転勤の挨拶を年賀状で行う際のポイント
年末に転勤した場合のみ年賀状でまとめて挨拶しても良い
転勤の挨拶を年賀状と一緒にしようと考える人も多いですが、その場合は時期に注意してください。例えば、年明けから少しして転勤した場合、年賀状を出すのはだいぶ先です。転勤の挨拶も先延ばしになってしまいますよね。
転勤の挨拶を年賀状とまとめて行うなら、年末に転勤があった場合のみにしましょう。転勤して何ヶ月も経った後に年賀状で転勤の挨拶をするのは印象を悪くするだけです。
ただし年賀状のやり取りのみの知人にはいつ転勤しても年賀状での挨拶で問題ない
しかし、ビジネスとは関係なく、年賀状のやり取りだけで何年も会っていない知人になら、転勤から数か月経っていても転勤の報告を年賀状でしても問題ありません。ビジネス上の付き合いではない、久しく会っていない知人にわざわざ転勤したとはがきで報告する必要はないためです。
近況報告として、年賀状で新年の挨拶とともに転勤の挨拶をしましょう。
ビジネスで付き合いのある人への転勤の挨拶を兼ねた年賀状の書き方とは
転勤の挨拶を兼ねる年賀状なら「この度転勤いたしました」などと、簡単に年賀はがき書いておくだけでも大丈夫です。しかし、会社関係の取引先などに送る年賀状の場合は、もっと細かく転勤の情報を入れる必要があります。
会社から送るような異動年賀状の場合は赴任先や後任、前任の担当者について書き加えても良いでしょう。
情報を詰めすぎず読みやすい文面を意識する
年賀状で転勤の挨拶をする際、たくさんの情報を盛り込もうとして、文面が読みにくい仕上がりになっては印象が良くありません。誰が読んでも明確でわかりやすい文章を考えて、転勤を伝えるための挨拶としての年賀状を仕上げましょう。
ビジネスにおいては「賀正」「迎春」ではなく「謹賀新年」を使う
年賀状を書く際に注意したいのは、ビジネス上の相手に送る年賀状には「賀正」「賀春」「迎春」などの漢字2文字の言葉を書かない点です。これらは目上の人から目下の人宛てに使われる表現ですから、ビジネスにはふさわしくありません。
ビジネスで付き合いのある人に年賀状を送るなら「謹賀新年」が便利です。
「枯れる」「衰える」などの忌み言葉はNG!
忌み言葉である「枯れる」「衰える」「破れる」「失う」「倒れる」「滅びる」などは使ってはいけません。他の表現に使う場合でも、年賀状でこれらの漢字を使うのはNGです。
転勤の挨拶を兼ねた年賀状の書き方は例文を参考にするのも◎
年賀状に文面を考える時に、転勤の挨拶を含んだ文章にしたいと思ったら、例文を参考にしましょう。例文を丸写しするとオリジナリティに欠けますから、少しアレンジして個性を出しましょう。転勤の挨拶を兼ねた年賀状は簡単に作成できます。
相手とのつながりを守るためにも年賀状は重要
転勤族の場合は、出す年賀状の枚数が転勤の度に増えます。それも仕事の一部だと思って頑張って出しましょう。年賀状は挨拶に行く代わりとして、一年の最初に出す大事なものです。年賀状を出す相手がたくさんいるのは、とても光栄なことだと思いましょう。転勤族は人とのつながりが大切になってきますので、年賀状での挨拶がとても重要です。
年賀状で転勤の挨拶をする際に使えるフレーズ
年賀状で転勤の挨拶をする際は、以下のようなフレーズがオススメです。
・▲△月に××営業所勤務となり、下記住所に転居いたしました。お近くにお越しの際はぜひご連絡ください。
・昨年末は送別会を開いていただきありがとうございました。下記住所に転居しようやく落ち着いてきたところです。
転勤の挨拶を年賀状で行う場合は書き方をおさえて読みやすい文面を心がける
転勤の挨拶を年賀状で行う際のポイントについてまとめました。
転勤の挨拶を年賀状ですることで、また次の年も年賀状を贈ることになります。そして、また次の転勤の時には、さらにお世話になった人も増えていて、どんどん人とのつながりが増えていきます。転勤族は転勤をすることで出世につながるので、このような付き合いはとても大切なのです。年賀状が増えていくことを光栄に思ってしっかりと挨拶をしましょう。
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