法事の会食では常識!上座・下座の席順マナー
法事の会食では上座に僧侶が座りその隣は施主
法事の会食での席順の決まりとポイントについて紹介します。
まず、法事の会食では、最上席・上座は僧侶に座ってもらいます。上座とは仏壇に最も近い場所です。
施主は僧侶をもてなす役割があるので、僧侶の隣に座ります。
ただ、施主も下座に座るという地域もあるので、注意してください。
僧侶の次の席からの席順は、披露宴と同じ
僧侶の次の席からは親族以外の参列者が座り、施主以外の親族は末席に座ります。
親族の順番は、故人から遠い人から上座側に座り、故人に最も近しい人が下座に座ります。
これは、披露宴の席順と一緒なので、披露宴の席順を参考にするとよいでしょう。
親族以外の参列者の席順に決まりはない
法事の会食での席順については、親族は上記のように下座に座ります。
親族以外の参列者については、各自適当に座ってもらいましょう。
施主があらかじめ席順を決めるときには、年長順や、同級生、会社関係、隣家関係など参列者のグループを考慮して決めます。会食中、会話などがほどよく弾み、会食全体が和やかな雰囲気で進むように席順を考えましょう。
法事の会食の席順で迷ったら詳しい人に相談する
法事の会食の席順に迷ったときには、詳しい親族や隣家さんに相談しましょう。
法事の会食では、お酒が入ることが多いですので、不測の事態が起きないよう法事の会食の席で、犬猿の仲同士を隣に配置しないように気をつけましょう。
法事の会食に僧侶がいないとき、親族以外は自由に座ってよい
法事の会食に僧侶がいないことも、最近では増えています。
このような会食の席では、親族が下座に座る以外は、各自好きな場所に座ってもらいましょう。
施主は全体の進行役をつとめなければならないので、親族のうち最も上座寄りに座ります。こうすると、大体、会食の席の真ん中寄りに座ることができるので、会食の席全体に意識を向けやすいです。
上座下座を意識させないようにテーブルや料理を配置する
また、「本日の席順は自由です」としてしまうと、上座に座ることを遠慮するものです。上座下座を意識させないよう、テーブルや料理を配置するのも一つの手です。
法事の会食の席順を決めるときには、マナーや作法だけを意識するのではなく、故人に親しかった方が集まってくれたのですから、会食が誰にとっても楽しく和やかなものになるようにということを心にとめて席順を決めましょう。
法事の会食での席順は、上座に僧侶が座り下座に親族が座る
以上が、法事の会食での席順の決まりについてです。
法事の会食の席順を決めるときは、僧侶を最上席にすることと施主以外の親族が下座に座ること以外、特に決まりはありません。
また、最近では、法事の会食の参列者も、故人とごく身近な人に限定されることが多いです。その場合には、堅苦しくマナーや作法を守るよりも、会食中の会話が弾むような席順にするのがおすすめです。
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