カードローン申請に必要な年収は?知っておきたい審査の内容
カードローンとは個人向け現金融資サービス
カードローンとは、主に消費者金融・銀行・信販会社が提供する個人向け現金融資サービスです。「カード」という名称が付きますが、必ずしもカード発行がされるわけではなく、最近はパソコンやスマートフォンからの操作一つで、希望の銀行口座に必要な金額を振り込んでくれるサービスも人気です。銀行カードローンであれば、普通預金口座のキャッシュカードでATMから融資を受けられる場合もあります。こうした利便性の高さもまた、カードローンの人気の1つです。
審査も早く必要なときにすぐに借りられる
カードローンの特徴の一つが、審査が早いことです。最短30分審査を宣伝する大手消費者金融や銀行も多く、申込をしてから必要な現金を受け取るまで、最短1時間というスピード融資が可能な金融機関の融資はカードローンだけでしょう。すべてのカードローンが即日融資可能というわけではありませんが、自社の公式サイトで「申込んだその日に融資可能」などと記載されているカードローン事実、そのようです。ただし、即日融資は審査がスムーズにいき、審査に通った場合に限ります。次に、審査について詳しくみていきましょう。
カードローンはどの金融機関でも審査がある
どの金融機関のカードローンに申込んでも、必ず審査があります。大手消費者金融や銀行の審査であれば、30分~数時間程度で終了します。この短い審査時間に何をしているかというと、まずは申込フォームに記載された内容に誤りがないかを確かめます。勤務先や年収確認よりも先に審査されるのが、個人信用情報の照会です。これは具体的に何かというと、信用情報機関に登録されている申込者の金融機関との契約内容や支払い状況が、申込フォームの記載内容と相違がないかを、カードローン会社が確認する作業のことをいいます。
過去5年以内の支払い状況が重要
カードローンの審査の一番のポイントが、個人信用情報の内容です。過去5年以内に債務整理や3ヶ月以上の返済遅れがあると、いわゆるブラック扱いとされ、大手消費者金融や銀行のカードローン審査には通らなくなります。過払い請求については、数年前までは信用情報に記載されていましたが、現在では過去の情報も含めてすべて削除されています。過払い請求は利用者の正当な権利の行使なので、次にお金を借りるときに不利にならないように配慮されているのです。
審査では年収は重視されていない
カードローン審査においては、意外に思われるかもしれませんが年収はさほど重視されていません。もちろん、一定の安定収入があることが、すべてのカードローンの「申込条件」ですから、収入があることは絶対条件です。ただ、アルバイトやパート勤務でも、年収が200万円以上あればカードローン審査の年収はクリアーしているといえます。他社からの借入れをすべてまとめて一本化する、おまとめローンの審査においても、年収400万円以上あれば年収面はクリアーしていると考えられます。年収が800万円など高収入でなければ大きな金額は借りられないのでは?と不安に思う人もいるのですが、意外にも年収の基準は低いのです。
借り入れには信用性が最も重要
年収額にかかわらず、カードローンの初回申込で500万円などの最高限度額を借りることはまずできないでしょう。それは、信用性に関わりがあります。いくら高年収でも、その人は毎月きちんと返済してくれる人かどうかまでは、金融機関はわからないからです。通常は、利用期間が長くなると徐々に限度額が増えていきます。これは、カードローンを利用して着実に返済することで、信用という実績が積み重ねられていくためです。おまとめローンの申込みではどうしても最初から高額になりますが、この場合には個人信用情報の照会により、他社の借金を毎月確実に返済してきたかどうかで判断されます。
カードローン審査では200万円以上の年収で十分だが何よりも信用性が重視される
アルバイトではカードローンの審査に通らないのでは?年収200万円台では金融機関からお金を借りるのは無理ではないか?と不安になる人も多いのですが。実際にはカードローン審査における年収の基準額は200万円で良、400万円で優良と考えられています。借りる金額が少なければ、月収10万円程度のアルバイト勤務の人でも、比較的審査が緩やかな消費者金融であれば審査に通る可能性は十分あります。年収と同様に大事なのが、安定性です。勤続年数が長い人は、これからも安定して収入を得られると客観的に判断できるので、審査も通りやすくなるのです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません