忘年会を欠席する大きなデメリット2つ【新入社員編】
忘年会を欠席するデメリットとは
忘年会とは、会社の一年を締めくくる大事なイベントです。そのため、重役をはじめとした社員のほぼ全員が出席するでしょう。ほとんどの社員が出席する忘年会は、単なる飲み会ではありません。仕事の一環であると認識してください。忘年会は親睦会としての意味もありますが、新入社員にとっては普段あまり関わらない人に顔と名前を覚えてもらうチャンスです。
「新入社員だし、入社したばかりだから話についていけないだろう」と思っても、忘年会は欠席せず、積極的に話の輪に加わりましょう。
新入社員が忘年会に欠席するデメリットを、具体的に説明します。
忘年会を欠席するデメリット①:人脈を広げるチャンスを失う
新入社員に「忘年会は仕事の一環」という認識を持ってほしいのは、仕事だと思えば苦痛に感じる忘年会も乗り切れるためです。仕事なら、よっぽどの理由がない限り欠席できません。
ただし、忘年会は強制参加という決まりはありません。不参加だったという理由で、新人いじめにあうわけでもありませんし、叱られるわけでもありません。参加したくなければ不参加でも問題はないのです。
欠席でも問題はないとはいえ、忘年会という人脈を広げるチャンスの場が与えられるのに、新入社員がその機会を自ら逃してしますのはもったいないと思いませんか?新入社員が忘年会を欠席することの最大のデメリットはこれです。
忘年会に欠席せず、お酒を交えて上司と話すことで、上司に気に入られたり、思いがけないチャンスをもらえるかもしれませんよ?
忘年会に欠席するデメリット②:話題に入れない
忘年会を欠席した結果、忘年会の後の社内で疎外感を感じる新入社員もいるようです。忘年会は会社の一大イベントであり、社員全員の共通の思い出になります。同じ思い出、楽しい時間を共有しなかったことで、忘年会の話題に混ざることができず、疎外感を感じるようです。社内での話題に混ざれないというのは、新入社員にとって、忘年会に欠席するデメリットといえるでしょう。
あくまでも一例ではありますが、新入社員が忘年会に欠席した結果、パワハラを受けるようになったという事例もあります。
新入社員が忘年会に欠席するデメリットは大きいため、大切な用事がない限りは、参加しましょう。
忘年会に出席するメリットについて
忘年会に出席することが決まったら、お酒の席のマナーを再確認しておきましょう。正しいマナーで参加することで、上司や先輩からの評価を上げることになります。これだけでも、新入社員が忘年会に参加するメリットといえるでしょう。
忘年会は自分を売り込む絶好の機会!
お酒の席でのマナーを知っているかいないかで、新入社員の評価は大きく変化します。お酒の席でのマナーを知っている新入社員を、気に入らない上司や先輩はいません。忘年会以降、声をかけてもらえるようになったり、可愛がられるようになることも珍しくありません。
つまり忘年会とは、自分を売り込むための絶好の機会なのです。自分を効果的に売り込むためにも、新入社員は忘年会前にお酒の席でのマナーをしっかり身につけておきましょう。
お酒の席のマナー
■お酌をするときはマナーが大事!
お酌をするというのはビジネスマナーの一つです。
お酒を注ぐタイミング、瓶の傾け方など、注意が必要です。
▼詳しくはコチラ▼
社会人のお酌の基本マナー【ビール・ワイン・日本酒編】
■座る位置に気をつける!
座る位置には上座と下座があります。気をつけましょう。
▼詳しくはコチラ▼
様々なビジネスシーンでの上座・下座の原則と例外【図解】
■乾杯の挨拶を買って出よう
新人であれば乾杯の挨拶はやって当たり前のものです。この挨拶をチャンスにして上司に良い印象を残しましょう。
▼詳しくはコチラ▼
乾杯の音頭・挨拶を飲み会などで行うコツと使える例文
■宴会のお礼を忘れずに
宴会が無事に終われば一安心ですが、翌日のお礼も忘れてはいけません。
▼詳しくはコチラ▼
飲み会でご馳走になった場合のお礼メールの書き方と例文
忘年会で上司に「今日は無礼講だから!」と言われた場合
「今日は無礼講だから!」
忘年会におけるお決まりのフレーズですね。上司は決まって「今日は無礼講!」と言いますが、本当に無礼講でよいわけではありません。上司や先輩から、「無礼講だから楽しく飲もう!」とハイテンションで絡まれても、どこまでふざけていいのか、線引きが難しいのです。
常識と礼儀をわきまえたコミュニケーションを心がける
「今日は無礼講だから!」というのは、忘年会の挨拶のようなものであり、決して上司の本心からの言葉ではありません。上司の「無礼講」という言葉を真に受けて、新入社員であるにも関わらず失礼な発言をしていると、忘年会後が怖いことになります。忘年会後に出勤したら陰湿な人事異動や、左遷されたというケースもないわけではありません。
「無礼講」とは、「常識と礼儀の範疇でふざける」という意味です。何をしても良い、という意味ではけっしてありません。上司、先輩に対して、一歩近寄ったコミュニケーションをとることを意識しておきましょう。
新入社員が忘年会を欠席するデメリットは人脈を広げるチャンスを失う事!
どうしても外せない用事でもない限り、新入社員としては忘年会に出席するべきでしょう。
欠席するデメリットと出席するメリットを考えると、出席した方が今後のためになることがわかると思います。忘年会についての心配事やわからない事があったら、忘年会に参加した経験がある先輩に相談しましょう。
忘年会の参加は強制ではありませんが、欠席したデメリットは大きいのです。しかもこのデメリットは、新入社員の今後に関わりかねません。欠席したデメリットを考慮し、仕事の一環だと思って、忘年会には参加しましょう。
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