「相手の立場に立って考える」ことの仕事における重要性〜自己PRで長所として使う際の例文付き

2016年12月4日自己PR

相手の立場に立って自己PRを考えてみよう

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どのような仕事であっても、最終的に相手とするのは人です。それは、商品やサービスを提供する顧客、仕事を一緒に行う上司や同僚、外部のパートナー会社などです。

それぞれの立場や視点を理解することが、仕事を効果的・効率的に進めるためには大切です。

顧客であれば、相手が欲しいものを理解することで、より良い提案を考えつくことが出来ます。

上司や同僚から仕事を頼まれた際にも、その仕事の目的や背景を知ることで相手の立場で本当に欲しいアウトプットを出すことが出来るようになります。

相手の立場に立って考えて行動することで、本質的な問題解決を行うことが出来るようになり、より多くの信頼が得られます。

相手の立場を理解できる人は話上手だけでなく「聞き上手」でもある

「相手の立場に立って考える・考えられる」人は、相手の話を聞くのが上手な人が多いのです。ですが、ここで勘違いしてはいけないのは、「聞く力」とは「質問をして相手の話を聞く力」ではなく、「素直に相手の話を聞く力」です。

これは一見簡単そうにみえて、実は意外と出来ていない人が多いのが特徴です。とはいえ、簡単だからこそ、例えば就活で自己PRだけにやっきになっている人など、聞き上手でないと面接では非常に目立ってしまうものでもあります。

面接で面接官の話に素直に耳を傾けられるような、相手の気持ちを考えられる人は、「相手の立場に立って考える・考えられる人」を体現している意味になりますし、好評価と捉えてもらえるものなのです。

「相手の立場に立つ」という長所を効果的に自己PRする方法は?

相手の立場に立って考える自己PRの基本的な考えと、相手の立場に立つという長所の、ビジネスにおける重要性についてはお分かりいただけたでしょう。ですが、いくら「相手の立場に立って考える」のが得意で、これまで紹介した自己PRのための考え方ができていても、それを面接やエントリーシート(ES)で上手に伝えられなければ就活では意味がありません。下手をすると、伝えられない事実が短所と受け取られる可能性も。

具体的にあなたが「相手の立場に立って考える」という点を効果的にアピールするには、どのような部分に注意したらよいでしょうか?

次は、相手の立場に立って考える自己PRとして、言葉にして長所を伝えるための重要なポイントをご紹介していきます。

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自己PRに必要なのは「相手の立場ならどんな行動を取るか」というエピソード!

では、具体的に面接で「相手の立場に立って考える」という長所をアピールするには、どんな点に気をつけたらいいのでしょうか。それは、ビジネスの場で考えられる状況を例に出して説明するのが、相手にも理解してもらえ評価にも繋がるのでオススメです。

例えば、相手が「自分の会社の上長」で、自分の考えた企画に否定的な立場だったとします。その場合に、相手の立場に立って考えてみましょう。あなたは相手の立場に立つことで、会社の利益損失の可能性を認め諦めてしまいますか?それとも、利益拡大の可能性の裏付けを挙げて再提案しますか?

相手が「自分の会社の社長」でもいいですし、「取引際の担当者」でも構いません。相手の立場になった考える、もしくは考えてから行動しなければならない状況において、実際にあなたがどんな行動をとるのか、「相手の立場に立って考える」という意味が実際にどういうことを表すのか、面接官に「なるほど!」と思わせるような答えが返せせば、それは効果的な事故PRといえるでしょう。

相手の立場に立って考える自己PRで使える例文をご紹介!

それでは最後に、「相手の立場に立って考えることができる」点を効果的にアピールしている、自己PRの例文(文例)をご紹介します。

先ほども述べましたが、いくら相手の立場に立つ、相手の立場に立った考え方が自分の長所だとしても、それを伝えられなければ表現力がない、とあなたの短所として捉えられてしまう可能性は否定できません。

そうならないためにも、最後に効果的な自己PRを参考に、面接官の心に届くあなただけの思いやりエピソードを、面接やエントリーシート(ES)上で完成させましょう。

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例文①学生時代のアルバイト経験での学びを自己PRに

就活で自己PRする場合、学生時代のアルバイト経験を自己PRにつなげるのはとても自然ですし、少なくとも面接官は表現方法がどうであれ、短所とは考えず長所として好意的に聞いてくれるものです。それが相手の立場に立って考える自己PRとなれば、尚更です。

「私の強みは『相手の立場に立つ思いやりの心』です。学生時代のアルバイトで塾講師をしており、受験を控えてはいるものの、中には全くやる気のない生徒や宿題を忘れたり授業中に居眠りをする生徒がいました。その時、生徒自身と話し合うことを大切にしました。

まず生徒の行動に怒らず、なぜそうなってしまったのかを聞き入れるようにしました。その次に、その行動を解決するにはどうしたらいいのかを一緒に考えてあげるようにしました。何気ない会話から進路指導の真剣な話、生徒が抱えている事情を知り、そこからどんな行動に変えていけばいいのかを考えていく事で、生徒たちの行動が変わり、成績向上につなげられました。

この経験から、短期的に問い詰めるのではなく、相手の事情を踏まえて解決策を提示してあげるのが効果的だと学びました。」

このような経験から、仕事をする上でも相手の立場に立つという基本姿勢を踏まえて行動をとる点は、学生時代のアルバイト経験から得た自己PRとして好例でしょう。

例文②日常生活の中で意識している行動を自己PRに

他にも、日常生活の中で意識している行動を自己PRにつなげるのもいいでしょう。具体的にどんなものか見ていきます。

「私の強みは『協調性』を第一に考えて行動する点です。特にグループで行動する時は、どうすればみんなが居心地良くなるかを考え、行動に移しています。こういった日頃の心がけから、相手の立場に立って考え行動出来るようになってきました。」

といったものです。日常の何気ない行動でも、それが自己PRに絶大な効果を発揮する対象となる場合もあるので要チェックです。

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2016年12月4日ビジネス

Posted by BiZPARK