東大卒がフリーター生活を選ぶ3つの理由
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由①正社員以外の夢や目標がある
東大生が東大を卒業し、東大卒といった肩書を持っていても、フリーター生活を選ぶ理由の1つ目は、「正社員以外の目標や目的があるから」です。夢をかなえるため、という理由でフリーター生活をおくる学生は、東大以外の大学卒に比べると東大卒ではかなり多くなります。
というのも、東大の卒業生は元々の能力が高いため、「自分ならできるはずだ」という自信を持った人間が多いのです。企業に雇われて働くよりも自ら事業を起こしたいと考えている東大卒は多くいますし、あるいは小説家やジャーナリストといった仕事につきたいと考えている人も多いのが、東大卒のフリーター生活者を増やしている大きな理由となります。
東大卒全員が夢を実現できるわけではないためフリーターを脱せないことも
しかしいくら東大卒といえども、夢を目指した東大卒の全員が、夢や目標を実現させることができるわけではありません。そのため、最初は夢をかなえるためのフリーター生活であったはずなのに、そのまま夢を実現させることなくフリーター生活から抜け出せなくなる、という東大卒も少なからずいるのです。
東大卒という肩書を持っているのにフリーター生活をしてしまうのはかなり勿体ないことだとは思いますが、夢をあきらめきれずフリーターを続けてしまう東大卒はかなり多くいるようです。
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由②:内定をもらえなかった
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由の2つ目は、「企業から内定をもらえなかったから」です。これはフリーター生活をおくる大学生の大半にあてはまる理由ですが、東大卒も例外ではありません。東大だからといって引く手数多という時代はすでに過ぎ去ったのです。
大企業や外資系企業では東大ブランドよりも海外ブランドを評価
また、最近ではグローバル化の影響により、日本の新卒就職に外国の優秀な学生が多く参戦してきます。以前は東大卒に割り当てられていた採用枠が、このような外国の優秀な学生に奪われてしまっているのです。
特に海外支社を多く持つ大企業や外資系の会社では、積極的に海外の学生を採用しています。東大ブランドよりも、今や、海外ブランドの方が評価されているのです。東大以外の学生は、はなから自分がお呼びでないと自覚しているので、大企業にのみ的をしぼらず、中小企業や人気のない企業も視野に入れた就職活動を行います。
しかし東大というブランド力の低下を自覚していない東大卒は、大企業の内定ばかりを目指して就職活動を行ってしまい、結果として1つの内定も出ないまま東大を卒業してしまったのです。
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由③:大学受験の燃え尽き症候群による気力低下
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由の3つ目は、「燃え尽き症候群による気力の低下」です。こちらは特に、がんばって東大に入学した秀才タイプの東大卒に多い理由です。このような東大卒は、東大入学を人生最大の目標にしてしまい、東大に入学した時点で人生の目標を見失ってしまうのです。
高校までに頑張りすぎたため、大学では無気力状態になってしまい、就職活動に積極的でなくなり、そのまま東大卒となりフリーターとなるのが最大の理由となります。
何をするにも無気力な人が多くニートや引きこもりになる人も
ですので、いざ就活が始まっても、やる気スイッチが入らないために、就活がうまくいきません。面接や筆記試験の準備をしようという気が起きないのです。このような理由でフリーター生活者となった東大卒は、バイトも長続きしません。
生きる気力自体が乏しくなっているからです。大学卒業後数年経ったら、ニート生活や引きこもり生活となってしまったという東大卒も多いです。
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由は主に「夢や目標がある」「内定なし」「気力がない」
東大卒がフリーター生活を選ぶ理由として3つの原因があると紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
夢や目標を追うための資金を稼ぐためにフリーターをしている東大卒や、他大生卒と同じく就職活動の結果が思わしくなかった、または就活に対する気力がそもそもなかった東大卒など、フリーター生活という道を選んだその理由は様々です。
しかし、いくら東大卒といえども簡単に夢を実現することはできない場合もありますし、東大卒だからといって数多くの大企業から内定を貰えるという時代が終わってしまったのも、東大卒のフリーターを増やす要因となっているのではないでしょうか。
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