勤続25年のサラリーマンの退職金の一般的な相場

2016年11月29日サラリーマン, 退職金

勤続25年のサラリーマンの退職金の一般的な相場①:545万5千円

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勤続25年で、月給が約38万5千円のサラリーマンが退職した場合の退職金の一般的な相場は、自己都合退職のときで約545万5千円、会社都合退職のときで約624万9千円です。この金額は退職一時金のみの額です。大卒で就職したとしても、勤続25年ではまだ定年退職には間があります。

会社都合の退職の時は一般的に67%割り増しになる

リストラや希望退職など、会社都合退職で退職する場合の退職金には一般的に割り増し分をプラスするなどの優遇措置をとる会社が多いです。一方、勤続25年で自己都合退職の場合は、本人の都合による会社なので、会社都合退職よりも退職金は少なくなります。ちなみに退職金の計算方法は、1月分の基本給×勤続年数×給付率で求めることができます。勤続25年で、給付率は会社都合退職では67%、自己都合退職では58%としている会社が多いです。

勤続25年のサラリーマンの退職金の一般的な相場②:1,538万円

次に、勤続25年のサラリーマンの退職金について、学歴別に紹介します。大卒のサラリーマンが勤続25年で退職したときの退職金の一般的な相場は、約1,538万円です。月給でいうと、約25か月分に相当します。

退職一時金と退職年金現価額を合わせた額なら1,100万円から1,589万円ほど

1,538万円という金額は、退職一時金と退職年金現価額を合わせた退職金総額なので、退職一時金のみだとこの額よりも少なくなります。また、同じ勤続25年で大卒のサラリーマンでも、一般職と総合職では退職金の相場は異なります。一般職の場合、勤続25年での退職金の一般的な相場は、約1,100万円で月給の29か月分、総合職の場合は、約1,589万円で月給の26か月分となります。一般職には女性が多いので、この一般職と総合職の退職金の違いが、男女の退職金の差に反映されている場合が多いです。

勤続25年のサラリーマンの退職金の一般的な相場③:1,084万円

次に高校卒の退職金の一般的な相場を紹介します。高校卒で事務・技術職のサラリーマンが勤続25年で退職したときの退職金の一般的な相場は、約1,084万円です。これは月給の28ヶ月分に相当します。また、一般職の退職金の一般的な相場は約1,017万円で月給の29か月分、総合職の退職金の一般的な相場は約1,146万円で月給の29か月分となります。

高卒の場合は若干少なくなる

高校卒でも現業職では退職金の一般的な相場が異なります。現業職とは、工場などの生産現場で働いている社員のことです。高校卒で現業職のサラリーマンが勤続25年で退職したときの退職金の一般的な相場は、約1,005万円です。これは月給の28か月分に相当します。現業職の退職金の相場は事務・技術職の退職金の一般的相場よりも若干少なくなります。

大卒・高卒の差や職業に差はあるものの勤続25年での一般的な退職金は1,538万円前後

以上が、勤続25年の退職金の相場です。ただ、退職金は会社の経営状況や退職理由によって大幅に変わりますので、上記の金額はあくまで参考程度にとどめてください。大卒で入っているのか、高卒で入っているのか。一般職か総合職。はたまた退職自体が自己都合なのか会社都合なのかで1,000万ほど幅があるので、ご自分の退職金がいくらになるかについては会社で確認しましょう。

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2016年11月29日転職

Posted by BiZPARK