【生徒へ向けたメッセージ】卒業式で贈る言葉【参考にできる例文あり】
卒業式に贈る言葉①「人生の厳しさを伝える」
まずは人生のきびしさを伝えるという例文からご紹介します。一見すると後ろ向きな贈る言葉のように思えますが、「人生にはいろいろな道がある」という、逆説的に前向きなメッセージでもあります。これから先、大きな壁に当たることもあるだろう彼らに、人生の厳しさを教えてあげましょう。
贈る言葉①例文
「これから先、君たちの進んでいく道が突然封鎖されることがあるかもしれません。でも、もしそうなってもそこで足を休めたりせず、負けずに進んでいって欲しい。人生は一本道ではありません。いくつもの道が用意されているのが人生です。どんな道を通っても、最終的にゴールすればいいのです。君たちにはそれができると信じています。自分だけの道を見つけていってください。」
卒業式に贈る言葉②「新たなスタートだと伝える」
すでに新しい人生はスタートしているんだということを伝える例文を見てみましょう。どうしても人は何かの区切りのたびに、油断したり安心したりして燃え尽きたりしてしまいがちですが、そうこうしている間に時間はどんどん過ぎていってしまいます。いつまでも走り続けていってほしいというメッセージです。
贈る言葉②例文
「受験に合格した人、就職先が決まった人。進路はそれぞれだけど、それはゴールではありません。4月になれば厭でも思い知らされますが、新たな生活へのスタートなのです。 確かに、卒業式が終わり、明日になれば今までの生活が終わります。今の皆は、達成感とかさみしさとか、そういった気持ちでいっぱいかもしれない。 けど、はっきり言って人生はここからです。ありきたりな言葉だし、胸に来るものはないかもしれないけど、これは真実です。 悔いのない人生なんてないと思うけど、ここから頑張らなかった人は皆後悔します。 だから、頑張ってください。頑張ったからと言って幸せになれる保証はないけど、頑張らなかったら幸せになれません。 自分に厳しく、他人に優しい。そんな大人に、なってください。」
卒業式に贈る言葉③「夢見ることの大切さを伝える」
近年、夢を見なくなっている人が増えていると言われています。こんな時代だからこそ、また改めて夢を見ることの大切さを伝えると良いでしょう。もっと希望に満ちた日々を生きれるよう、もっと人生を楽しいと思えるよう、その背中を押してあげることも先生としての責務です。
贈る言葉③例文
「今の社会には夢を見るのが恥ずかしいことだという風潮があります。でも先生はそうは思いません。馬鹿にされても夢をみたから人は飛行機に乗れるようになったり、洋服を着るようになったり電車に乗れるようになったりしました。誰かが夢をみて、馬鹿にされても必至に頑張ったから、今があるのです。夢は必ず叶うとは言いませんが、夢を見るのは悪ではありません。叶えるためにあなたがする努力は、たとえ叶わなくてもいつか必ず役に立ちます。是非大きな夢を抱いて、その夢に向かう日々を過ごしていってください。」
卒業式に贈る言葉は「ありのまま」の想いを伝えることができたらベスト!
卒業式に生徒たちに贈る言葉は、あなたの彼らへの想いをまっすぐに伝えることが重要です。ここで挙げたのは、あくまでも贈る言葉の「雛形」です。これらの例文をそのまま使うのはおすすめしませんが、自分なりにアレンジして、是非素敵な卒業式の贈る言葉を作り出してみてください。
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