「会社を辞めたい」と思った11の理由と対処法【ケース別】
- 1. 会社を辞めたい理由①:人間関係が上手くいかない
- 2. 会社を辞めたい理由②:仕事にやりがいを感じない
- 3. 会社を辞めたい理由③:給与が低すぎる
- 4. 会社を辞めたい理由④:残業・休日出勤が多すぎる
- 5. 会社を辞めたい理由⑤:不可思議な社内ルールに嫌気がさした
- 6. 会社を辞めたい理由⑥:会社の方針に合わない
- 7. 会社を辞めたい理由⑦:激務過ぎて体を壊した
- 8. 会社を辞めたい理由⑧:家族の世話をしなくてはいけない
- 9. 会社を辞めたい理由⑨:正当な評価を受けられない
- 10. 会社を辞めたい理由⑩:なんとなく働きたくない
- 11. 会社を辞めたい理由⑪:夢を見つけた
- 12. 会社を辞めたいと思ったら理由別に対処法を実践!駄目なら転職しよう
会社を辞めたい理由①:人間関係が上手くいかない
会社を辞めたい理由1つ目は、「人間関係が上手くいかないから」です。社会に出て働いている以上、自分に合う人、合わない人、気が利く人、威圧的な人など様々な人に出会うことでしょう。
内部に自分に合わない人がいると大きなストレスになり、会社を辞めたいと思う理由となります。人間関係が上手くいかないことで仕事に支障が出てきたら大変ですよね。
また、人間関係で悩み過ぎたり、ストレスが溜まり過ぎたりすると、うつ病を患ってしまう場合もあるので、注意しなくてはなりません。
エピソード
【事務職/32歳女性】
私の部署は上司1人と同僚の年下女子2人と私で構成されているのですが、私はそのうち同僚の年下女子のうち1人と仲が悪くなってしまいました。残りの1人が板挟みの状態で申し訳ないです。きっかけは彼女が毎日遅刻ばかりしたり、仕事が終わっていないのにすぐに人に押し付けて帰ってしまったりなどが続いたので私の方が嫌っていたというのはあります。
しかし、私は覚えがないのですが、上司は私が同僚を無視したと聞いたらしく原因は私にあると思っています。私さえ辞めれば職場の雰囲気は良くなると思うと、会社を辞めたい気持ちでいっぱいです。
対処法:仕事と割り切って気にしない
対処法としては、仕事だけの関係と割り切って考えるしかありません。できるだけ自分に合わない人がいてもあまり気にしないように努めましょう。
もし、それでも辞めるという気持ちになっているのなら、相当なストレスがかかっているのかもしれません。上司に相談したり、異動をお願いしたりするのもありです。自分が病む前に解決するようにして下さい。それでもダメなら転職を考えてみましょう。
会社を辞めたい理由②:仕事にやりがいを感じない
会社を辞めたい理由2つ目は、「仕事にやりがいを感じない」です。たとえ希望の企業に入社できたとしても、自分が行きたい部署に配属されなかったり、やりたい仕事ができなかったりすると、毎日の仕事にやりがいを感じられなくなることはよくあります。
毎日の仕事にやりがいを感じることができなければ、自分は何のために働いているのか空しい気持ちになってきて、モチベーションも必然的に下がってしまいます。そうなれば会社を辞めたいと思うのも当然かもしれませんね。
エピソード
【営業/23歳男性】
私は技術職希望で入社しましたが、配属時にどうしても営業が足りないので、最初は営業部に行ってほしいと言われました。私は後に異動できるならとOKしたのですが、1年たった今、異動できる気配はありません。
私が営業部の新人の中で売り上げTOPだったのもあってか、「あと1年」と言われました。私は確かに採用時には人当たりが良いと言われていたので、営業の適性はあったのかもしれません。しかし、TOPになるまで頑張ったのは、異動に文句を言われない為にしっかり成果を出しておこうと思ったからです。技術職としてスキルを上げたい私にとって、今の仕事をしている時間はどうしても無駄に思えてしまいます。会社を辞めたいと毎日思い詰めています。
対処法:自分なりに目標を立て、達成感を味わう
自分の今の仕事にやりがいを感じられない場合は、自分なりに目標を立てて、達成感を味わうという対処法が有効です。今の部署で結果を出せば、別の場所でも結果を出すかもしれないと異動願いがスムーズに叶えられる可能性もあります。
しかし、上記エピソードのように結果を出しているのに異動願いが叶わない場合は、もしかしたら今後も移動できないかもしれません。転職を考えてみても良いかもしれません。結果を出していれば、転職もスムーズにいくことでしょう。
会社を辞めたい理由③:給与が低すぎる
会社を辞めたい理由3つ目は、「給与が低すぎる」です。たとえどんなに仕事が好きだったとしても、給与が低すぎると会社を辞めたいということになりがちです。
その理由に、「会社を辞めたい」と思ってしまう人の理由として最も多いのが、「給与が低すぎる」なのです。給与が上がらなければモチベーションも下がってしまいますし、仕事が好きなだけでは乗り越えていけないのが現実ですよね。
エピソード
【SE/24歳男性】
うちの会社は残業手当もつかないし、ボーナスもありません。そのくせ、毎日終電ギリギリまで残業はありますし、休日出勤も多いです。最近では終電で帰宅中に「自分は何のために働いているんだろう」と考えていたら自分が下りる駅を乗り過ごしてしまい、タクシーで自宅に帰る日々が続いています。もう会社を辞めたいです。
対処法:自分の功績をデータにまとめて直談判
どうしても今の会社でもう少し頑張りたいけれど、給与だけがネックと言う方は、自分が会社に与えた功績をデータにまとめて直談判するという手があります。
実際にデータで貴方の頑張りを見せれば、上も納得しやすいですし、給与UPをしてもらえる可能性もあります。ダメ元で直談判してみるのも1つの手だと言えるでしょう。
会社を辞めたい理由④:残業・休日出勤が多すぎる
会社を辞めたい理由4つ目は、「残業・休日出勤が多すぎる」です。どんなに仕事が好きで給料がもらえていても、残業・休日出勤が多すぎると、結果的に身体を壊して辞めてしまう人も多いです。
また、あまりにも仕事をし過ぎた結果、大好きだった仕事を嫌いになるケースもあります。好きなことを仕事に選ぶべきではないという意見はこの辺りからくるのかもしれませんね。
エピソード
【デザイナー/23歳女性】
うちは深夜もフル稼働でみんな働いています。みんなが必至で働いているので文句も言えません。家に帰れるのは週に2日ぐらいです。頑張って担当の仕事を早く終わらせても、営業さんの持ってきた仕事をたんまり振り分けられてまた帰れないループに入ります。勿論、休日出勤も当たり前。仕事は楽しいですが、流石にきつ過ぎて、この先体力がもつのか不安で仕方ありません。思い切って会社を辞めたいです。
対処法:仕事の効率を上げる
残業・休日出勤が多い場合は、何とかして効率を上げて仕事を早く終わらせるという対処法が考えられます。しかし、上記エピソードのように仕事を終えてもエンドレスで仕事が増えていく場合だと、この対処法は使えないでしょう。
一度職場を見渡してみて、早く帰れている先輩・上司がいるか見てみましょう。もし、いるならその先輩・上司の仕事ぶりを観察したりアドバイスをもらったりして、なんとか仕事の効率を上げることで早く帰れるようになりましょう。
しかし、職場全員が残業・休日出勤をしていて、早く仕事を終わらせても次の仕事が入ってくる会社なら、きっとこの先もあなたが休まる可能性は低いと考えられます。身体を壊す前に転職するのが妥当かもしれません。
会社を辞めたい理由⑤:不可思議な社内ルールに嫌気がさした
会社を辞めたい理由5つ目は、「不可思議な社内ルールに嫌気がさした」です。会社によっては暗黙の了解でおかしなルールが定番化している所もありますが、そのルールに納得できない場合は会社を辞めたいと思うのも仕方ないのかもしれません。
不可思議な社内ルールや会社に浸透している風習に「おかしい」と疑問を持ち始めると、「そもそもそんな会社で働き続けて大丈夫であろうか」と心配になってきますよね。
エピソード
【営業/25歳女性】
女性というだけで雑用を全て押し付けてくる会社の社員全員に腹が立って仕方ありません。今の部署は私以外全員が男性です。しかし、やっている仕事は同じ営業です。私は負けず嫌いな所があるので、男性社員に負けないようにきちんと成績も上げてきました。それなのに、女と言うだけで雑用を全て1人でやらなくてはいけないというおかしな社内ルールに嫌気がさしています。会社を辞めたいと切実に思うようになりました。
対処法:社風は変わるものでもないので迷わず転職する
上記エピソードのように会社全体がおかしな社内ルールに染まっている場合は、今後このルールが変わるかもしれないと期待してもあまり意味がないでしょう。社風は簡単に変わるものでもないからです。
TOPが変わって抜本的改革が起こりそうなど会社に動きがあれば期待できますが、そうでない場合は普通の会社に転職した方が懸命です。そのまま働き続けても貴方が嫌な思いをするだけでしょう。
会社を辞めたい理由⑥:会社の方針に合わない
会社を辞めたい理由6つ目は、「会社の方針と合わない」です。会社の方針と自分の方針が全く合わなかった場合、その会社で働いていても窮屈なだけですよね。
もし、会社の方針が保守的で自分の方針が革新的なのだとしたら、どんどんフラストレーションが溜まっていくでしょう。これは上が変わるか、自分が上に行かない限り解決されない問題です。
エピソード
【webプロデューサー/29歳男性】
新しい事がやりたくて今の会社に転職しましたが、会社の仕事にも慣れて一人前になれたのに、新しい仕事をさせてもらえません。何度も工夫を凝らした企画書をプレゼンしましたが、上手くいきません。あれもダメ、これもダメ、と言われ心が折れそうです。先輩に相談に乗ってもらうと「この会社は新しいことには何も挑戦できない、それに気づいた人から転職していくのさ」と言われました。先輩は今月末に会社を辞めます。自分も会社を辞めたいです。
対処法:自分の方針と重なる部分はないか再確認する
この場合の対処法としては、会社の方針が自分の方針と本当にまるっきり異なるのかをきちんと再確認しましょう。中には、会社の方針というよりは、上司の方針と合わないだけという可能性も考えられます。
自分の上司のいう事が会社の方針とは決めつけずに観察してみて下さい。もし、上司の方針と会社の方針が一致していて、「絶対に無理」ということであれば、その時は転職を考えましょう。
会社を辞めたい理由⑦:激務過ぎて体を壊した
会社を辞めたい理由7つ目は、「激務過ぎて身体を壊した」です。どんなに仕事がやりたくても、身体を壊したのであれば、仕事を続けることはできません。会社を辞めたいというより、会社を辞めなければいけなくなった状況ですね。
もし、今後もその会社で今まで通りに仕事をしたいのであれば、一度体を壊してしまった事実をよく考えてみて下さい。今後も同じ調子で働き続ければ再発が危ぶまれます。
エピソード
【サービス/26歳女性】
ホテル勤務です。働いてから4年目になります。仕事は大好きですし、激務でも構いませんでした。同期が次々と辞めていく中、身体の丈夫な私は残っていましたが、先日遂にガタがきてしまいました。
過労が溜まり、いきなり高熱を出して倒れたのです。運ばれた病院では大事を取って入院した方が良いと言われましたが、私は仕事が気になって仕方ありませんでした。退院したらすぐさま仕事に戻るつもりでしたが、親に泣いて止められました。すでに辞めていた同期も心配してきてくれたのですが、「辞めた方が良い」と言われました。流石に目が覚めて辞めたいと思い始めています。
対処法:休職して療養するか、辞めるしかない
身体を壊した場合は、療養して回復してから仕事に復帰するか、辞めるしかありません。きちんと回復をしないままにまた働き続けてしまうと、過労死してしまうケースも考えられます。
最悪のケースを避けるためにも、慎重な判断が必要です。決して無理をして働き始めないようにして下さい。
会社を辞めたい理由⑧:家族の世話をしなくてはいけない
会社を辞めたい理由8つ目は、「家族の世話をしなくてはいけない」です。人生は色々ありますから、「遠くに住んでいる両親が急病・怪我で介護が必要になってしまった」「子どもの面倒を見なければならない」など急に家族の世話をしなくてはならない境遇になることもあり得ます。
その場合は、会社を辞めて実家に帰らなければならない、今の労働時間ではとても家族の世話はできないなど、様々な現実的な理由も出てきます。そうなると、会社を辞めたいと思うのも仕方ありません。
エピソード
【アパレル/32歳女性】
仕事ではマネージャーを任されるようになり、やりがいと楽しさを見出した時だったのですが、実家の呉服屋を継いでいた母親が急病で倒れてしまいました。しばらくは入院しながら様子を見るということでしたが、うちは一人娘ですでに祖父母や父は他界しているため、私しか継げる人がいません。しかもうちは代々伝わる呉服屋なので、ここで名絶やしにする訳にはいきません。とても残念ですが、会社を辞めるしかありません。
対処法:時短勤務ができるかなど会社に相談する
上記の場合は無理ですが、「結婚して会社が遠くなった」「子どもの世話をしなくてはいけない」などの理由であるならば、時短勤務ができないか会社に相談してみるのも手です。
もし仕事も職場の人も気に入っているので、できれば今の会社で働きたいということであれば、雇用形態が変わっても今の会社で働けた方が良いはずです。ダメ元でお願いしてみましょう。
会社を辞めたい理由⑨:正当な評価を受けられない
会社を辞めたい理由9つ目は、「正当な評価を一生懸命に仕事へ取り組んできて、実際に成果を上げたのに、その成果が全く評価されないのは残念ですし、モチベーションも下がりますよね。
そうなると、も会社を辞めたいのも頷けますよね。正当な評価を受けられない会社で働いていても、「何のために働いているのか」分からなくなってくるでしょう。
エピソード
【建設/35歳男性】
勤続12年になりますが、自分の会社は、ゴマすり上手が出世する会社だと知って会社を辞めたいという思いが強くなりました。今までコツコツと努力して仕事では成果を上げてきたつもりです。確かに話下手で懐に入るのは苦手ですが、それで全てが評価されて良いのでしょうか。自分の同期には、ゴマすり上手で有名なゴマすり男がいます。
かねてから自分が希望していたプロジェクトリーダーに元上司は私を推薦してくれていました。しかし、元上司の退職とともに新しい上司がきたのですが、いつのまにかプロジェクトリーダーの座が私からゴマすり男になっていたのです。今までの自分の努力は何だったのか。今後の仕事に展望が持てません。今すぐ会社を辞めたいです。
対処法:自分の仕事ぶりを客観的に振り返る
まず確認しておきたいのが、「自分は本当に評価されるぐらい仕事をしているのか」という事実です。きちんと成果を残しているのなら、データのようなものが残るはずです。
そこで他人にも分かるようなデータを揃えましょう。もしかしたら、上記のエピソードのように上司が貴方の出した成果を知らない為に、理不尽な人事を受けた可能性も考えられます。そのような会社では、きちんと自分の成果をアピールするのも大切かもしれません。
会社を辞めたい理由⑩:なんとなく働きたくない
会社を辞めたい理由10つ目は、「なんとなく働きたくない」です。これは社会人なら誰もが思うことかもしれませんが、毎週月曜日になると朝起きれない、「なんとなく働きたくない」という気持ちになることはよくありますよね。
とくに仕事に対するモチベーションが低下している人に起こりがちです。毎日食べるために働かなければいけないが、なんとなく働きたくないという思いになれば、会社を辞めたいという気持ちにもなるでしょう。
エピソード
【広報/24歳女性】
10年間想い続けていた先輩が遂に結婚してしまい、失恋の辛さで会社を辞めたいです。それまでは、なんだかんだで会う機会が作れたので、先輩に美味しいものを奢ったり、プレゼントをあげたりしたいと思い、とにかくお金を稼ぐために必死で働いていました。
職場でもその意気込みが評価され、実績も出していたので上司から期待もされていました。しかし、失恋してからは働く気力が失せました。もう働く意味も見出せません。現在は溜まった有給消化で休暇を取っていますが、もう会社を辞めたいです。
対処法:疲れてるだけかも!人生の目標を考えてみる
なんとなく働きたくないと考えてしまう人は、直接的な原因は様々かもしれませんが、単に疲れているだけかもしれません。旅行に出かけたり、思いっきり眠ったり、温泉に浸かったりなど、とにかく体と心を休ませましょう。
また、働くことに意味が見いだせないという人は、自分の人生の目標について今一度考えてみてはどうでしょうか。もし、それを考えた上で今の仕事が目標に結びつかないとなれば、転職を考えるのも手です。
会社を辞めたい理由⑪:夢を見つけた
会社を辞めたい理由11つ目は、「夢を見つけた」です。夢を見つけたとしたら、できれば夢の時間の為に時間を使いたいものですよね。会社で働いている時間が勿体無いと感じてしまうかもしれません。
会社で働いている時間に意味を見いだせなくなったら、もはや仕事へのモチベーションはなかなか上がりませんよね。会社を辞めたいと思うのも当然でしょう。
エピソード
【SE/27歳男性】
友人に誘われていったマジックショーで感動してしまい、それ以降は自分の趣味はマジック一色になり、しまいにはマジシャンになるのが夢になりました。初めは会社の忘年会などで余興として披露できるので、会社のみんなも好意的でしたが、最近では業務中にもマジックを披露するので、同僚や上司から注意されるようになってしまいました。
もはや、会社員として生きるより、代々木公園の大道芸人と混ざってマジシャンとしての人生を歩んだ方がいいのではないかと思い始めています。会社でついマジックを披露してしまい、注意されるたびに会社を辞めたいと思ってしまいます。
対処法:夢を選んで後悔しないかよく考える
夢を見つけたので会社を辞めたいと考える気持ちは理解できますが、本当にその道を選んで後悔しないかはよく考えましょう。夢を叶えたいので会社を辞めたいというのは、その他の理由で会社に嫌気がさしていたために引き起こされた一時の感情である可能性もあるからです。
もし、どう転んでも夢を追い求めることを後悔しないと、しっかり覚悟ができたなら、その時は会社を辞めても良いかもしれません。夢を叶えるために頑張って下さい!
会社を辞めたいと思ったら理由別に対処法を実践!駄目なら転職しよう
「会社を辞めたい」と思った時の理由とケース別の対処法を紹介しました。会社を辞めたい理由には様々な理由がありました。まずは理由に適した対処法の実践をおすすめしますが、ダメなら転職を考えた方が賢明でしょう。
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