ドアのノックマナーと必要のないケース
ビジネスマナーとしてのノックの回数は?
日本人はノックと言うと2回をイメージします。しかし、これは国際ビジネスマナーに反した事です。
実際に適したノックの回数とその意図とは何回なのでしょうか。
まずは、ドアのノックマナーを知っておきましょう。
親しい相手にはゆっくり3回ノック!礼儀が必要な相手には4回
ビジネスマナーとして、ノックはゆっくり3回行うのがマナーです。
その中でも、2回は空室確認・3回目は入室確認です。
3回は親しい相手に対する回数です。4回は、初めて訪れる所や礼儀の必要な相手に対する回数です。
単に4回ノックするのでなく、間をあけて2回+2回する方が、日本人的に印象が良いです。
ドアが開いていてもノックするのがマナー
ドアが開放されていたとしても、相手のスペースに入るのですから、ノックで合図するのは大事です。
そのため開いていたとしてもノックするのがマナーかつ、一般常識です。
では、ノックに含まれる意図とは何なのでしょうか。
ドアは入室の合図!一声かければより礼儀正しい評価がされる
確実に中に人がいないと分っている場合でも、ドアをノックするのがマナーです。
また、ドアが開いていても入室の合図としてノックをしましょう。
開いているドアの正面に立ち、軽くノックし、「失礼いたします」で入室しましょう。
そして、一礼し、「おはようございます、本日もよろしくお願いいたします」で入口に立ち、「失礼いたします」と言い、一礼、完全退室が正しいやり方です。
ノックが必要ない場合とは?
もちろん、世の中にはノックをしなくても良い場合もあります。
最後に、ノックが必要ない例をあげて行きます。是非、参考にしていざという時に失敗しないようにしましょう。
会議中の再入室の場合には再ノック不要!
会議中に部外者が入室する事はノックするのがビジネスマナーです。
会議出席者の再入室には、ノックの必要はないのです。
中にいる出席者達に「また新しく誰か来たのか?」と思われてしまうからです。
紛らわしいので、再ノックは避けておきましょうね。
ドアノックのマナーは初訪問時には4回・再入室の場合は不要
ドアをノックする時のビジネスマナーは初訪問時には4回ですが、再入室の場合にはノックは不要です。
ドアのノックに関しては、ビジネスマナーというより人としてのマナーです。ただし、会議中に一時席を離れた後の再入室や、相手方がノックを不要としている場合はこれに限りません。
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