仕事でお客様に退職の報告をする時の3つの方法の比較まとめ

2016年11月25日2020年3月31日退職

退職の挨拶をしておくメリット

引き継ぎ業務の一環である事は言うまでもありません。お客様への退職の挨拶をしておくメリットはいくつもありますので、覚えておきましょう。

社会人の方で、前職で何かしらのつながりがあった人と良い関係が継続しているという人は沢山います。もしかしたら仕事を紹介してもらえるかもしれません。あるいはプライベートでも友好的な関係が築けるかもしれません。

人と人とのつながりは、どこで何があるか解らないものですから、円満な状態で終わらせておくに越した事はありません。覚えておきましょう。

メールで退職の報告をする場合

お客様には担当者変更による後任の挨拶という事でお伝えするのがスムーズな方法として知られています。

あまり退職日ギリギリになってしまうと、結果的にお客様を不安にさせてしまう事になりかねませんので、できるだけ早い段階で伝える事を心がけましょう。

メールでもしっかりと感謝の気持ちを伝える事が重要

メールで報告をする場合は、どうしても気持ちがこもってないと受け取られてしまう場合が良くあります。

そうした事を防ぐ為には、自分なりの言葉でしっかりとお礼の気持ちを伝える必要があります。自分が担当になった当時の話を添えたりするのも良いでしょう。そうする事によって、お客様の企業に対しての信頼は継続します。

メールで報告をする際はあくまでも「業務連絡」のようにならない事を心がけましょう。後任者の紹介をする際には、お客様に安心してもらう意味も含めて「私よりも頼りになる人材です」などの一言を添えましょう。

電話で退職の報告をする場合

担当しているお客様が多い場合には電話で退職の報告をするのは大変かもしれません。ですが、メールでの報告に比べてしっかりと伝達できるのが電話の良い部分でもあります。

担当者が変わるという事は、お客様にとっては多少なりとも不安が生じるという事です。それを緩和する為にも、電話で直接報告をするというのは効果的だという事を覚えておきましょう。

電話の場合は、後任の担当からは後ほど連絡させる

電話の場合でも後任の担当者を紹介するのは一緒です。しかし、電話する際に後任の担当者を横に待機させておく訳にもいかないでしょう。

お客様に対しては後任の担当者の名前を告げ、後程その担当者から連絡をさせる旨を伝えるのが良いでしょう。その際には、お客様の情報や特徴を後任の担当者にしっかりと伝える事をお忘れなく。

お客様の所に直接出向く場合

お客様がに安心して企業やサービスを継続して利用していただくという面では、やはり直接ご挨拶に出向くのが一番です。

顔を見せるという事はやはり気持ちが伝わるという事でもあります。後任者を同行させるのが理想的ですが、スケジュールの調整がつかない場合は一人でも構いません。今後の流れ等をしっかりと目の前で伝えましょう。

お茶菓子などを持参し、簡潔にスッキリと

直接お客様の所に出向いての挨拶の場合は、当然ながら時間もかかります。担当しているお客様が多い場合は、スケジュール調整が難しい場合もあるでしょう。そんな事も考えると、できるだけ早い段階で済ませておくのが良いですね。

退職のご挨拶に行く場合は、簡単なお菓子などを持参するのが良いでしょう。仕事の打ち合わせでは無いので、簡単な挨拶と後任の紹介が済んだら長居は無用です。

お客様に退職の報告する方法のまとめ

いかがでしょうか。退職の挨拶をするのは気まずいかもしれません。ですがお世話になった会社とお客様の事を考えれば、きちんと引き継ぎをしてから去るのが社会人としての常識です。

円満な関係で終わらせておけば、その後も何かしらメリットのある話が舞い込んでくる可能性もあります。世の中で大切なのは「人と人とのつながり」だという事を覚えておきましょう。