転職の面接では「弊社」と言う?在職中である会社の呼び方
面接で「弊社」と呼んでいいのか悩む人は多い
転職の面接の時、在職中の会社のことを「弊社」と言ってしまって良いのか悩む人は多いですよね。悩みながら転職の面接に行っても、良い結果は出ないでしょう。なので、会社のことを「弊社」と呼んでいいのか、ここで正解を知ってから転職の面接に臨むようにしてください。
面接官も「弊社」に違和感を感じている
お世話になりたい会社を前にして「 弊社」「当社」と呼ぶのも変な具合です。しかし、会社のことを「現在の勤務先では~」と言うのもまだるっこしいです。営業をしている方で、在職中の企業を「弊社」と言ってしまうこともあるでしょう。
例えば、
面接官:「今の職場では、どういったお仕事をされていますか?」
応募者:「弊社では○○の商材を取り扱っていますので、その商品販売のために新規顧客の開拓を担当しております。」
この回答には違和感があります。
まずは「弊社」という言葉にはどんな意味があるのかを把握しましょう。
「弊社」という言葉の意味とは
「弊社」とは、自社のことをへりくだって言う場合の呼び方です。取引先の会社に対してへりくだるのはOKですが、面接先の企業は現職企業の取引先ではないのですから、会社をへりくだって言う必要はありませんよね。なので、在職中とはいえ、転職の面接で「弊社」と言うのは間違いです。
「弊社」=至らぬ会社
弊社とは「粗末な会社」「ちっぽけな会社」「至らぬ会社」といった意味合いです。在職中の自社をへりくだって言う場合の呼び方です。日本の商習慣では、立場が同等以上の相手に対しては、自らを謙遜して述べる書簡・文書・コメントが常識となっているため、転職の面接においても会社を「弊社」と言ってしまいがちになってしまうのです。
個人として出席する面接には「弊社」はNG!
採用する側からすれば、「現在の勤務先」「今の現場」などが一番違和感がないです。短いところだと「現職」です。
「弊社」は、会社を代表する立場で発言するものですので、求職者が「弊社」と発言するものではないでしょう。履歴書に「弊社」「当社」「自社」と書かれる方がいますが違和感があります。「現職では~」が適切です。あくまで個人として答える方が良いです。
「弊社」や「当社」では、また前の会社の一員である事が強調されてしまいます。
「現職」「現在の勤務先」「今の現場」がベストでしょう。
転職の面接で在職中に「弊社」はNG!「今の職場」「現職」がベスト
転職の面接で「弊社」と呼ぶことについて見ていきましたが、いかがでしたか。
転職の面接では「弊社」はダメです。正解は「現在の勤務先」「今の現場」 「現職」です。
会社を言う時に混乱してしまった場合は、無理に難しい言葉を使わずに行きましょう。わかりやすい言い方をすればミスをせずに済むと思います。営業トークなどで「弊社」を普段から口にしている方は、転職の面接では会社の呼び方に気を付けてください。
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