英語の検定を受ける人が知っておきたい公的資格や国家資格

2016年12月20日資格

英語の資格①:TOEIC・TOEFL・IELTS

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まずは、代表的な英語の資格として挙げられるTOEIC・TOEFL・IELTSについて見ていきましょう。全国的にも知名度の高いこの3つの資格は、受験してみる価値があります。そこで気になるのが、3つの資格の違いですよね。

【TOEIC】

約150ヵ国で開催されている筆記試験であり、10~990点のスコアで評価されます。1つの国に偏らない世界共通の英語を用いた検定なので、高いスコアが取得できればグローバルに活用できるのが魅力です。

【TOEFL】

英語を使わない国の人が対象の資格です。TOEICに比べて試験時間が長く、パソコンでの試験となります。外国の学校への入学基準などとして見られるので、留学希望者は取得しておくと良いでしょう。

【IELTS】

16歳以上を対象とした試験であり、約140ヵ国で受験可能です。入学審査などでTOEFLの代わりに見られることも多いので、こちらも留学希望者は取得しておくべきといえます。

英語の資格②:日商ビジネス英語検定・工業英語能力検定

英語の検定には、民間団体や公益法人が主催の公的資格もいくつかあります。その中でも本ページでは、日商ビジネス英語検定・工業英語能力検定について見ていきましょう。それぞれ商業系・工業系と全く違う系統ですが、英語はビジネスにおいて幅広く使うものなので、関係ないのです。

【日商ビジネス英語検定】

商工会議所が主催する検定です。1~3級まであり、英語におけるビジネスコミュニケーションが重視されています。文書作成やメール、プレゼンテーションに関する英語問題も出るので、合格すれば仕事において高い評価を受けられるでしょう。

【工業英語能力検定】

略して工業英検と呼ばれています。最も低い4級では「工業英語の基礎的知識を身に付けているレベル」が求められ、最も高い1級では「工業英語において高い実力を有しており、実務上で工業英語を指導できるレベル」が必要です。

英語の資格③:通訳案内士

最後に、英語の中でも国家資格である通訳案内士をご紹介します。通訳案内士では、英語以外に中国語やロシア語などの9ヵ国語を取り扱っているのが特徴です。外国人に日本の観光地を案内する際に役立つ資格で、英語以外にも地理や歴史を覚えなければいけません。取得すれば、そのまま資格を活かして通訳案内士になれます。また、秘書などが取得しても役に立つでしょう。

それぞれの違いを把握して英語の公的資格や国家資格を取得しよう

以上、英語の資格をいくつかご紹介しました。TOEICなどの代表的なものから、日商ビジネス英語検定などの民間資格など、英語を扱う検定の種類は数多くあります。自分に必要なのはどの資格なのかを判断し、レベルに合った級を受けましょう。ビジネスにおいて活用される英語の資格は、取得しておくとそれなりの評価を得られます。他にも通訳案内士などの国家資格もあるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

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2016年12月20日ビジネス

Posted by BiZPARK