出張手当や日当の相場はどれぐらいなのか!知っておきたいお金のこと
出張手当にはどんな種類があるか
会社の都合で社員が出張に行くときに、会社から支給されるのが出張手当や日当です。その金額や内容は会社によって違いますが、一般的に出張手当として支給されるのは「交通費」「宿泊費」「出張日当」の三つで、日当はその三つとは別に支給されます。
「出張日当」とは何か
出張日当は「宿泊日当」とも呼ばれ、基本的に出張で宿泊した際に発生します。家を離れて地方で宿泊すれば、どうしても飲食費などが余計にかかるので、それを補てんする目的で日当として支給されるのです。ただし会社によって日帰りでも出張日当が出ることがありますので、運用ルールはしっかりチェックして貰い損をなくしておきましょう。
出張手当や日当は法律で支給は定められていない
出張手当や日当に関しては、法律でのルールが決まっていないため、会社ごとの裁量に任されます。交通費はもちろん、会社側に領収書の亭主を求められたものは基本的に経費になりますが、宿泊費の上限や出張手当、そして日当は会社により相場がバラバラです。
宿泊費と出張日当の相場
現在の出張手当や日当の相場は、交通費は別請求で、宿泊費は実費で五千円から一万円が一般的な相場といえます。その範囲内に抑えるのが支給の条件である場合が多く、宿泊日当の相場は二千円から五千円が出張手当と別につく、というケースが多くなっています。ちなみに、宿泊費の相場で大きな幅が出ているのは、地方都市のホテル代と東京都内のホテル代で経費が違ってくるからです。会社によっては、都内出張はいくら、地方都市はいくら、と相場や上限があらかじめ決まっている場合があるので、しっかりとチェックしておきましょう。
経営者の出張手当や日当
出張手当や日当は法律で定められておらず、会社ごとのルールによって決まっていますのは分かりました。そこで、経営者は労働者と同じ扱いなのかという点ですが、出張手当を自由に決められる場合は、例えば東京大阪間の一泊二日の出張で、交通費はグリーン車で往復分を請求。そして、宿泊費は一泊二万円までで宿泊日当も一日二万円まで、といった感じで、一回の出張で給料とは別に会社に八万円出張費を請求できるようなケースが存在するので、別物だと考えた方が良いでしょう。
出張手当で得たお金には税金がかからない
基本的に、出張手当はあまりに高額な場合を除くと、給与と見なされず税金はかかりません。なので、一回の出張で得られる税金がかからない所得は収入面で重要な役割をはたしているといえます。ただし、あくまで「常識的な範囲」になっている場合に限るので、会社にしっかりと確認しておきましょう。
出張手当や日当の相場はどれぐらいなのか!知っておきたいお金のことまとめ
出張手当には交通費、宿泊費、出張日当(宿泊日当)と大きく分けて三つありますが、法律でいくらまでなどのルールが決まっているわけではありません。出張だからと、日帰りでも出張手当が出る会社もがあれば、出張手当や日当は一切なしという会社もあります。また、社会的な相場とあまりにもかけ離れていたとしても、それは会社が決めた運用ルールなので従う必要があるのです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません