ご芳名帳のタイプと名前の書き方

2017年1月16日2021年4月16日冠婚葬祭

ご芳名帳は結婚式などの受付で名前を書くもの

ご芳名帳の芳名(ほうめい)とは名前という意味の言葉です。相手のことを尊敬する意味で使われる表現です。芳名つまり名前のリストでもあるご芳名帳とは結婚式などの受付で氏名や住所などを記入するもののことをいいます。最近ではゲストブックと呼ばれることもあり、形式的には縦書きタイプや横書きタイプのものがあります。

ご芳名帳にはいろいろなタイプがある

結婚式の受付は普通、新郎側と新婦側に分かれています。ご芳名帳も2冊用意することになります。両方同じデザインでも構いませんし、新郎新婦、ピンクや水色といった風に色違いにしたりタイプを変えてみたりするのも良いでしょう。市販の高級感のあるものもたくさんありますが、最近ではハンドメイドの心のこもったご芳名帳を使う方もいらっしゃるようです。

ご芳名帳のタイプには「帳面」「シート」「カード」がある

最近のご芳名帳には文字通り帳面タイプ、シートタイプ、カードタイプがあります。帳面タイプのものは従来からの形式を用いる住所と名前を記入するタイプ、簡素化された名前のみを記入するタイプなどがあります。シートタイプのものは罫線のみのもの、デザインが施されたものなどいろいろありますが、名前書きを簡素化したい方におすすめです。

カードタイプのご芳名帳が最近人気

従来からのタイプのご芳名帳も多く使われていますが、最近多く使われるようになったタイプに名前を書くカードタイプのご芳名帳があります。受付で記入する場合もありますが、結婚式の招待状に同封する場合が多いようです。カードタイプですので、当然1人1枚となり、いろいろな面で管理がしやすくなります。またメッセージやイラストなどを添えて来る方もいらっしゃるので新郎新婦には嬉しい一枚です。

ご芳名帳ってなぜ必要なの？

新郎新婦側は招待状を送っているので、当然招待客の住所や名前はわかるはずです。ではなぜご芳名帳は必要なのでしょうか。これは伝統的な名前を書く側面もありますが、結婚式の後に出すお礼状の参考にする名前など、その後の付き合いのためにもあると便利となるからです。また、新郎新婦にとっては何よりも結婚式という晴れの舞台での記念になるものといったことが大きいのではないでしょうか。

ご芳名帳は記念に残る

従来からのご芳名帳は帳面タイプですので、字が下手な人も受付で書きにくい姿勢で書いていました。その点を考えるとカードタイプを招待状に同封するということは招待客のためにも理にかなっていると言えます。カードタイプが増えてきているのもうなずけますね。また、ご芳名帳を記念に残したいとお考えの方は、自宅でゆっくりと書いてもらえるカードタイプがオススメです。

名前はご芳名帳のタイプを確認してから記載しよう

結婚式に対する考え方が変わってきているように、ご芳名帳に関する考え方も変わってきています。名前を書くことが必要ないという人もいれば、シートタイプの簡素なものを使う人、またブランド仕様の豪華なものを使う人やハンドメイドの心のこもったものを使う人まで、いろいろな人がいらっしゃいます。ただ、結婚式といえばご祝儀や出欠の確認がつきものです。それらの確認のためにもご芳名帳もしくはそれに準じたものがあると便利なのです。