カードローンでお金を借りる際の注意点2つ

2017年1月16日ローン, 借金

カードローンは無担保の現金融資サービス

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カードローンとは、消費者金融、銀行、信販会社(クレジットカード会社)などが主に提供している、無担保の現金融資サービスです。申込から審査、契約までインターネット上ですべて行えるカードローンも増えています。「カード」という名がつくローンでありながら、カード発行なしで自分の銀行口座に必要な金額を即時振込してもらえたり、銀行カードローンでは普通預金口座のキャッシュカードで融資を受けることが可能なものもあります。利便性が高いので、会社勤めの人だけでなくアルバイトをしている成人学生や、パート主婦で利用している人も多いです。

手軽な無担保現金融資

住宅ローンや車のローンは、家や車が融資の担保となるケースが多く、借金の返済が万が一滞った場合には担保を手放さなくてはいけません。しかし、カードローンは無担保ローンなので、担保を提供する必要がありません。担保提供がない分、審査時間も短く、パソコンやスマートフォンからweb申込をして最短1時間で現金融資を受けることが可能なカードローンもあります。この手軽さがカードローンの人気の理由の一つであり、注意点でもあります。詳しくみていきましょう。

カードローン利用時の注意点①:利息

注意点のひとつめは、利息についてです。消費者金融や銀行のカードローンはテレビコマーシャルなどでも大々的に宣伝されていますが、なぜこれだけ宣伝してまで現金融資をするかというと、利息支払いをしてもらうことで利益が得られるからなのです。カードローン利用時に適用される法定最高金利は、年15.0%~20.0%で、これはひと昔前と比べるとだいぶ低くはなっています。バブルの頃は、この倍以上の金利で貸付をするカードローン会社がほとんどでしたが、現在は法規制が厳しく法定上限金利20.0%を超えるカードローンはありません。そうはいっても、大手消費者金融の多くは年18.0%程度で融資を行っていますので、借りた金額以上の返済をしなければいけないという注意点は把握しておきましょう。

無利息サービスという言葉に惑わされない

最近は、カードローンの「無利息サービス」が人気を高めています。「いくら借りても利息ゼロ」などという宣伝文句だけを見ると、まるで利息なしにお金を借りられるように思えてしまいますが、無利息期間はあくまでも「期間限定」のサービスというのが注意点です。この注意点をよく説明を読まずに、無利息でお金を借りられるものだと勘違いしてしまったり、無利息期間終了後の利息支払いについて深く考えることなくお金を借りてしまう人が多いのです。注意点としては、無利息サービスの内容と無利息期間終了後の金利を確認して把握しておくことです。安易にカードローンで融資を受ける前に、注意点について慎重に考える必要があります。

カードローン利用時の注意点②:借り過ぎ

近ごろのカードローンは便利になっていて、自宅や会社にいながらスマホ一つで申込から借入までできてしまいます。カードを発行せずに銀行振り込みしてもらえるなど、家族などに借金がばれない工夫もされているので、冠婚葬祭が重なって生活費が苦しくなったときなど、安易にカードローンでお金を借りてしまう人が増えています。入院してしまって一時的にどうにも収入を得られず、周囲に迷惑をかけずにピンチを切り抜けたいと考える人には重宝するサービスではあります。ただ、ブランド物など実生活においては特段不要なものを購入するためにカードローンを利用すると、その後も同じことを繰り返して借り過ぎてしまうリスクが大きいものです。

カードローンの融資額は貯金額ではない

カードローン中毒になってしまうと、借りられる範囲の限度額がまるで自分の貯金であるかのような感覚に陥るのが注意点といえます。そこまで感覚がマヒしてしまうと、限度額いっぱいまで借りて、少し返したらまた借りて、といつまでもカードローン返済生活が続いてしまいます。そうなると、利息支払いだけで相当な出費をしていることになり、常に借金があるという状態に気付いたとき精神的にも落ち込んでしまいます。仕事をして収入を得ているうちはいいのですが、精神的に追い詰められて健康を害して収入が途絶えてしまうという負のループに陥る人も決して少なくありません。必要な金額を借りた後の注意点としては、借入れを増やさず確実に返済していくことです。

カードローン融資を使用する際の最大の注意点は利子と借り過ぎの2つ

カードローンでお金を借りる際の注意点2つについてご紹介してきました。堅実に生活をしていても、冠婚葬祭が重なったときや、怪我や病気で高額な医療費が発生したときなど、急に現金が必要になることは誰でも一度や二度あるものです。そんなとき、無担保で誰に迷惑もかけずに借りられるカードローンは手軽で便利です。ただ、その手軽さや便利さによって、ついつい不要なものまで購入してしまって借金額を増やしてしまう人もまた、多くいます。カードローンを利用する際の注意点は2つ、利子の把握と、借り過ぎないようにすることです。借りている金額が大きくなると、月々の返済額も多くなり、せっかく仕事をして稼いだ給料の多くを返済に回さなければいけなくなってしまいます。以上の注意点については、しっかりと把握して使用するようにしましょう。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK