理由
なぜ、その結果になったのかを考察した理由が明確に書かれていること
③:改善策
未達成な点がある場合、その点を改善したり数字を伸ばす施策など、達成していれば継続する方法やさらに業績を上げていくための方法が書かれていること
④:具体的な内容
③の改善案についての具体的な内容が書かれていること
営業月報では、この4点を含んだ書き方ができるよう意識してみてください。
月報の書き方で気を付けるポイントとしてテンプレートを活用して効率UP
営業月報を作成するのに大変便利なのが、テンプレートを活用すること。テンプレートはエクセルなどで作られたフォーマットのことです。このテンプレートを活用することで見やすいだけでなく、大幅な時間短縮も期待できます。では、実際に営業月報のテンプレートを紹介します。
営業月報のテンプレート
平成○○年○月○日
営業部 山田太郎
○月度 業務月報
1、数値(結果)報告 ■目標:~件 ■実績:~件 ■達成率:~%
2、反省・分析 ■商品(サービス)を必要としているユーザーの把握・特定ができていなかった
3、次月改善策 ■商品(サービス)を必要としているユーザーを絞り込む
4、具体的実行項目 ■市場ニーズの調査
以上となります。各企業によって書くべき内容は違うと思いますので、あくまで参考程度ですが、上記の内容は最低限でも入れておくべきです。 上司に提出する書類ですので、シンプルで見やすいテンプレート作りをしましょう。
営業月報は書き方のコツを掴みテンプレートを活用しよう
営業月報の書き方とテンプレート活用法について紹介していきました。
営業月報の書き方のコツは、ご紹介した4つのポイントを盛り込み、書きやすいテンプレートを活用すること。最初から満点の月報を書くことは難しいかもしれませんが、これらの情報を参考にすれば、徐々に褒められる月報が書けるはずです。この営業月報を大いに生かして、業績アップにつなげていってください。
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