新入社員が目標設定する際のポイントと例
新入社員の目標設定のポイント①:努力すれば達成できる程度
新入社員が目標設定する上で大切なのは、できる範囲で”努力すれば達成できる程度”の目標を設定することです。
新入社員に出来ることは限られています。そのため自分が持っている能力やキャパシティを超えることのない目標を設定しましょう。
目標とするゴール地点を大き過ぎるものにしてしまったり、「あの先輩のようになれ!」なんてあやふやな目標例にしてしまうと、達成までの道のりが分かりにくくなってしまうため、注意が必要です。
新入社員が目標設定をする時、最初は低いハードルから目標設定を行い、挑戦していくことがポイントです。目標を”頑張ってクリアした”ことにより、モチベーションのUPにも繋がります。
少しだけ高い目標にするのがおすすめ
新入社員が掲げる目標設定として適切なのは、確実にクリアできる目標よりも、少しだけ高い目標を設定をすることです。ここで大事なのが、あくまで”少しだけ高い目標”という点です。
あまりに高過ぎる目標を設定すると、途中で挫折したり、最終的に目標を達成できなかったりする可能性が出てきて、新入社員のやる気を失いかねません。
新入社員はなんとか手が届くレベルの範囲での目標を、目標設定シートに記入しましょう。
新入社員の目標設定のポイント②:期限などを具体的に決める
新入社員の目標設定は、「具体的で分かりやすい」ものを例として提示することが重要です。
目指す方向がはっきりしていればしている程、目標達成するために何をすべきかを考えやすくなるのです。自分が今何をしたらいいのかがはっきりしているのならば、それに向かった行動のとり方もいたって簡単になってくるでしょう。
具体性をともなわせた目標設定は、新入社員の瞬発力を鍛え、判断力を養わせるための手法のひとつでもあります。目標には具体的な期限をしっかり設定することも大切です。
参考にできる具体的な目標例
ここでまずは、新入社員の目標設定シートの例をご紹介します。ベターな目標例として、以下を参考にしてみましょう。
「電話応対を覚える」
「書類作成のフォーマットを覚える」
「名刺の渡し方を完璧にする」
などの具体的な目標例を設定すると良いでしょう。
努力の方向性が定まり取り組み方を考えやすくなる
目標例は具体的に言葉にすることで、努力の方向性が定まり、目標に向けてどのように取り組んでいけば良いのかも分かりやすくなります。新入社員が目標設定をする際には、具体的に決めることを忘れないようにしましょう。
新入社員の目標設定のポイント③:数値化・リスト化する
目標設定シートを作る際には数値化すると、進捗具合も達成度もより分かりやすくなります。
目標設定をする上で、チェックシートを作成・リスト化し、達成しているかどうか項目ごとに細分化していくのも有効的でしょう。
ツール作成の手間がかかってしまいますが、業務を数値化しにくい職種にとっては非常に明確な方法と言えるでしょう。
参考に出来る数値化した目標例
それでは実際に、目標設定シートの例をご紹介します。簡単な数値化した目標例でいくと、以下の目標例が挙げられます。
「1日に30本のアポ取りの電話をかける」
「1日に10件の飛び込み営業を行う」
目標設定をする際は上記を参考にして、数値化した目標例を作成すると良いでしょう。
反復的な方法を目標例にするのが新入社員にはおすすめ
新入社員は”とにかく行動に移す”という意識が大切です。目標設定をする際にもその意識が重要になってきます。それを植え付けさせるには反復的な方法を目標例にするのが良いでしょう。数値化の際には反復数など具体的な数値を書くのがおすすめです。
新入社員は例を参考に達成可能な目標にして具体的に数値化・リスト化するのがポイント
いかがでしたか?今回は、新入社員のやる気を引き出す目標設定のポイントや例を紹介してきました。
新入社員の目標設定をする上で重要となるのが、「達成できるレベル」「具体的な期限を設ける」「目標値を目指す」ことでした。これらのポイントに注目して目標値を設定してみましょう。
ただ、冒頭でも述べているように、新入社員にできることは限られているので、無理な目標設定などは避けましょう。
例を参考に目標設定のポイントを意識して目標を立てることで、社会人として心機一転、新たな一歩を踏み出しましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません