自主性と主体性の意味の違いとは？「ない」人の特徴と身に付ける方法

2016年12月12日2020年3月31日主体性, 自主性

自主性は「態度」主体性は「意思」が重要視される

「自主性」は、積極的に行動する「態度」を意味します。「主体性」は、自分の意志で取り組むという「意志」が重要視されるという意味の違いがあるのです。「自主性」の場合は、判断後に自分で動くことを意味します。「主体性」は、自分でどう動くのかという所から考えることを意味するのです。

自主性の意味：「自分の判断で行動する態度」

「自主性」とは、本来どんな意味なのでしょうか。自主性は、「自分の判断で行動する態度」という意味です。

言葉の使い方としては、「自主性に欠ける」「自主性を活かす」とよく言われます。自主性は、自分で行動する積極性のある態度を指していると言えます。自ら動いたという態度は、仕事においてよく高評価されます。

主体性の意味：「自分の意志・判断で行動しようとする態度」

「主体性」には、どのような意味があるのでしょうか。主体性は、「自分の意志・判断で行動しようとする態度」という意味です。

言葉の使い方としては、「主体性のない人」「主体性をもって仕事に取り組む」などとして使われます。「自主性」との違いは、「自分の意志」で行動するという部分が加わっている点です。人に言われてではなく自分で判断したという、自分の意志で行動する意味があります。

主体性と自主性をもつと会社で求められる人材になる

社員教育などで、「主体性を持ち、自主性のあるになるべき」と言われる場合があります。このような場合、自分の意志で判断をし、自分で動くという態度をもった人材になるように言われているのです。つまり、状況判断をしながら、自分で判断する人材になってほしいという意味があります。企業側は、自分から実行することができる人材を育てたい願っているのです。どのような仕事でも、主体性と自主性は求められます。

主体性と自主性がない人の特徴

主体性や自主性がない人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。主体性や自主性がない人は、特徴を把握することが改善のヒントになります。主体性や自主性がない人の特徴は、以下のとおりです。

◆主体性がない人の特徴

・「何でもいい」が口癖

・愚痴や悪口が多い

・自分と周りを比較する

◆自主性がない人の特徴

・与えられたことしかしない

・常に受け身

・何がしたいかわからない

「自主性」を身に付ける方法：自発的に行動する

それでは、これらの違いを理解した上で身に付けるにはどうしたらいいのでしょうか。「自主性」がないとは、受動的な態度を意味します。周りの人から言われる前に、自発的に行動してみましょう。社会人になると、誰もすぐには手を差し伸べてくれません。自分から行動することで、切り開けることも多いです。自主性の意味を把握して、積極的に行動してみましょう。

「主体性」を身に付ける方法：決断を伴う経験を積む

「主体性」を身に付けるには、様々な環境や場面に対面して、それに対応する能力を養うことが大事です。実際に自分が決断を伴うような体験を味わうことで、「主体性」が養われていきます。その場から逃げずに、自分が責任を持つことが「主体性」のある態度となります。「主体性」を持つには、ある程度の経験値が必要です。

自主性は「態度」主体性は「意思」が重要視される！意味の違いを把握して自発的な行動と決断を伴う経験を積もう

いかがでしたか。自主性と主体性の意味の違いと、身に付ける方法について紹介しました。自主性と主体性は意味合いが違い、それぞれに求められているものが異なることがわかりました。ビジネスでは、主体性と自主性をもって動くことが大事と言われます。自分で判断することで、その責任が伴います。主体性と自主性をもった人材になると、会社においても活躍できるでしょう。

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