「嬉しい」気持ちを表す敬語表現と注意点

2016年11月29日敬語

「嬉しい」という言葉を敬語で表す時は相手との立場を見ることが大切

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嬉しい気持ちを敬語で表現する時には、形容詞句が大切になります。敬語は目上の人や立場など自分と相手とのTPOでへりくだった表現として使います。したがって、自分がこれらの場合のどの位置にあるかということを考えて、嬉しいという気持ちを表す敬語の形容詞句はさまざまです。なお、嬉しい気持ちを表す敬語は目下や立場が自分より下の人には使わないのが通例です。

「嬉しい」という言葉の敬語は「嬉しい限りです」のような形容詞句がポイント

「嬉しい」の敬語は形容詞句がポイントになります。ここでいくつかの例を見ることにします。簡単なのは、「嬉しい限りです」ですが、強調する場合は「この上なく嬉しい限りです」となります。

あまりに「嬉しい」なら「最高にうれしいです」などオーバーな表現も例も

これと同じような例として、「最高にうれしいです」もありますし、さらにオーバーな表現になると「嬉しくて涙が出そうです」あるいは「嬉しくて涙がでます」となります。最上級になると「これほど嬉しいことはありません」ともなります。例を参考に、最大限の気持ちを伝えましょう。

「嬉しい」の敬語は「喜ばしい」という言葉が正しい表現例になる

「嬉しい」という言葉自体は、それだけだと敬語ではありません。敬語では、喜ばしいとなります。すなわち「嬉しい限りです」は一見敬語のようですが、正しくは「喜ばしい限りです」が正しい、「嬉しい」の敬語の例になります。

「この上なく喜ばしい限りです」は「嬉しい」の最上級の敬語表現になる

したがって、「まさに喜ばしい限りです」あるいは「この上なく喜ばしい限りです」など、形容詞句を添えると最上級の敬語になります。例として挙げた敬語は難しいので間違えやすいのですが、正しい敬語を使ってこそコミュニケーションも円滑になるでしょう。

「嬉しい」の敬語は同じ意味の類義語に置き換えられる

「嬉しい」という言葉は前向きの気持ちを表す時に使う言葉で、多くの場合気分が良いという意味合いで使われます。この論理から考えると、必ずしも、「嬉しい」という言葉の敬語である、喜ばしいという言葉で無くても、気持ちは相手に伝わるでしょう。

「嬉しい」は「最高に幸せです」と置き換えても大丈夫

その観点から言いますと、「幸せです」「感動です」「感激です」「最高です」というような言葉も、「嬉しい」という言葉に相当します。したがって、「嬉しい」の敬語表現は、例えば「最高に幸せです」でもいいでしょう。

「嬉しい」の敬語は口語体と文語体では違う点に注意しよう

「嬉しい」という気持ちを表現する時に、口語体と文語体とでは、やや表現方法が変わってきます。例えば、口語体の文章では構わないことが多く、文語体はビジネスの分野などで使われるケースが多いようです。

「嬉しい」の文語体は「喜ばしい限りに存じます」になる

例えば、「喜ばしい限りです」は、「嬉しい」の敬語ですが、実際には口語体でもあり文語体でもあると言えそうです。したがって、これを文語体にする場合は「喜ばしい限りに存じます」となります。

「嬉しい」の敬語表現はくだけた表現でも失礼にならない

「嬉しい」という言葉の敬語にとらわれ過ぎると、相手が照れくさい気分になることがあるかも知れません。例えば「誠に喜ばしい限りです」などと言われると、何だかくすぐったい気持ちになりそうです。要は自分の嬉しい気持ちを相手に失礼にならないように表現すれば、敬語的な表現と言えるでしょう。

したがって、今の日常生活では嬉しい気持ちを表す時の敬語的な使い方は「嬉しい」と「感謝」を組み合わせれば適切な言葉の例が見つかるでしょう。

「嬉しい」という表現の敬語は例を参考に相手も喜ぶような言葉を選ぶ

「嬉しい」という言葉を表す敬語は、それを聞いた相手も喜ぶような言葉を選ぶようにしましょう。この意識を持っていれば、どのような表現でも相手に失礼なことにはならないでしょう。したがって、「有難うございます。最高に幸せに感じます」という言葉に「嬉しい」とか「喜ばしい」という言葉はどこにもないのですが、嬉しい気持ちは十分に伝わるでしょうし、嬉しいと言う敬語と言えます。ここで紹介した例を参考に、あなたも大切な人に「嬉しい」という気持ちを言葉にして伝えてみてください。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK