面接で聞かれて困る質問の受け答えポイント【転職者向け】
就活生にはそれぞれ苦手とする質問がある!
キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたが面接で聞かれると困る質問は何ですか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 短所
- 時事問題
- 全く異なる研究をしているけど、なぜうちなのか。
- あなたを採用して当社にどんなメリットがありますか?
- 取得資格
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたが面接で聞かれると困る質問は何ですか?」
多くの就活生は面接対策をおこなってから当日は挑みますが、それでも聞かれて困るという質問があるようです。アンケートでは、「短所」や「時事問題」、「採用するメリット」などが上がりました。 この記事では、就活生が聞かれたくないと思うような面接の質問に合わせ、答え方も一緒にご紹介します。面接対策のひとつとして、ぜひチェックしてください。
転職面接で聞かれて困る質問①:「転職回数が多いですがなぜでしょうか!?」
転職活動で聞かれて困る質問といえば、転職回数に関する内容ではないでしょうか?まずはこちらの質問から見ていきましょう。
転職を指摘する質問の意図とは
転職を繰り返しているとそのことを面接の質問の中で指摘されることはよくありますし、実際に転職を繰り返している人は確実に聞かれる質問だと思っておきましょう。
面接担当者はいざ入社が決まってもまた定着をせずに転職するんじゃないかということでこういった質問をしてきます。
明確に自分のキャリアプランがあるんだという事を伝える
短期間で退職を繰り返したり、職務の内容に一貫性がない時はとくに注意しましょう。
こういった質問に答えるには自分に一貫した考えがあり、確かに転職の回数が多いですが今後はこうしますといった先のことを冷静に考えているという答え方をしましょう。
どうしても、ネガティブな回答になりがちですが、そういった答えはNGです。
かならずポジティブな回答にしましょう。「チャレンジしていきたいから」や「多数繰り返したことで新たな考え方やスキルが身についた」などの言いまわしで堂々と答えましょう。
転職面接で聞かれて困る質問②:「つまらない仕事を任された場合どうこなしていきますか?」
仕事は必ずしも楽しい内容ばかりではありません。もしもつまらない仕事内容を任されたら…考えるとぞっとしますが、きちんと対策を立てておいた方がいいでしょう。
つまらない仕事をどうこなすかの質問の意図とは
転職での面接で担当者のこういった質問は、聞かれた人が仕事をどうとらえているかを知りたいから聞いているのです。また、長いスパンで働いてくれる人材なのかということを見ています。
この質問は転職者には、多い質問となっていますのでしっかり回答を用意しておきましょう。
業務を選ばない姿勢をみせるのがポイント!!
つまらない仕事と言われたから、つまらない仕事でもやりますという答えはしないでください。
つまらない仕事に対する概念をどう捉えているかをみて、どう向き合うかが知りたいのですから、ここは「確かに退屈してしまうことがあるかもしれませんが、その仕事も将来の糧になると考えております」と前向きな姿勢を見せて話ましょう。
例え退屈で、面白くない仕事でも貪欲に取り組む姿勢を見せることで、上司や同僚との連携プレーをこなしていける人だと判断されるのです。
つまらなくても仕事は仕事で意味があるのですから、未来の糧になるのならと業務を選ばない姿勢を見せる答え方が良いでしょう。
転職面接で聞かれて困る質問③:「最近、感心を持っていることは何ですか?」
これは、普段の意識が問われる質問でしょう。ただの雑談としてとらえれば、特にないですね、で終わりそうですが。実は、油断してはいけない質問内容です。
感心を持っていることの質問の意図とは
基本的にこの質問の意図には、しっかりビジネスパーソンとしての基本である情報収集をしているのか!?ということ見る質問とともに、その感心あることにどのように取り組んでいるのかを見ています。
そういったところをみることで、どういった仕事をする人物なのか推し量れると考えています。
その業界に関係ある社会問題などを挙げるのが最もベター!!
社会問題をテーマしたほうがベターです。
そういった社会問題から、自分が希望する業界にどう影響があるのかというところに繋げることができればOK!!
業界への関心の高さや自分の意見がしっかり述べられる質問なので、しっかりアピールしていきましょう。
転職面接で聞かれて困る質問④:「あなたの夢は何ですか?」
初対面の面接官に聞かれて困る質問かもしれませんが、適性を見るうえで欠かせない質問です。一体どのような意図があってされるのでしょうか?
夢に関する質問の意図とは
夢に関する質問の意図についてですが、仕事をするうえで、大事な要素としてモチベーションというのがあります。このモチベーションが高いや低いで、仕事の取り組み方も大きく変わってきますよね。
そういった観点から採用側もこういった夢に関しての質問をしているのです。
夢だけではなく仕事に絡めて答えよう!!
ここでの回答のポイントは、必ず仕事に繋げるように答えるということです。
夢はなんですか?と聞かれてただ夢だけを答えてもいいけません。
また、その夢に日付などをつけて「3年後にはこうなりたい」「10年後はこうありたい」など明確でなおかつ、具体的に答える方が印象がいいです。
転職面接で聞かれて困る質問⑤:「あなたはお酒が飲めますか?」
一歩間違えたら"アルハラ"になりかねない質問ですが、これにも会社側の意図があります。正直に答えるのもアリですが・・・対策を立てましょう。
お酒飲めるかという質問の意図とは
ビール会社や酒造メーカーなど、お酒を扱う会社では大事な質問だったりしますが、一般的な企業では、基本的には相手をリラックスさせることが目的でこういった質問をしているようです。
なので、あまり深く考えないようにしましょう。
ただ、飲めませんというのはダメです!!
お酒が飲めない人には、なんとも困ってしまう質問だと思いますが、飲めないからと言って、ただ飲めませんなんて答えるのは厳禁です。
こういった場合には、例え飲めないにしても「嗜む程度です」とかわしていきましょう。
ビジネスシーンではこういった、対処もビジネスマナーだったりします。こういったところも面接官は見ていますよ。
転職面接で聞かれて困る質問をされたら、自分のキャリアプランがある事を伝えよう
面接で聞かれて困る質問の受け答えポイントについてご紹介しましたが、いかがでしょうか?転職者には、転職活動ならではの「嫌な質問」があります。
短期間で退職を繰り返したり、職務の内容に一貫性がない時はとくに注意しましょう。
面接担当者は人間関係がうまくいかない何か問題がある人なのではないか、忍耐力が足らないのではないか、と判断されます。こういった質問に答えるには自分に一貫した考えがあり、確かに転職の回数が多いですが今後はこうしますといった先のことを冷静に考えているという答え方をしましょう。
あくまでも面接担当者の主張を認める上で自分の考えを述べるようにしましょう。
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