契約社員・準社員でもボーナスを貰える3つのケース
ボーナス(賞与)のことに関してしっかり理解しよう
契約社員の方が、ボーナスを貰えるか、貰えないかに関しては、まずは、このボーナスの事に理解を深めることで、わかることではありますので、ここで、今一度、ボーナスのことに関して紹介していきますので、しっかりおさえておきましょう。
企業にとってボーナス支給は義務ではない
労働基準法でボーナスというものを考えると、ボーナスも賃金です。ただ、ボーナスは月給のように義務付けられているものではありません。ボーナスは月給のように雇い主が労働者に必ず支払わなければならないものではなく、ボーナスの支給や金額を具体的に定めていなければ、雇い主には支給の義務はありません。ボーナスを支給するかどうかは雇い主が自由に決められます。
上記のように、ボーナスには義務が生じていません。月々支払われる給与には、労働基準法で、最低賃金など、労働に対しての対価としてお金を支払うという法律上の規定がありますが、賞与に関しての法律はありません。
ボーナス(賞与)を就業規則で規定していると支給義務が生じる
ボーナスが義務になるのは、就業規則で支払いが定められている場合です。就業規則は労働条件となり、簡単に言うと労働者への約束のようなものです。就業規則でボーナスの支払いが定められている場合は、企業は労働者へボーナスの支払いを約束している、とみなす事ができます。
契約社員や準社員がボーナス(賞与)を貰えるケース
契約社員・準社員の賞与①:契約内容によっては貰える
契約社員・準社員へのボーナスの支給については、企業ごとに契約内容が違うため一概には言えません。特別な業績を残した場合だけボーナスが支給される場合や、ボーナスはない代わりに残業なし、または他の月に上乗せなど、契約社員・準社員の契約内容についてボーナスの支給内容は異なるようです。
契約社員・準社員の賞与②:勤め先と交渉すると貰える場合あり
契約社員や準社員であっても、数年にわたって働いているのなら契約先の企業と交渉してボーナスをもらえる契約にするという手もあります。準社員の場合、給料がなかなか上がりにくいという点もありますので、ボーナスに関しての交渉も難しいかもしれませんが、長く働いているのなら1度交渉してみてもいいでしょう。
契約社員・準社員の賞与③:ただし正社員と比べると少ない
契約社員や準社員の人にもボーナスが出る企業もあります。ただ、正社員の人がもらう額と比べたら少ないという声もあるようです。準社員でも正社員と同じ時間働いて、結果も出してるとなると、ボーナス額が少ないとがっかりしますよね。
ボーナスを貰える可能性は十分あるが条件が悪くなる覚悟が必要
ボーナスについて見てきましたが、会社や契約条件によって変わるので、一概に契約社員・準社員のボーナスはこうだと言い切ることはできません。ただボーナスを貰うことはできても、正社員より条件面で劣る可能性は十分にあります。同じだけ働いて差がつけられるのに抵抗を感じるならば、転職して正社員を目指してみるのもいいでしょう。
「就職Shop」は正社員経験がない人の転職成功実績が多く、直接取材した企業しか紹介しないので、ボーナス事情なども詳しく把握しています。気になる事があれば、色々聞いてみてください。
契約社員・準社員のボーナス(賞与)支給は契約次第だが交渉するという手段もある
今回は、契約社員や準社員もボーナス(賞与)は支給されるのか、について見てきました。 賞与というのは、基本的な考え方として、会社の業績が良い場合に、従業員にその利益を還元することで、従業員のモチベーションを保つためのものです。そもそもボーナスは準社員や正社員に関わらず必ず支給されるものではないということを覚えておきましょう。
また、これらの記事からも見てわかるように、契約社員については、もしボーナスが出たとしても、正社員と比べると遥かに少ない額であることが分かりましたね。現在のビジネスシーンでは、ボーナス自体がない会社も多いので、ボーナスが支給された場合には、有難くもらうようにしましょう。
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