家でできる仕事の種類とはじめるときの注意点
家でできる仕事①:手作業系
最近では、勤めている会社からの給料だけでは生活が苦しいため、副業をはじめる人が増えています。副業をはじめたい人に人気なのが、家でできる仕事です。副業で稼ぎたい人だけでなく、主婦からの人気もあります。
手先が器用なら細かい軽作業・アクセサリー制作がおすすめ
手先が器用な人におすすめなのが、細かい軽作業やアクセサリー制作です。たとえば、ガチャガチャの内職。これは、主に商品とその説明書を入れてふたをするだけの仕事内容になっています。一見とても簡単な内職ですが仕事量が多く、在庫場所の確保も必要になる点は理解しておきましょう。他の仕事も同様です。
アクセサリー制作は家でできる仕事として人気が高いですが、手先の器用さに加えてスキルが求められます。ネイルチップやミサンガ、ストラップ制作といった仕事もあります。
スキルや責任が求められる仕事なので、作業単価は高めに設定されているのが特徴です。
他には、以下のような仕事が人気です。
■検品
■縫製
■栽培キット作り
■ティッシュ広告入れ
■タグの糸通し
■袋詰め
空いた時間で稼ぎたいならアンケート・懸賞サイト
空いた時間で簡単にできる、家でできる仕事をしたことがない人におすすめなのが、アンケートサイトや懸賞サイトです。送られてくるアンケートに答えたり、指定されたことをすると報酬やポイントがもらえるという仕組みです。
報酬は高額ではなく、しっかりやってようやく月に1万円稼げるか稼げないかというレベルです。安全で特別なスキルが必要ないという点が特徴です。
字の綺麗さに自信があるなら文字を書く仕事が◎
書字系とも表現される「文字を書く仕事」も家でできる仕事として人気があります。この仕事には、書道経験や資格が必須です。
代表的な仕事内容は、賞状の文字を書くこと。賞状の全文を書く仕事を担当した場合、単価は1文字あたり30円ほど。全文を合計すると、だいたい1枚の賞状を書いて数千円ほどの収入を得られます。
家でできる仕事としては、トップクラスの報酬です。内職として非常に人気が高く、求人数が少ないので根気よく探す必要はあります。
家でできる仕事②:パソコンを使う業務
家でできる仕事として最近人気なのが、パソコンを使って行う仕事です。クラウドソーシングの普及に伴い、家にあるパソコンで副業をする人が増えたのです。
最低限のパソコンスキルがあればできるのは記事作成・データ入力など
突出したスキルは必要なく、最低限のパソコンスキルがあればできるのは記事作成やデータ入力、ブログ作成です。仕事に慣れるまで多少の時間はかかるでしょう。人にもよりますが、報酬はだいたい時給に換算すると500円~800円ほどになります。
記事作成やデータ入力よりも稼ぎたいと思う人には、難易度が少し上がりますがテープ起こしの仕事がおすすめです。
専門的なスキルが必要なのはWEBデザイナーやシステムエンジニアなど
専門的なスキルが必要となるのが、WEBデザイナーやシステムエンジニア、イラストレーター、翻訳、在宅秘書、CADオペレーター、DTPデザイナー、パタンナーです。専門的なスキルが必要となる分、報酬は高くなる傾向があります。報酬はその人の実力にもよりますが、1件あたり数千円から数十万となります。
家でできる仕事③:ネットがあればできる
パソコンを使った仕事と同様に人気が高まっているのが、ネットを利用した仕事です。気軽に稼げるために人気ですが、嘘の情報に騙されてまったく稼げなかったという人もいます。そのため、インターネットに関する知識やノウハウは必須になります。
ネットオークションやアフィリエイトなど副業におすすめ
ネットを利用して家でできる仕事は、ネットオークションやアフィリエイト、せどり、アプリ作成、ネットショップ運営などです。本業ではなく、副業としてはじめる人が多いですね。ウェブ知識だけでなく、仕事内容によって商品選定やマーケティング、セールスのスキルも必要となります。
報酬は0円のときもあれば、成功している人は月に数百万円ほどと言われています。ネットを利用した副業で成功する人はほんの一握り。ほとんどの人は月に数千円ほどの報酬を得ています。労働時間で換算すると、他の仕事をした方がよさそうです。
この仕事で稼げるようになるには知識やノウハウが必須であり、「簡単に高収入」「誰でもできる」というような言葉を信じてはいけません。
家でできる仕事④:起業・投資系
自宅で起業したり、インターネットやパソコンを利用して投資をはじめる人も増えています。特に投資は、以前よりも気軽にはじめられるようになりました。
自宅を使って起業・カルチャー教室を開く
ここ数年で自宅で起業する人、カルチャー教室を開く人は増えました。特に女性に多く、スキルを活かした事業をはじめています。事業をはじめる場合は、経営に必要なことをすべて一人でこなす必要があるため、起業系のセミナーに通うなどして知識を身につけるべきでしょう。ただスキルがあるだけでは経営を続けることは難しく、集客やセールスなどのスキルも必須です。
以下のような事業、カルチャー教室を開く人が多いようです。
■料理やピアノなどの教室を開く
■自宅でサロンを開業
■各種セミナー講師
■各種コンサルタント・セラピスト
FXや株はハイリスク!知識や練習が必須
投資をはじめる場合、専門的知識やノウハウはもちろん必要ですが、まず損をするケースもあると知っておきましょう。損失の恐ろしさを考えずに投資をはじめる人は、意外と多いのです。専門的な知識やノウハウをしっかり身につけてから実践に移りましょう。
FXや株、先物取引、不動産、投資信託など、インターネットの普及によって以前よりも気軽にはじめられるようになりました。月に数万円稼いでいる人から、百万円単位で稼いでいる人まで幅広くいます。稼いでいる人は、総じて相当な時間をかけてノウハウを身につけた人であり、はじめたらすぐに稼げるわけではありません。
「家でできる仕事」の注意点とは
副収入を得るため、お小遣いを稼ぐためなど、さまざまな理由から家でできる仕事を探す人はたくさんいます。気軽にできる仕事ばかりですが、注意しなければならないこともあります。家でできる仕事をするときの注意点とは?
「内職商法」という詐欺には要注意!
「内職商法」という詐欺を知っているでしょうか?在宅ワークが人気になる前、主婦の内職が一般的だった時代から存在していた詐欺です。仕事に応募してきた人に対し、「仕事をはじめるために必要だから」と言って機材などを購入させたり資格を取得させ、費用を請求するというものです。費用を払ったとしても、回されてくる仕事は低単価のものばかりで、支払った費用も回収できないのです。
仕事をはじめる際になんらかの形で費用を請求してくる業者には注意してください。もしも高額な道具などを購入してしまった場合は、ただちにクーリングオフの手続きを取ってください。
報酬をめぐるトラブルも増えている
家でできる仕事をしている人の間で最近増えているトラブルが、報酬をめぐるものです。
個人的に仕事をする場合は、トラブルにも対応しなければなりません。
報酬をめぐるトラブルとして多いのは、「報酬の低さ」です。最初の仕事の依頼を行う場合、依頼主は仕事を受ける側の実力を知らないため、報酬を低く設定します。取引を重ねるうち、実力に応じて報酬を引き上げるケースが一般的です。
しかし、依頼主が納得できるようなクオリティに達していないために何度も修正を指示され、完成するまで報酬が支払われない、支払われたとしても報酬が低い、というようなトラブルが起きているのが現状です。
このようなトラブルを招かないためにも、依頼を受ける前に報酬についてはしっかり確認しておくべきでしょう。
家でできる仕事は特技や適性をよく考えて選ぼう!甘い話には乗らないよう注意する
家でできる仕事は簡単なものからスキルが必要なものまでさまざまです。専門的なスキルが必要になるほど、仕事の難易度が上がれば上がるほど報酬は高くなります。自身の特技や適性を考慮した上で、仕事を決めるといいでしょう。
家でできる仕事を探している人を狙った詐欺も横行しています。家でできる仕事を探すとき、はじめようか考えているときは、「簡単な仕事で高収入!」などの甘い話には乗らないように注意してください。
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