退職の挨拶を朝礼でする時に気をつけたい3ポイント
職場の朝礼での退職挨拶ポイント①:非常識な態度はNG!
退職の挨拶を朝礼でする時のポイント①ではまず、非常識な態度はNGだという点はしっかりとおさえておきましょう。会社の朝礼で退職の挨拶をする際、非常識な態度は絶対に避けるべきです。
もう辞める会社だから、と気を抜かずに、最後まできちんとした態度で乗り切ってください。“非常識な態度”がピンと来ない人は、ここでしっかりと確認しておきましょう。
退職の挨拶を朝礼でするとき、原稿を読みながらの挨拶は×
退職の挨拶を朝礼でするとき、原稿を読みながらの挨拶は絶対にNGです。非常識な態度として次のような具体例がありました。
先日、同僚が朝礼時に退職の挨拶をしました。その時、原稿を見ながら挨拶!
内容は常識的で問題はないのですが、最後なのですから皆の顔をしっかり見て挨拶して欲しかったです。
話す時は職場の人の顔をしっかり見て話そう
話すときはできるだけ、目線を上げ、聞いている人の顔を見るようにしましょう。今までの感謝の気持ちを述べる場なのですから、相手に向かって挨拶しなければ意味がありませんよ。
職場の朝礼での退職挨拶ポイント②:気持ちを込めすぎない
次の、退職の挨拶を朝礼でする時のポイントに関しては”気持ち”。
長く勤めていたり、仲の良い職場だったりすると、どうしても思い入れが強くなり、感情的になってしまいますよね。もちろん、ある程度気持ちを込めて挨拶する必要はありますが、感情的になりすぎるのは避けた方がいいでしょう。
湿っぽくなると、その日の仕事に身が入らないので注意
退職する理由にもよるかもしれませんが、退職の挨拶の際、寂しく、悲しい思いが強く、感極まって涙してしまうなんて人もいなくはないでしょう。
しかし、朝礼でこのような湿っぽい雰囲気になると、これから業務を始めるのに職場の空気が重くなったり、仕事に身が入らなかったり、社員のモチベーションを下げてしまう恐れがあります。
お礼と合わせて、今後の展望を明るく述べよう
できるだけ、感情を抑え、去ることの悲しみより、お世話になったお礼と今後の希望や展望を述べて明るい内容にすることが大切です。もちろん、寂しい気持ち・悲しい気持ちもあるかもしれませんが、明るく前向きな気持ちで挨拶するのがポイントですよ。
職場の朝礼での退職挨拶ポイント③:会社への不満は堪える
最後の退職の挨拶を朝礼でする時のポイントは、職場への不満は堪えるというもの。
退職理由が会社や職場の人間関係への不満だったとしても、ぐっと堪えて、その場でコメントすることは避けてください。今後のためにも円満に退職することが何より重要です。いなくなるからといって、変な置き土産はしないようにしましょう。
職場に対する不満は次の仕事への糧とするのが◎
退職の原因が、会社の労働条件や職場の人間関係に対する不平不満であったとして、退職の挨拶では言ってはいけません。そこにいるのは、これからもその職場で働き続ける人たちです。その人たちのモチベーションを下げるような言動は決してしないようにしましょう。
最後に思っていることを吐き出してスッキリしたい!と思う気持ちもわからなくはありませんが、ここで愚痴をこぼしたところで誰も得をしませんよ。去りゆく人の言葉に反省することもないでしょう。
それよりも、次はこのようなことがないように、会社選びや自分の勤務態度を見直す上での糧とした方がよっぽど有意です。
退職挨拶を朝礼でする時は、態度に注意しながら職場の人たちへ簡潔に感謝を述べるのがポイント!
退職の挨拶を朝礼でする時は、態度に気を付け、職場の人たちに感謝の気持ちを簡潔に述べましょう。退職の挨拶をする際、「これまでの不満をぶちまけたい」と思うことがあるかもしれません。しかし、「飛ぶ鳥、跡を濁さず」ということわざにもある通り、やはり円満退社が何より大事なのです。
あえて危ない橋を渡らずに、3つのタブーに気をつけて、朝礼で気持ち良く退職の挨拶ができるようにしましょう。今回のポイントをおさえて、新たなスタートを切ってくださいね。
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