国旗と社旗を並べる際の位置関係で知っておくべき常識

2016年12月6日国旗

国旗は社旗よりも上位である

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まず、国旗と社旗、どちらの位が上かを考えてみてください。国旗に関する賛否両論はさておき、日本を象徴する国旗が社旗よりも上位であることに疑いようはありません。では、そもそも国旗と社旗を並べるのは妥当なのか。これに関しては国旗への敬意から相応しくないという声もあります。しかし、たとえば外国の来賓を迎えての会議やレセプションといった機会では、国旗と社旗を共に掲揚してもマナー違反とはなりません。自国と自社への誇りを示す行為だからです。この時は当然ながら外国旗も揚げます。この外国旗も含めて旗の掲揚には細かな作法、位置の決まりがあります。細心の注意を払って旗を並べましょう。

日本では左が上位

日本では一般的に左が上位とされます。これは日本古来の伝統に基づいており、最高位を真ん中とし、正面から見て左を上位、右を次席とします。雛壇を思い出してみてください。一般的に、向かって左がお内裏様(男雛)、右がお雛様(女雛)となっています。結婚式でも左が男性、右が女性です。これは性差別ではなく単純に伝統なのですから、国旗と社旗の位置関係を覚える際に活用しましょう。つまり、日本では右の位置に国旗を、左に社旗を揚げます。これが正しい位置関係です。

卓上旗として掲げる際は国旗が右で社旗が左

国旗と社旗は必ずしも真っ直ぐに揚げるわけではありません。卓上旗の場合はこの2つの旗を交差させる形にします。この時は国旗が右の位置に、社旗が左に来るようにしてください。と言っても特に難しいものではありません。通常通り、左に掲げている国旗をそのまま左へと傾けていくだけです。基本である左右の位置関係が頭にあれば、とても簡単な応用です。

左だけでなく前も上位

ただ、ここで注意しなければならないことがあります。旗竿の前後です。ただ旗を交差させるだけではいけません。旗竿にも取るべき位置関係があるのです。向かって手前に上位の旗竿が来るようにしてください。少しややこしく感じられるかもしれませんが、日本ではとにかく左の位置が優先されることを念頭に置きましょう。左にある国旗を傾けた時、右の社旗よりも前側に旗竿がきます。もちろん、前が上位だからです。左が上位、前が上位、と覚えておくと、卓上旗の設置で慌てなくて済むでしょう。

旗の数が増えても左が上位なのは変わらない

国旗と社旗の位置だけなら、左が上位という点を押さえておけば間違いありません。では、外国の来賓を迎える時はどうでしょう。もちろん、その国の旗を掲げることになり、最低でも3種類の旗を掲げることになります。状況によってはそれよりも多くなることもあるでしょう。その場合も基本は同じです。あくまでも左が上位です。

高いポールがある場合はその位置が最上位になる

国旗、社旗、外国旗。それぞれの位について考えてみましょう。当然、お迎えする外国の旗が最上位です。次に国旗、最後に社旗、この順番になります。よって、左から外国旗、国旗、社旗と並べてください。これは右を最上位とする外国の慣習にも倣うようになっていて、建物の内側から見ると外国旗が右に位置することになるのです。ただし、ポールが3つあり、真ん中が高めの構造となっている場合は位置が変わります。当然、最も高い所に最上位の旗を掲げなければならないからです。この時は、左から、国旗、外国旗、社旗の順に掲げます。いずれにせよ、社旗が常に右に来ることに変わりはありません。

国旗と社旗を掲げる時は左と前と高い位置が上位だという常識を頭に入れておこう

国旗と社旗を並べる際の位置関係で知っておくべき常識について見ていきました。日本では左が上位。これさえ覚えておけば、国旗と社旗の位置関係について悩まなくなるはずです。先ほど社旗は右に来ると書きましたが、ポールが3本あり、県の旗や社章を掲揚する場合、社旗は真ん中に掲げ、その他の旗が右に来ます。また、ポールは3本だけど掲げる旗は国旗と社旗のみであれば、最も高いポール、大抵は真ん中のポールに国旗、その右に社旗を掲げてください。左は何も無くても良いのです。最後に、社旗は国旗よりも小さめのサイズに作り、並べる時は少し低めに掲げてください。旗というものは何かの象徴です。それに対して払うべき敬意の度合いを冷静に考えれば、おのずと扱い方が分かってくるでしょう。

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2016年12月6日ビジネス

Posted by BiZPARK