銀行員がもらう平均的なボーナスと給与について
銀行員の仕事内容は多岐に渡る
銀行員の仕事として知られているのが、「預金業務」。銀行に行くと、まず目につく「窓口業務」と呼ばれている仕事で、お金の入出金をして、預金を管理する業務となっています。窓口の後方では事務処理をして、手続きに間違いがないか、案内は適正であったかのチェックをしています。
当日の入出金が合わない場合は、原因がわかるまで、全員が帰宅できないのは有名な話でしょう。また、ボーナス時期になると、内勤にもノルマが課せられ、自分のボーナスどころではないようです。
銀行には貸付業務もあり行員への負担が大きい
銀行員には大切な業務がもう1つあります。それが「貸付業務」です。企業やお店または、個人に融資をして、融資額の利率で利息を得ます。その利息分が銀行の利益となるのです。
融資先の経営状態によっては、貸し付けたお金を回収できず、被害を受ける可能性があるので、銀行員にとって融資とは、「貸付」および「回収」まで、全てに責任が重くのしかかる大切な業務です。成績によってボーナスも変わる場合があります。
銀行員の平均年収は「20代で400万円/30代で600万円」
銀行員は、高給取りのイメージが根強いですが、「年功序列業界」といわれる銀行。銀行に勤める20代の営業職で、およそ年収400万円前後。そして、30代では平均年収が600万円となります。
40代以上になると平均年収が1,000万円を越える銀行員も
30代までの平均年収で、他業界よりも高めの水準に見える銀行ですが、40代以上になると、年収1,000万円を越える人もいるそうです。こういったデータから、銀行員には高給取りイメージが強くあるのではないでしょうか。
50代からは出向になり、給与が大幅に下がる可能性も
銀行に長く勤めれば、ボーナスを含めた年収はどんどんあがるように感じますよね。ところが、そんなに簡単ではないようです。
50代になる頃に、支店長もしくは同等の役職になっていなければ、「出向」や「転籍」があり、年収も約半分になるそうです。入行する時には、誰もが高給取りを目指し、自分が出世するものだと確信していたのでしょうが、50代で出向になり、給与やボーナスが下がっては大変な事です。
銀行員のボーナス平均は「20代で80万円/30代で100万円」
銀行員といっても、大手銀行・都市銀行・地方銀行・信用金庫と様々。おおよその金額ですが、20代でボーナスの平均が80万円、30代で100万円となっています。もちろん平均なので、こちらの金額を下回る人もいますが、逆に平均を大きく上回る銀行員もいます。
「40代で200万円以上/50代で400万円以上」というデータも
銀行員のボーナスは、平均データを見ると、40代では200万円を超えてくるようです。これは、銀行の大きさや経営状態によっても変わってきます。また、50代になるとボーナス平均が400万円オーバーとなるようです。
ただし、こちらの平均データには出向・転籍した銀行員の数字は入っていません。
高額ボーナスに興味が出たら転職を考えてみるのもあり
上記で紹介した通り、銀行員のボーナスは高い傾向にあります。ボーナスが高いと生活水準を上げられますし、趣味などに充実させることもできます。そんな高額ボーナスが出る銀行員になりたいと思ったら、転職してみてはいかがでしょうか?
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銀行員のボーナスは30代平均で100万円を超える!全体的に給与水準が高い業界
銀行員の平均給与やボーナスをまとめましたが、いかがでしたか?平均データを見ると、給与水準は全体的に高い業界である事が分かりますね。その分、仕事内容も多岐に渡ります。
もちろん、景気の不況が続き、多くの会社が苦しんでいる中、銀行の経営や給与状況も振るわない年度もあります。「倒産しない業種」としての銀行も今や安泰ではありません。課せられたノルマが達成できず、銀行員のボーナスも大幅にカットされ、給与が減額されたケースもあるそうです。
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